Habari gani ?の楽しみ方

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[写真は伊豆シャボテン公園にて]

 Habari gani ? とは スワヒリ語のあいさつです。Habari は News の事。gani は、どんなという意味です。Habari gani ? と聞かれた場合の返事は決まっています。Nzuri ! (Good !)。このブログは2006年10月のタンザニア旅行記を残そうと思って始めたものです。

 記事としては、旅行記が一番多く、次いで車に関する物、購入した書籍や商品に関する感想などとなっています。地域医療の問題にも、深く切り込んでいます。

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◯現在連載中のシリーズ記事

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅 2017年8月。ギリシャ、キクラデス諸島のフォレガンドロス島に滞在。断崖絶壁の上にあるホラの町。綺麗だけれど水が冷たいエーゲ海のビーチなど。 

新専門医情報 1年延期されて2018年度開始の新たな専門医の仕組みの混乱を受け、最新情報を収集中です。

私とパソコン
17歳で出会ったパソコン。昔の思い出を綴っています。(更新停止中)

◯連載終了したシリーズ記事

フィリピン、特にシアルガオ島の旅 8月は雨季のフィリピンにあって東部のシアルガオ島周辺だけは乾季。日本では殆ど知られていないこの島はサーファーの聖地。この国最大のマングローブ林やきれいな海が待っています。 

南アフリカ西ケープ州の旅 2015年7月 人生3度目のアフリカ旅行は南アフリカ。おまけの香港半日観光、定番のケープタウン周辺から足を伸ばしてアフリカ大陸最南端の岬や真冬のサファリを体験。

西オーストラリアMotorhomeの旅 2014年11月、西オーストラリア州をMotorhome(キャンピングカー)で旅行。ジョグラフ湾や森林地帯を中心に回ってきました。

スコットランドの写真を少々 2013年11月にスコットランド北部のハイランド地方を中心に、地域医療の現場を見てきました。合間などに撮影した写真を中心としたレポートです。

マレーシア、特にボルネオ島の旅 首都クアラルンプールに立ち寄ったあと、アジア有数の野生の楽園、ボルネオ島へ。

湊病院問題 静岡県南伊豆町にあった共立湊病院の下田市への移転・新病院建設にまつわる諸問題や不思議な出来事について分析しています。

2012年6月Thomas Jefferson University Hospital 研修記録 フィラデルフィアの風景+αではオフの活動を紹介しましたが、こちらの連載では、内科と家庭医療科の見学のレポートをお届けします。

2012年シンガポールJCIプラクティカム 2012年4月23日から27日にかけてシンガポールで開かれた Joint Commission International に関する国際セミナーのレポートです。

ビンタン島の旅 シンガポールから船で1時間。インドネシアが国を挙げてリゾート開発に取り組んでいるビンタン島北西部のリゾートエリア。それはそれで楽しいのですが、外の世界はもっと楽しい。

フィラデルフィアの風景+α
  海外研修で1ヶ月アメリカペンシルバニア州フィラデルフィアに滞在。週末など撮影したアメリカ東部の写真を紹介しています。

シンガポールの風景
セミナー参加で訪れたシンガポール。合間などに撮影した写真を紹介しています。

RCGP OHSU UH 訪問記録 平成23年10月下旬から約2週間で世界一周してきました。イギリスにおけるかかりつけ医制度の状況や、ポートランドの個人開業プライマリーケアクリニック、ハワイ大学でのシミュレーションセンター教育などを見てきました。

石垣島の旅再び
2011年9月、2年続けて石垣島の美しい海でのんびり。

女川町医療支援報告 平成23年3月11日の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町。3月31日から4月7日まで、地域医療振興協会の医療支援チームに参加しました。その後も5月、6月、7月と週末を利用して医療支援を行いました。

石垣島の旅 2010年9月、石垣島の美しい海でのんびり。

伊豆大島 一泊の旅 2010年2月13日から14日にかけて、伊東港から僅か30分の伊豆大島に出掛けました。

メキシカンカリブとニューヨークの旅 2009年10月 メキシコ合衆国のリゾート地カンクンを拠点にカリブ海で遊んできました。

オレゴン健康科学大学訪問記2008 5年ぶりに訪れたオレゴン州。今回は地域医療をささえる現場を視察してきました。

ハワイの旅 2008年9月オアフ島旅行記。アフリカが大好きな人間が、何故か真逆の日本人だらけの「海外」に行く事に…。

古い鉄道写真アルバム 昔撮影した鉄道写真を紹介しています。 へぼ写真も、ちょっと貴重な写真もあります。

沖縄の旅全15回。2008年2月の3連休の沖縄小旅行記です。

カンボジアの旅  全53回。2007年9月のアンコール遺跡、プノンペン、シハヌークビルの旅行記です。

タンザニアの旅 全30回 2006年9月のアフリカタンザニア旅行記です。セレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ保護区のサファリ、ザンジバル島を巡りました。

オレゴン健康科学大学(古い)訪問記 全20回 2003年12月に訪問したアメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市にある、OHSU 家庭医療学教室やクリニックの見学記録です。

2003年マラウイへの旅 アフリカの知られざる国マラウイの訪問記。

くるま履歴書 全14回 これまでに乗った車の履歴。その他の自動車ネタもこのカテゴリーに分類。

お勧めの飲食店 よく行くお店を紹介。偏っていますが。

ボリビアのロペス医師 全9回 2007年2月に研修にやってきたロペス医師の活動とボリビアの写真を紹介。

◯写真集
タンザニアの写真集(1) Safari ya Tanzania 野生動物やインド洋などベストショットの高画質写真集。
タンザニアの写真集(2)ブログ記事で使った写真を再編集。
スイスとミラノの写真集 スイス登山鉄道の旅。
タイ バンコク、サムイ島の写真集
マラウイ共和国 ブログ記事で使った写真を纏めました
日光の四季 日光の風景写真を集めてみました。記事では未公開だった写真もあります。
伊豆の風景 伊豆の海や花などの写真を集めました。

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2018年2月19日 (月)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅27 ポロニアの浜辺

2017年8月22日(火)

 16時過ぎまで Salakiniko Beachで過ごしました。当初はいくつかのビーチを巡ってみようかと思いましたがあまりその時間は無いようです。もう少し西に向かって移動してみます。

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 フィラコピ Φυλακωπή Filakopi という町にミノア文明の遺跡があるそうですが、特にその案内標識に気づくこともできず通り過ぎてしまい、気がつけばポロニア Πολλώνια Pollonia の町まで来てしまいました。

 港の近くに大きな駐車場があり、そこに車を停めて歩いてみることにしました。小さな港町で、対岸にあるキモロス Κίμωλος Kimolos 島に向かう船も出ています。(キモロス島には、今朝 Superjetで寄港しました。)

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 歩いているとやっぱり暑いので、手近なベーカリーに入って一休み。パンや菓子パンの他に、コーヒーやミルクなども注文して、店先のスペースでいただくことができます。お店のおばさんも気さくな人で、いろいろ会話がはずみます。

Img_2452 一息入れて元気回復。海側に並ぶシーフードレストランの間を抜けて、砂浜に出てみます。木造の大きなブランコが設置されており、娘はそこへまっしぐら。何故かブランコのすぐ近くにカップルが寝転がっているのですが、娘はそんなこと気にしませんし、カップルもそこから動こうとしません。まあ、ぶつかりそうに見えてぶつかりはしない距離だからいいか…。

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停泊している船は多いのですが、水はとても綺麗です。17時を過ぎていますがまだまだ泳いでいる人も、焼いている人もたくさんいます。まあ、たくさんいると言ってもたかが知れていますが。非常にのんびりとした雰囲気が漂っていて、大変居心地が良いところです。

 

 

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2018年2月15日 (木)

新専門医情報 2019年度に向けプログラム修正は4月末 募集開始は9月から

 2018年1月8日に日本専門医機構理事会が開かれました。関連記事が掲載されておりましたので、ご紹介します。

m3.com
3次募集は2月16日から、5都府県は全領域で“締め切り”
2019年度は9月1日から専攻医登録を予定
https://www.m3.com/news/iryoishin/585308

メディウォッチ
新専門医制度、現時点で医師偏在は助長されていない―日本専門医機構
http://www.medwatch.jp/?p=18852

 これまでの報道では三次登録という言葉は出ておらず、二次のあとは随時可というようなニュアンスだったと思いますが、今回の理事会の発表だと、
2月16日から三次登録開始し、3月5日に登録終了、3月15日に結果通知とのことです。(そのあとのことは記載がありませんが。)また、東京・神奈川・愛知・大阪・福岡の5都府県については、三次応募は行われないとのことです。(臨床検査などは全国で一次応募4名で東京でさえも2名でしたが、それも含めて5都府県では応募できないようです。)

 また次年度についての情報も出てきました。4月末までに研修プログラムの申請・変更を受け付けて、学会による一次審査、都道府県協議会での協議、機構による二次審査を経て、9月1日から専攻医募集開始との案です。

 5都府県の専攻医上限を決めた根拠となるデータについては、二次募集の採用結果がフィックスした時点で公表するとのこと。次年度に大きな制度改正を行うことは考えていないこと、なども書かれています。

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 新しい制度のもとでの研修が始まってから次年度のプログラムの締め切りまでが1ヶ月しかないので、プログラムの大きな変更は難しいのではという気がします。身分や待遇などの問題は、基幹施設から連携施設への循環が始まってみないと表面化してこない可能性があります。

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 専攻医の所属先をリアルタイムに把握するというのであれば、各プログラムでは所属する専攻医の勤務地について、リアルタイムに報告しなければならないということになります。で、出てきたデータをどう解釈するのか。例えばどこかの地方に3ヶ月だけ専攻医が行った、それで「医師偏在が解消された!!バンザイ。」ということにはならないですよね。

 そもそも「把握」は都道府県レベルまでの分布にとどまるのではないでしょうか。東京の専攻医が川を一つ渡って千葉県に行っただけで、医師偏在解消!バンザイという判断材料にされてしまう可能性がある一方、福岡県の地方都市の病院と、千葉県の東京都に近いところが連携している場合は、福岡から千葉に来るとそれは都市部から非都市部への偏在解消バンザイ!の動き、逆に千葉から福岡に行くと非都市部か都市部への偏在助長ケシカラン!の動きとして評価されると想像しますが、実態としては真逆と考えられるわけです。

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2018年2月14日 (水)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅26 白と青の世界・サラキニコビーチ

2017年8月22日(火)

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 プラカの町の中心部から山を下り、東に進路を取ります。ポロニア方面に向かう稜線上の幹線道路を4kmほど進みます。サラキニコ・ビーチ Σαρακίνικο Sarakiniko Beach の標識に従って左折して海岸の方へ下っていきます。道の両側にたくさんの車が停まっているので我々も適当に駐車。私と娘は車のかげに隠れて素早く水着に着替えます。

 道端には軽食やソフトドリンクを売る移動販売車も駐車して営業中。常設の売店やタベルナなどは無く、もちろん着替える場所やシャワーなども全くありません。

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 駐車したあたりはまだ少し茶色がかった土で、草なども生えていますが、海岸に近づくにつれ、チョークのような真っ白な岩肌が一面に広がります。青いエーゲ海とのコントラストが非常に美しいです。しかしゲレンデと同じで、照り返しで紫外線が半端ないのでは無いでしょうか。

 観光ガイドなどでは「月面のような」とか「地球の光景とは思えない」などとも書かれていますが、私は月を含め地球外に行ったことが無いので、月面のようかであるかはわかりません。少なくとも周りにいるのは地球人ばかりです^^;ので、宇宙にいるような気分はありません。

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 砂浜が無い岩のビーチの真ん中には細い入江が出来ていて、ここは波も無く穏やかです。水深が浅いため日差しで熱せられて水温も暖かく、水に入るのもつらくありません。ただ、残念ながら透明度は非常に低くて、何も見えません。(それでもシュノーケルをつけて泳いでいる人も見かけましたが。)先の方に行けば透明度も上がってくるのでしょうが、外海になるので当然波も高く、水温も下がってくると思われます。そんなわけで娘とふたり、浅瀬でのんびりおよぐことに。ここは泳ぐよりも光景を楽しむビーチですね。

 入江から外に向かって泳いでいくと、波が出てきて、透明度が上がり、それと引き換えに水温が下がってきます。やっぱりエーゲ海のビーチは水中が寒いのです。

 ビーチを取り巻く岩には横穴がたくさん作られています。洞窟探検をしてみると内部は縦横につながっていますので、人工的な穴であることがわかりますが、何の目的で掘られたのかよくわかりません。こちらのサイトの記載によるとサラキニコの地質は砂岩・軽石角礫岩・泥岩などで出来ていて、化石も多数見つかるそうです。

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2018年2月 9日 (金)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅25 プラカの町で小休止

2017年8月22日(火)

Img_2422妻「暑いし、お茶しましょう。もう午後1時過ぎだし。どこかいいところ無いの。」
私「近くにプラカという町があるから、行ってみよう。」

 プラカ Πλάκα Plakaは小高い山頂に立つ Plaka Castle を取り巻く人口750人ほどの町です。山の斜面に出来た町なので道は狭く、駐車スペースが限られています。しかし運良く道の行き止まりのすぐ手前の駐車場に1台分だけ空きがあり、Pandaを滑り込ませる事ができました。

Img_2424 車をおりて少し歩いていくと、道の終点の突き当りにΠαλαιός Palaios というカフェがあったので入ってみることに。外は暑いのですが、日陰に入ると冷房無しでも急に過ごしやすいのがギリシャの夏です。

Img_2425 注文したものが届く間に、私は店の回りを散策して撮影。この街もなかなか可愛らしくて素敵なのですが、ホラと比較してしまうと平凡に見えてしまいます。山上の Castle、あそこまで行く元気は出そうにありません。

Img_2431 お店に戻ってみると、娘の機嫌がすっかり直っています。バニラアイスクリームを頼んだら、ご覧のようにワッフルコーンにてんこ盛り。

Img_2432  私はすっかりフルーツヨーグルトが気に入ってしまい、ここでも頼んでしまいました。

 日陰に入ってお腹を満たせば元気も出てきます。それでは、娘がお待ちかねのビーチに向かうことにしましょう。

 

 

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2018年2月 4日 (日)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅24 カタコンベとローマ劇場跡

2017年2月22日(火)

Img_2406  次に向かったのはカタコンベ Κατακόμβες Μήλου Catabombs of Milos です。カタコンベとは語源的には地下洞窟ですが、地下洞窟につくられたお墓のことです。このカタコンベは183mもの長さの地下通路が掘削され、291箇所のArcosolia(壁の窪み)に、2000以上のキリスト教徒の遺体が葬られているそうです。1世紀に作られ、初期のキリスト教信者がここで眠っていたそうです。

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 クリマの海岸から一旦坂を登り、左折して少し北に向かい、また坂を下っていくと、車道の行き止まりに駐車場が作られています。カタコンベへは駐車場の少し手前から階段を下っていきます。意外なほどどんどん下ります。帰りが大変そう。チケットブースでチケットを購入すると(大人4ユーロ)、中は狭く順番に案内しているので30分ぐらい待ちますとのこと。

 今日も良い天気で暑い。貴重な木陰を見つけて座って順番を待ちます。早く海に行きたい娘は不機嫌です。崖下を見るとどこかで見たような景色。先程と訪れたクリマの村が見えています。細い車道にびっしりと縦列駐車された車も確認できます。舟屋の家々は右側の山の向こう側になり見えませんが。

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 高台から見ると波穏やかで湖のように見えます。カルデラが沈降してできた島であることがよくわかります。大型のフェリーや貨物船も時々通っていきます。

 ようやく順番が来て洞窟の中に案内されました。ガイドの方が英語とギリシャ語で説明してくれます。内部は複数の通路が接続された複雑な構造をしていますので、迷子にならないように、ガイドさんのあとをついて回ります。

 Arcosoliaが僅かにライトアップされています。カメラのISO値を上げてフラッシュ無しで何とか撮影。次第に目は暗順応してはきますが、公式サイトのバーチャルツアーの方が内部がよくわかる気がします。大きなArcosoliumには大家族が葬られたそうです。 Ar初期のキリスト教遺跡として、ギリシャ唯一のカタコンベとして貴重なものです。キリスト教信者の方は、初期の頃の信者の苦難に思いを馳せているのかも知れません。

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 カタコンベのすぐ北隣には古代ローマ劇場跡があります。一旦階段を上がり、車道を少し左方向の進み、左手に別れる未舗装路を5分ほど歩いて行きます。途中、「SITE OF THE DISCOVERY OF VENUS OF MILOS」という看板があります。

 眼下に見えてきます。なかなか立派な円形劇場。遠くギリシャ・地中海の島までローマ帝国の勢力がのびていた証です。こんな山の中腹によく作ったものです。是非下までおりて間近で見ようと思ったら、娘が「疲れたから車に戻ろう。」とのこと。彼女にとって遺跡は全くテンションが上がらないようです。

 

 

 

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2018年2月 2日 (金)

新専門医情報 その他最近の関連記事

①2月1日付け M3.com
厚労省の「働き方改革の論点整理」に対案提示へ
地域医療を守る病院協議会、「緊急的な対策」は対応
https://www.m3.com/news/iryoishin/583639

5つの病院団体で組織する「地域医療を守る病院協議会」の2月1日の記者会見を伝える記事です。全国自治体病院協議会の邉見会長の発言として、地域偏在をなくす前に働き方改革を先にやると「アベコベミクス」になってしまう。専攻医の4.5人に1人が東京に集まってしまったとして、都道府県からおしかりを受けている、などとの記載があります。

②1月15日付けメディウォッチ
新専門医制度で医師偏在が助長されている可能性、3県では外科専攻医が1名のみ—全自病
http://www.medwatch.jp/?p=18221
 全国自治体病院協議会の邊見会長などの記者会見を伝える記事です。「今の専攻医が働き盛りになる10数年後には、大学病院でも外科手術ができないという都道府県が現れるかもしれない」と危惧し、地域偏在・診療科偏在が助長されているのではないかと訴えています。

③1月18日付け Biglobeニュース
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0118/jbp_180118_8220256997.html
新専門医制度、医療崩壊を招く驚きの新事実
 過激な書きぶりだなと思ったら…。

④1月25日付け メディウォッチ
医師不足地域で勤務した医師を「社会貢献医」として認定、2020年度の施行目指す―社保審・医療部会 第59回(2)
http://www.medwatch.jp/?p=18436
 医師の地域偏在を解消するためのインセンティブとして、1月24日に開催された社会保障審議会・医療部会で厚生労働省が示した、医療法・医師法改正案についての記事です。なお会議の配布資料は下記リンク先にあります。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192022.html

 「医師不足地域で一定期間勤務した医師」を厚生労働大臣が「認定社会貢献医」に認定する制度を2020年4月に創設するというもの。ただ、この貢献医のメリットがよく見えない状況です。

 また都道府県の体制強化では、2019年4月の施行で都道府県知事が大学医学部に対して「地元出身者枠」や「地域枠」を設けるよう要請できる権限を付与し、また都道府県に、医療計画の中で「医師確保計画」を規定することを義務付け、この中で医師確保の目標値などが設定されるようです。

 また2020年4月には、臨床研修病院の指定と、臨床研修病院ごとの研修医定員の設定権限を都道府県知事に付与するとのこと。(ただし各都道府県全体の定員は国で決定。)

 專門研修については、診療科ごとの必要医師数を国が都道府県に情報提供するとともに、国や都道府県が研修機会確保や地域医療の観点から日本専門医機構に意見を述べる仕組みを法定化するとのことです。

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新専門医情報 1月29日「今後の医師養成と地域医療に関する検討会」

 1月29日に厚生労働省の「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」が3ヶ月ぶりに開催されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192682.html

厚労省のサイトには検討会の配布資料が掲載されています。
今回の検討会では卒前卒後の一貫した医師養成についてが議題のトップでしたが、30日付けで掲載された、m3.comの下記記事によると、新専門医制度の状況についての議論が中心になった模様です。

●「5都府県シーリングのデータ公表」、松原・専門医機構副理事長
新専門医制度に関するデータ開示求める声、相次ぐ

 また1月30日付け メディウォッチにも記事が掲載されています。
新専門医制度、偏在対策の効果検証せよ―医師養成と地域医療検討会
http://www.medwatch.jp/?p=18621

今回の検討会において日本専門医機構から提出された資料は下記ですが、都市部への集中が抑制されたと記載されています。

専攻医の登録・採用状況
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000192671.pdf

しかし検討会では「都市部」と定義される5都府県(東京、神奈川、愛知、大阪、福岡)の定員シーリングの根拠となるデータの開示を求める意見が相次いだとのことです。機構の主張を裏付ける客観的データが公開されていない事に批判的な意見が出されたようです。

 奈良県知事の代理として出席した同県の医療政策部長からは、県が地域枠に相当なお金を投じているのだから、地方の専攻医数が横ばいであれば良いというわけにはいかず増加しているのかを議論しなくてはならないというような意見が出されました。都道府県協議会からの質問に対して、機構から回答が無いとの指摘もあったようです。

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新専門医情報 1月18日 日本専門医機構理事会記者会見関連

2018年1月19日に日本専門医機構の理事会が開催されました。

●「大都市集中、内科激減は間違い」、日本専門医機構
2018年度新専門医制度の専攻医数、8300人超の見通し
https://www.m3.com/news/iryoishin/581029

 二次募集登録者は569名だったそうです。予想より多かったですが、大勢に大きな影響を及ぼす数では無いと思います。「5都府県については、過去5年間の採用実績を超えて採用することはない。大都市圏への専攻医集中を増長しないことが担保できた」とのことです。二次募集までで決まらなかった専門研修希望者については、5都府県(東京、神奈川、愛知、大阪、福岡)において外科、産婦人科、病理、臨床検査、総合診療のみ応募可能となるそうです。

 内科が減少している、都市部に集中しているとの指摘に対しては分析が間違っていると反論。

 東京都へ集中しているように見えるのは、新専門医制度においては基幹施設の所在地であり、三師調査ではその時点の所在地であり、データのとり方が違うというような説明です。2014年の三師調査では東京都1117人であるが、新専門医制度で東京都の基幹施設に登録したのは1800人前後。実際には東京都以外の連携施設で研修しているケースもあるため、これだけではわからないとの意見です。
(東京都のプログラムで平均して1/3ぐらいの期間都外研修が組み込まれているのなら、納得できる説明ですが、そんなにありますかねえ?)

 内科についても、松原副理事長は「内科に専攻医が来なかったのは事実だが、内科は減っていない。総合診療専門医は183人の予定であり、そこに内科から流れ、相殺された可能性がある」と答えたとのことです。一方「確かに東京におけるマイナー科の専攻医が増えているのは事実」との認識も示しています。

 総じて、うまくいっている。医師の診療科・地域偏在を助長していないとの会見内容だったようです。でもきちんと評価するためのデータが必ずしも揃っていないのに、「問題無い」と言い切ってしまっていることに戸惑っています。
●新専門医制度、専門研修中の医師の勤務地を把握できる仕組みに―日本専門医機構
http://www.medwatch.jp/?p=18347

「1次登録・2次登録を併せた採用者数の見通しは、「内科」が2658人(1次登録での採用者数と比べ131人増)、「外科」が807人(同40人増)、「産婦人科」が442人(同32人増)、「総合診療」が183人(同30人増)、「病理」が113人(同12人増)など」

「日本専門医機構では、専攻医の「研修期間中の勤務地」をモニタリングする仕組みを設けることを、各領域の関係学会に求めています。その結果、地域偏在が助長されていることが明らかになった場合には、日本専門医機構や関係学会などが、偏在是正に乗り出すことになります。」とのこと。

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新専門医情報 1月上旬の関連記事

更新をサボってましたので、まとめて古い情報を載せます。
●京都50.8%増、東京50.0%増、専攻医の地域差は拡大
新専門医制度、1次登録採用数の結果を分析◆Vol.2
https://www.m3.com/news/iryoishin/578909

 前回の記事は領域ごとの過去データとの比較分析が中心でしたが、今回は都道府県ごとの分析が中心です。2014年の三師調査との比較で、京都府や東京都で50%以上の専攻医数の増加と指摘しています。一方、静岡、宮﨑、香川では30%以上の減少とのこと。
 全体での分析のほか、内科と外科の分析結果、地方ブロック別の分析なども掲載されています。
●日本専門医機構のウェブサイトに2018年1月13日付けで下記の情報が掲載されました。

総合診療領域「特任指導医講習会」の開催について
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/sougoui-kousyukai%20201802.pdf

 2月4日(日)と18日(日)の10-16時に東京で開催との事です。それだけの情報しか現時点ではありません。東京と言っても広いので、これでは遠方の方は宿泊の確保も難しいですが、対象の先生方は情報の更新にアンテナを張っておく必要があります。

 昨年は1泊2日で行われましたが、急に6時間だけに短縮されました。
●これの続報はなぜかお知らせには掲載されず、総合診療医のタブの特任指導医のページ内にいつの間にか掲載されていました。(日付は1月吉日と書かれています…)
http://www.japan-senmon-i.jp/comprehensive/list.html
 受講料は3万円に下げられています。今後も開催を予定しているとも書かれています。
 

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2018年1月30日 (火)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅23 フィアットパンダとクリマ

2017年8月22日(火)

 ミロス島のアダマス Αδάμας Adamas 港に到着しました。島の中の移動手段はレンタカーを予約してあります。港のところで係が名前のボードを掲げて待っているとのことでしたが…見当たりません。レンタカー事務所に電話をしてみると、来ているとの事でしたか、人も車も意外に多くてお互いにうまく探し出せないよう。手近のカフェの名前を告げて、そこまで来てもらうよう伝え、なんとか落ち合うことができました。

ミロス島の人口は4700人ほどであり、そんなにたくさんの人が住んでいるわけではありませんが、フォレガンドロス島と比べれば6倍以上です。港付近の賑わいは想像以上のものでした。

 今回車を借りた Milos Cars の事務所は海沿いに数百mほど東に進んだところにあります。まずは手続き。支払いは事前にクレジット決済してあり、免許証番号も伝えてありますので、国際免許の再確認程度ですぐに手続きは終了しました。

Img_2467  コンパクトクラスの車で1日のレンタル料金は75ユーロ。(事前決済による割引込み。)ギリシャでは日本車もよく走っていますが、どうせなら日本車以外に乗りたいと思い「できれば Fiat Panda で」とお願いしていたのですが、望みどおり Pandaが用意されていました。なお島の西側地域は道路が未整備のため、そちらを回りたいひとはオフロード4WD(スズキのサムライやビタラ=エスクードなど)を借りなければならないそうです。

 南アフリカ旅行以来2年ぶりの海外レンタカー、3年ぶりの左ハンドルのマニュアル車、ペンシルバニアのダッチカントリー訪問以来5年ぶりの右側通行の国での運転ですが、何の違和感も無く乗り出すことができました。コンパクトで四角いPandaはとても扱いやすいのです。ナビはついていませんが、最近は Google Mapsのナビの方が便利です。困るとすればスマホの置き場所ぐらい。

Img_2395  最初に訪れたのは、アダマスから少し北にあるクリマ Κλήμα Klima という小さな村。幹線道路からそれて、急坂の細道を下っていったところにあります。海岸近くの駐車場はレストランのお客さん用のもので、ゲスト以外は停めないように書かれています。公共駐車場は無いため、細い道路の片側に縦列駐車するしかありません。なんとか一台分のスペースを見つけて停めることができました。Pandaで良かった。

Img_2396  クリマは伝統的な小さな漁村で、長屋のような家の一階部分が舟屋になっています。京都府の日本海側の伊根町のような感じですね。白い建物に、青・赤・緑と色とりどりの舟屋の扉の色彩が美しいということで、人気があります。満潮近くのようで、家の前の通路部分までところどころ冠水しています。海藻が生えているのか、歩くとつるつると滑ります。海を隔てた向こう岸も同じミロス島の西側の外輪山です。

私「みんな、転ばないように気をつけて。」
妻「自分が一番危ないかもよ。」
娘「お父さん、ここで泳ぐの?」
私「いや、ここは建物を見に来ただけ。1階の部分が船の車庫になっているのが特徴的で、色彩もきれいでしょ。」
妻「へー。それで他に見どころは。」
私「え、特にありません。それだけ」
娘「泳げないなら、次に行こう。」

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2018年1月25日 (木)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅22 ミロス島への日帰り旅

2017年8月22日(火)

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 フォレガンドロス島での3回目の朝を迎えました。今朝はちょっと忙しいです。カラボスタシス港を9:30に出る高速船でミロス島 Milos Μίλος に向かうからです。Anemomilos Apartmentsの朝食は8:30からですが、路線バスで港に向かうとすると郵便局裏のバスターミナル発が8:40なので、朝食を食べることができません。事前にメールで相談をしておいた結果、他に送るお客さんがいたら一緒に乗っていいよという話でした。

 ホテル到着後にフロントでもう一度相談すると、「We'll do our best.」と言っていただきました。結局のところこの日同じ高速船で島を出るお客さんは他に居なかったのですが、私たち家族のためだけに特別に送迎車を出していただけました。

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 少し早めにレストランに行き、手早く朝食を済ませて9時に出発。15分ほどで港に到着です。19日に到着したときは夜だったので全体像がわかりませんでしたが、港に面して白亜の低い建物が並んでいる静かなところです。ヨットもたくさん停泊しています。

 

 少し遅れて9:29に Seajets社の Superjet号が入港してきました。19日夜に乗った Seajet2とほぼ同型のカタマラン(双胴船)で、最高速度38ノット(約70km/h)で定員は394名。イオス島を7:40に出て、この日はサントリーニ、フォレガンドロス、キモロス、ミロス、シフノス、セフィロスの各島を経由して14時にピレウスに到着するダイヤになっています。

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 カラボスタシス港を出るとフォレガンドロス島の北東岸に沿って進みます。天候も良く、波も穏やかで揺れの少ない快適な船旅です。45分ほどで一旦ミロス島 Μήλος Milos の北東にあるキモロス島Κι΄μολος Kimolos に立ち寄ります。その後ミロス島に向かいます。ミロス島はサントリーニ島(ティラ)と同様に火山のカルデラが沈降てできた馬蹄形の島で、主港があるアダマスの町はカルデラの内側、つまり馬蹄の内側に入り込んだ場所になり、波穏やかな天然の良港です。

 ミロス島はあのミロのヴィーナス(ギリシャだから本当はアフロディテというべきなのでしょうが)が出土した場所です。しかし当然ながらこの島に来てもミロのヴィーナスを見ることはできません。1820年に農夫によって発見されましたが、オスマン帝国の支配下にあったためトルコに没収。その後フランスに買い取られ、今はルーブル美術館にあります。

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2018年1月20日 (土)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅21 アガリ・ビーチ エーゲ海は冷たい

2017年8月21日(月)

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 ギリシャについて3日目。いよいよエーゲ海で泳ぎます。ホラのバスターミナルから11:30のバスでAgkali Αγκάλη アガリに向かいます。大型バスは通路までびっしりの満員です。アノメリア方面に向かう幹線道路を北上し、途中で左折して稜線から急なワインディングロードで西海岸へと下っていきます。Agkaliはフォレガンドロス島の西海岸が最もくびれた部分にあたります。唯一バスでアクセスできることもあり、この島で最も人気があるビーチなのです。バスは概ね1時間に1本出ています。(ビーチからの最終便は19:30発)

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 バス停から未舗装の道を歩いていくと数分で波打ち際へ。途中右手には何件かタベルナも有り、日陰で休憩したり食事もすることが可能です。

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 高台からビーチを俯瞰すると、透明度の高さがよくわかります。ビーチには全く日陰が無く、灼熱の太陽が燦々と降り注ぎ、周囲の山の乾燥具合もよくわかります。人気のビーチといっても、まあこの程度の混み具合です。幸せなことです。

 適当に荷物を置いて、いざエーゲ海へ。やっとこの暑さから逃れられるぞー、つ、水が冷たい!Anemomilos Apaermentsのプールと同じぐらい水温が低いのです。全身を水につけるのには、結構気合が要ります。魚はそこそこ泳いでいますが、サンゴ礁の海ではありませんから、熱帯魚のようにカラフルなやつはいません。

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 日焼け対策でフード付きの長袖ラッシュガードで完全防御の我が娘と妻。一方、回りの白人女性は開放的で、若い人のみならず中高年もかなり小さな水着を着ています。大きなお尻をTバックビキニで丸出しにしている姿は、見ている方が恥ずかしくなってしまいますが、回りを見回すとこんなに肌を隠しているうちの家族の方が明らかに異質であります。トップレスの人もたまにいるものですから(若い人とは限らない)、写ってしまわないように写真撮影時には気を遣いました。

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 3時間ほどビーチで過ごして14:45のバスでホラに戻ります。娘はこれからまたプールで泳ぐのだと張り切っています。

 

 

 

 

 

 

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2018年1月14日 (日)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅20 朝のカストロ

2017年8月21日(月)

Img_2354  家族より先に目が覚めたので、朝食前に一人で散歩に出かけることにしました。昨日は夕暮れであまりうまく撮影できなかったカストロ Castro Κάστρο をじっくり巡ってみることにします。

 1枚目の写真がカストロへの入り口です。この狭い「穴」が外と中をつなぐ唯一の通路になっています。ここを封鎖してしまえば中に攻め込まれないというところなのでしょうけれど、防災面を考えると結構怖いですね。

Img_2322 2枚目。入り口を入ってすぐの場所です。建物が非常に複雑な立体構造になっているのがわかります。右手の緑の階段の向こう側には、広場に面した店舗の裏側の通用口が並んでいます。秘密の脱出口を兼ねていたのでしょうか…。ちなみに突き当りの側は崖ですから脱出経路は無いはずです。

Img_2332  3枚目。カストロの内部は殆どが狭い路地で構成されていますが、3枚目の写真の場所だけは少し広くなっていて、真ん中に木が植えられて、暑い日中には憩いの場となっています。こういうところが実にうまいですね。

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 4枚目。つまりはただの2階建ての建物なのですが、2階に至るまでの階段の取り付け方は、このように非常にバリエーションに富んでいます。1階と2階の間に設けられた丸窓。建物の中から見るとどのような感じなのでしょうか。

Img_2341  5枚目。路地は壁で行き止まり。と思ったら壁には狭い穴が。入ってみると建物の向こう側の路地に通じていました。カストロの中の建物は、ひとつとして同じ構造のものは無いのでは。

Img_2351 6枚目。昨日夕方にも撮影した一番有名な場所です。夕方よりも朝の方が壁の白さが強調され、光と影のコントラストもくっきりして絵になります。

 ご覧の通りカストロは多数の小さな住居の集合体となっており、基本的に店舗はありません。

 朝の散策で行き会った住民はあまり多くありませんでしたが、高齢な方が多いようでした。昨今のユニバーサルデザインの真逆とも言える段差だらけのカストロは高齢者にとっては住みよい場所では無いと思いますが、そうは言っても長年住み慣れた場所からはなかなか離れられないでしょうね。

 

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2018年1月 8日 (月)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅19 ホラの宵

2017年8月20日(日)

P8200073_2  ホラΧωρά  Choraの町が本領を発揮するのは夕方から深夜までです。

 Pounda Squareの脇にある見晴らし台。夕陽に照らされて崖が赤く染まっています。素晴らしい眺めです。

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広場の反対側の店舗の中から広場側を撮影。まだこの時間はそんなに人は多くありません。 

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 店を通り抜けて裏口から出るとカストロ καστρο Castroと呼ばれるもっとも古い一角につながっています。カストロはその名の通り城壁のような構造で囲まれていて、出入り口は一箇所しかありません。(前述のように店舗の中を抜けていくことは可能ですが、裏口から入っていくのはちょっと勇気がいります。)狭い路地を挟んで両側に長屋のような住宅が立体的につながっています。(絵葉書などでよく使われている、場所です。)夕方はすでに日が差し込まないので、かなり薄暗くなっています。カストロの内側にはゲストハウスが一箇所あるものの、あとは基本的に住宅ばかりのようです。

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 すっかり日が暮れて暗くなるにつれ、町にはどんどん人が増えてきます。いったいどこから集まってくるのか不思議に思うぐらいです。

 あちこちにレストランやタベルナがありますが、広々としたオープン席が素敵なレストランシック Restaurant Chic εστιατόριο το Σικで夕食をとることにしました。メニューを見ると、Rabbit in Tomato Sauce という料理があります。トマトの海でうさぎが遊んでいる…わけではありません。ウサギ肉のトマトソース煮込みでしょうね。

私「せっかくだから食べてみようよ。」
娘「えーっ、ウサちゃん食べちゃうの。かわいそうだよ。」
妻「悪趣味。」
私「そんなことないよ。伝統的食材ですよ。まあいいやじゃあ、こっちの Goat in Lemon Sauceにしよう。」

 石垣の旅以来8年ぶりぐらいのヤギ肉料理でしたが、意外なことに全く臭みがありません。柔らかくて大変美味しかったです。妻はさっぱりとした風味のザジキ tzatziki τζατζίκι(ヨーグルト、キュウリなどでつくられたソース)が気に入ったようです。日本ではギリシャ料理はあまり馴染みがあるとは言えませんが、なかなか美味しいですね。

 

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2018年1月 5日 (金)

新専門医情報 m3.comに一次登録状況の分析記事

 m3.comに以下の記事が掲載されました。

「内科15.2%減、外科10.7%減」、専攻医の領域別割合
新専門医制度、1次登録採用数の結果を分析◆Vol.1
https://www.m3.com/news/iryoishin/578074

 2018年度新専門医制度の1次登録領域別採用数と、2014年医師・歯科医師・薬剤師調査の結果を元に、同サイトが独自に分析した結果です。客観的データを元にした分析は現時点では非常に貴重で、参考になります。

 主たる分析では、今回の新専門医制度の一次登録数と、2014年の調査における3-5年目医師の年平均値の差と、各領域が全体に占める割合を比較しているようです。総合診療を除く18基本領域のうち、専攻医数が2014年と比較して減少したのは内科のみで、他の17領域では増加していたとのこと。特に増えたのが、形成外科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、麻酔科という順番になっているようです。

 領域別の割合の増減で見た場合は、内科と外科が大きく減少。一方増加率が高かったのは、上記と同じ5領域だったようです。

 同記事では「専攻医の内科、外科離れ」が生じていると指摘しています。

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2018年1月 2日 (火)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅18 アノメリアからヒッチハイクで帰還

2017年8月20日(土)

Img_2292 私「15時にアノメリアに行くバスがあるから、乗ってみない?」
妻「いいよ。今日はあんまりやることが無いからね。」
娘「あんまりバスに乗ると酔うから嫌だ。」
私「15分ぐらいみたいだよ。」

Img_2297 アノメリア行きのバスはバスターミナルに停まっている中では一番小さな、オンボロでした。運転手は普通のおじさん。制服などありません。運賃は2ユーロでしたが、娘の分は無料でした。お客は数名ですが、出発は10分遅れ。のんびりしています。

Img_2303 ホラを出て幹線道路(この一本しかありませんが)を北へ。急坂では速度が極端に落ちてしまいます。途中アガリビーチ帰りと思われる女の子たちを乗せます。やがてアノメリアの集落の入り口に差し掛かりました。フォルクロアミュージアムの看板が見えますが、脇道の上の方にあるようです。アノメリアの村には中心地というものがないようで、パラパラと家が散在するのみ。いよいよ道が細くなったなと思ったら唐突に終点でした。

Img_2311妻「ねえ。ここはいったい何があるの。」
私「うーん。何もないようですね。博物館があるみたいだけどだいぶ通り過ぎてしまいました。」
妻「帰りのバスは?」
私「17時35分発だから、2時間少々有ります。」
妻「その間何をしてるの。」
私「ちょうど目の前にタベルナがあるから、休憩して行かない?ほらメニューに Rabbit とか Pigeonとか書いてある。All Products are home-grown だって。」
娘「ウサギさんやハトさんを食べちゃうの?ひどくない?」
私「いやあ、他ではなかなか食べられないよ。」
妻「却下。やることないなら帰りましょう。とりあえず歩くわよ。」

   Img_2312 そんなわけで今バスで通ってきた道を逆戻りです。道端にはロバがいたり、井戸があったり。

私「いやあ、田舎道は楽しいね。」
妻「いったいお宿までどのぐらいあるの。」
私「あと6kmだから1時間半ぐらいかな。」
妻「こんな炎天下にそんなに歩けないわ。日陰も無いし。こうなったらヒッチハイクね。」

Img_2314 田舎の人は優しいです。得体の知れない日本人の親子を乗せてくれたのは、若い男性。アテネの大学に行っているけれど夏場は帰省とアルバイトを兼ねて島に戻ってきているのだと。残念ながら彼の家は道の途中だったので、そこまでで下車。そこから再び歩きはじめます。

 しばらくすると、後方からやってきた車が私達の横で停車。「さっき友達から言われたんだ。日本人の親子がバスに乗り遅れて困っているから、途中で乗せていってあげてって。君たちのことかい。」

 そんなわけで親切な地元の若者に助けられ、ホラを出てから約1時間で再びホラに戻ってきました。

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2017年12月27日 (水)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅17 ホラのバスターミナル

2017年8月20日(日)

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 1枚め写真の建物は、幹線道路から市街地への曲がり角付近にあるホラの郵便局です。今日は日曜日だからやっていないようです。ギリシャのポストは黄色い色をしています。黄色と郵便局の組み合わせはスイスのポストバスを思い起こさせます。

 ホラの町のバスターミナルはこの郵便局の裏側にあります。Pounda Square にもバスの時刻表が貼ってあって、そこからバスが出るのかと勘違いしてしまいますが、中心部までバスは入ってきません。(サイトによっては、Pounda Squareにバスターミナルと記載してあるところもあるのでかつてはここまでバスが入っていたのかも知れません。)Squareから歩いて5分かかりませんから、あまり不便はありません。

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 バスターミナルには数台のバスが駐車されています。基本的に全てのバスはここを起終点にしているようです。よく見るとバスの前に「PORT」とか小さく行き先が掲示されています。出発時刻が近くなると、どこからともなく運転手が現れます。乗客は乗り込む時に運賃を支払いチケットを受け取る仕組みです。

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 3枚目の写真を撮影したのは12時39分。12時40分発のPORT(カラボスタシス)行きのバスに、乗客が乗り込もうとしているところです。

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 港行きが24本ありだいたい1時間に一本出ていますが、等間隔ではありません。Livadiはカラボスタシスから少し西に入ったところで、少数の家があるようですが、1日に4本ほど港行きのバスが延長運転しています。最終便はなんと午前1時発ですから、いかにホラが夜更かしの町なのかよくわかります。

 アガリΑγκάλη Agali と書かれているのは西海岸のビーチです。フォレガンドロス島の中でバスで容易にアクセスできる唯一のビーチです。アノメリア Άνω Μεριά Ano Meriaは、島北部の集落。バスの本数は一番少なくて一日7本。各路線とも夏場ハイシーズンの時刻表ですから、シーズンが外れると減便ないし運休となるかと思いますが、ネットではオフシーズンのバスの運行状況はヒットしませんので、実態はよくわかりません。

 

 

 

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2017年12月22日 (金)

新専門医情報 専攻医登録IDの新規・変更は12月25日まで

 各研修プログラム責任者にはメールにて通知がされているとのことですが、日本専門医機構サイトには全く記載がありません。

https://senkoi.jmsb.jp/users/entry_ex

新規ID作成について

専攻医登録システムの登録のためのID取得につきましては「専攻医登録システムID取得・変更理由書」の提出をお願いいたします。
提出いただきました「専攻医登録システムID取得・変更理由書」を確認の上、用紙内に記載のメールアドレス宛にご連絡いたします。

なお、今年度の登録ID取得につきまして、理由書の提出を12月25日(月)までとさせていただきます。
(以下略)

専攻医登録について(お知らせ)

5都府県(東京、神奈川、愛知、大阪、福岡)については、シーリングがかかっています。(外科、産婦人科、病理、臨床検査を除く)
二次登録時に定員のあるプログラムでもご希望にそえないことがありますので、予めご了承ください。

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 上記の除外4領域は以前から公表されていたものと変わりません。
http://kinojun.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/29113-15-4bf9.html 参照)
 それではその他の15領域の全てにおいて、上記5都府県でシーリングにひっかかっているのか??という疑問が出てきますが、そういうわけでは無いようです。実際の応募数を見てみますと例えば福岡県の耳鼻科は5人ですので…。
 具体的にどの領域のどの都府県に二次募集制限がかかっているのか、登録者が個別に専攻医登録システムに入って調べるしかないようです。

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新専門医情報 一次応募結果などの情報が機構サイトに掲載

 12月15日の一次応募結果通知、16日からの二次応募開始に関連して、日本専門医機構のサイトにいくつか情報が掲載されておりました。

○専攻医の二次登録について(お知らせ)
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/%E5%B0%82%E6%94%BB%E5%8C%BB%E3%81%AE%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf

○5都府県における平成30年度専門研修を開始する専攻医登録について
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/kenshu%20gotofuken.pdf

○専攻医一次登録領域別採用数について
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/ichjitourouku.pdf
各領域、都道府県での採用数のマトリックス表になっています。
総合診療の採用数は理由はわかりませんが、5人減って153人になっています。
都道府県別でみますと、少ない順に宮崎県が全県で30人、福井県33人、山梨県と島根県が34人、高知県が40人、その他50人未満のところが、青森、富山、鳥取、山口、徳島、香川、大分となっています。一方東京都は1756人と二桁違います!!

○M3.comにも関連記事が掲載されています。
198人、専攻医1次登録で研修先決まらず
日本専門医機構が採用状況公表、12月16日から2次募集開始
https://www.m3.com/news/iryoishin/575357

 採用者総数が、先月の締め切り時の7989人から198人減少して7791人になっていると指摘しています。眼科、小児科、精神科、皮膚科、泌尿器科で採用者数が応募者と比較して減少しているとのことで、これらの領域で特に「調整」が行われたことが示唆されます。

「2014年医師・歯科医師・薬剤師調査」の「主たる診療科・従業地による都道府県別医籍登録後3~5年目の医療施設従事医師数」との比較では、内科や外科がそれぞれ5.9ポイント、1.2ポイント減少したとのこと。逆に、眼科3.7%(同0.7ポイント増)、麻酔科5.9%(同0.6ポイント増)、泌尿器科3.2%(同0.4ポイント増)、耳鼻咽喉科3.1%(同0.4ポイント増)、形成外科2.0%(同0.4ポイント増)などで割合が増加したことも指摘しています。

 大都市圏と地方の格差拡大、基本領域間での分布の変化(メジャー診療科が敬遠される傾向)との指摘を裏付けるデータになっているように思われます。

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