Habari gani ?の楽しみ方

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[写真は伊豆シャボテン公園にて]

 Habari gani ? とは スワヒリ語のあいさつです。Habari は News の事。gani は、どんなという意味です。Habari gani ? と聞かれた場合の返事は決まっています。Nzuri ! (Good !)。このブログは2006年10月のタンザニア旅行記を残そうと思って始めたものです。

 記事としては、旅行記が一番多く、次いで車に関する物、購入した書籍や商品に関する感想などとなっています。地域医療の問題にも、深く切り込んでいます。

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◯現在連載中のシリーズ記事

新専門医情報 2017年度開始予定(?)の新たな専門医の仕組みの混乱を受け、最新情報を収集中です。

私とパソコン
17歳で出会ったパソコン。昔の思い出を綴っています。(更新停止中)

◯連載終了したシリーズ記事

フィリピン、特にシアルガオ島の旅 8月は雨季のフィリピンにあって東部のシアルガオ島周辺だけは乾季。日本では殆ど知られていないこの島はサーファーの聖地。この国最大のマングローブ林やきれいな海が待っています。

南アフリカ西ケープ州の旅 2015年7月 人生3度目のアフリカ旅行は南アフリカ。おまけの香港半日観光、定番のケープタウン周辺から足を伸ばしてアフリカ大陸最南端の岬や真冬のサファリを体験。

西オーストラリアMotorhomeの旅 2014年11月、西オーストラリア州をMotorhome(キャンピングカー)で旅行。ジョグラフ湾や森林地帯を中心に回ってきました。

スコットランドの写真を少々 2013年11月にスコットランド北部のハイランド地方を中心に、地域医療の現場を見てきました。合間などに撮影した写真を中心としたレポートです。

マレーシア、特にボルネオ島の旅 首都クアラルンプールに立ち寄ったあと、アジア有数の野生の楽園、ボルネオ島へ。

湊病院問題 静岡県南伊豆町にあった共立湊病院の下田市への移転・新病院建設にまつわる諸問題や不思議な出来事について分析しています。

2012年6月Thomas Jefferson University Hospital 研修記録 フィラデルフィアの風景+αではオフの活動を紹介しましたが、こちらの連載では、内科と家庭医療科の見学のレポートをお届けします。

2012年シンガポールJCIプラクティカム 2012年4月23日から27日にかけてシンガポールで開かれた Joint Commission International に関する国際セミナーのレポートです。

ビンタン島の旅 シンガポールから船で1時間。インドネシアが国を挙げてリゾート開発に取り組んでいるビンタン島北西部のリゾートエリア。それはそれで楽しいのですが、外の世界はもっと楽しい。

フィラデルフィアの風景+α
  海外研修で1ヶ月アメリカペンシルバニア州フィラデルフィアに滞在。週末など撮影したアメリカ東部の写真を紹介しています。

シンガポールの風景
セミナー参加で訪れたシンガポール。合間などに撮影した写真を紹介しています。

RCGP OHSU UH 訪問記録 平成23年10月下旬から約2週間で世界一周してきました。イギリスにおけるかかりつけ医制度の状況や、ポートランドの個人開業プライマリーケアクリニック、ハワイ大学でのシミュレーションセンター教育などを見てきました。

石垣島の旅再び
2011年9月、2年続けて石垣島の美しい海でのんびり。

女川町医療支援報告 平成23年3月11日の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町。3月31日から4月7日まで、地域医療振興協会の医療支援チームに参加しました。その後も5月、6月、7月と週末を利用して医療支援を行いました。

石垣島の旅 2010年9月、石垣島の美しい海でのんびり。

伊豆大島 一泊の旅 2010年2月13日から14日にかけて、伊東港から僅か30分の伊豆大島に出掛けました。

メキシカンカリブとニューヨークの旅 2009年10月 メキシコ合衆国のリゾート地カンクンを拠点にカリブ海で遊んできました。

オレゴン健康科学大学訪問記2008 5年ぶりに訪れたオレゴン州。今回は地域医療をささえる現場を視察してきました。

ハワイの旅 2008年9月オアフ島旅行記。アフリカが大好きな人間が、何故か真逆の日本人だらけの「海外」に行く事に…。

古い鉄道写真アルバム 昔撮影した鉄道写真を紹介しています。 へぼ写真も、ちょっと貴重な写真もあります。

沖縄の旅全15回。2008年2月の3連休の沖縄小旅行記です。

カンボジアの旅  全53回。2007年9月のアンコール遺跡、プノンペン、シハヌークビルの旅行記です。

タンザニアの旅 全30回 2006年9月のアフリカタンザニア旅行記です。セレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ保護区のサファリ、ザンジバル島を巡りました。

オレゴン健康科学大学(古い)訪問記 全20回 2003年12月に訪問したアメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市にある、OHSU 家庭医療学教室やクリニックの見学記録です。

2003年マラウイへの旅 アフリカの知られざる国マラウイの訪問記。

くるま履歴書 全14回 これまでに乗った車の履歴。その他の自動車ネタもこのカテゴリーに分類。

お勧めの飲食店 よく行くお店を紹介。偏っていますが。

ボリビアのロペス医師 全9回 2007年2月に研修にやってきたロペス医師の活動とボリビアの写真を紹介。

◯写真集
タンザニアの写真集(1) Safari ya Tanzania 野生動物やインド洋などベストショットの高画質写真集。
タンザニアの写真集(2)ブログ記事で使った写真を再編集。
スイスとミラノの写真集 スイス登山鉄道の旅。
タイ バンコク、サムイ島の写真集
マラウイ共和国 ブログ記事で使った写真を纏めました
日光の四季 日光の風景写真を集めてみました。記事では未公開だった写真もあります。
伊豆の風景 伊豆の海や花などの写真を集めました。

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2017年7月18日 (火)

新専門医情報 総合診療研修の整備基準は公開されましたが

 2017年7月11日の夕方ごろ、日本専門医機構のウェブサイトに総合診療専門研修プログラム整備基準が公開されました。トップページにはアナウンスは表示されておらず、たまたま該当ページをリロードしないと気が付かないのですが…。
http://www.japan-senmon-i.jp/comprehensive/index.html

 なお、一緒に承認されたはずのモデルプログラムは見当たりません。プログラム申請の開始は「近日中」と書かれていましたので、毎日チェックしていますが、7月18日17時時点ではまだアナウンスはありません。

(なお他の基本領域の整備基準等も機構ウェブサイトでは公表されていません。 )

新旧対照表がありませんので変更点の全貌はつかみきれません。ポートフォリオというタームに対して、「経験省察研修録」という難しい正式日本語タームが割り当てられたようです。

 既報のように内科研修が12ヶ月になっています。PDF9ページの最初の方の記載を見ますと、内科研修の評価に関しては、

・「内科領域で運用する専攻医登録評価システム(Web版研修手帳,J-OSLER)による登録と評価を行う。
・12ヶ月の内科研修の中で、最低40例を目安として入院症例を受け持ち、その入院症例(主病名、主担当医)のうち、提出病歴要約として10件を登録する。分野別(消化器、循環器、呼吸器など)の登録数に所定の制約はないが、可能な限り幅広い異なる分野からの症例登録を推奨する。
・病歴要約については、同一症例、同一疾患の登録は避ける。提出された病歴要約の評価は、所定の評価方法により内科の担当指導医が行う。
・12ヶ月の内科研修終了時には、病歴要約評価を含め、技術・技能評価、専攻医の全体評価(多職種評価含む)の評価結果が専攻医登録・評価システムによりまとめられる。その評価結果を内科指導医が確認し、総合診療プログラムの統括責任者に報告する。専攻医とプログラム統括責任者がその報告に基づいて、研修手帳の研修目標の達成段階を確認した上で、プログラム統括責任者がプログラム全体の評価制度に統合する」
と記されています。

 ここに書かれている「研修手帳の研修目標」というのが、内科側のWeb版研修手帳なのか、総合診療の研修手帳なのかがわかりません。

 内科とのダブルボードを考えている人は、内科専門研修では初期研修の経験症例も登録可能とされていますが、総合診療専門研修の中の内科研修においては、初期研修の症例を利用して症例登録や病歴要約の入力をすることは可能なのでしょうか?この総合診療の整備基準では明確にはなっていません。(しかしながら、初期研修時代の経験症例を+αとしてJ-OSLERに登録しておけば、ダブルボードを目指す際の症例登録のノルマを減らすことができますので、記憶が薄れないうちにぜひやっておきたいところでしょう。また、内科専門研修では最初の2年間で29の病歴要約をすべて登録することになっていましたので、総合診療研修の1年間で10症例しか病歴要約の登録が終わっていないと、1年間で残る19例の登録をしなければならないかも知れません。その観点からも初期研修の時の症例を利用することは重要では無いかと思います。またこの記載の中には症例登録のことが書かれていません。内科専門研修を終えるためには最低でも160例の症例登録が必要です。ダブルボードを目指す人は総合診療の内科研修の間にもせっせと登録しておくのが良いでしょう。)

 小児科と救急科の研修の評価についての記載は「各科の研修内容に関連した評価を各科の指導医が実施し、総合診療プログラムの統括責任者に報告することとなる」とのことで非常にふわっとした書き方になっています。

PDF12ページ
「総合診療専門研修I/IIにおいてはへき地・離島、被災地、医療資源に乏しい地域の医療機関、あるいは医療アクセスが困難な地域の医療機関での研修も可能となるような教育体制を整備する。
・原則として、都道府県の定めるへき地に専門研修基幹施設が所在するプログラム、あるいは研修期間中に2年以上のへき地での研修を必須にしているプログラムにおいて、ブロック制で実施できない合理的な理由がある場合に限り、小児科・救急科の研修をカリキュラム制で実施することを認める。

 PDF13ページ
「へき地・離島、被災地、医療資源の乏しい地域での1年以上の研修が望ましい。」と書かれています。望ましいだけで必須ではありませんけれど、へき地での研修において実績がある医療機関には多くの研修プログラムから連携施設登録希望が殺到するのではという懸念もあります。へき地の医療機関では多くの専攻医を抱える経営基盤は到底ありませんし、症例の経験数の面でも難しい面があります。どのように調整をつけるのでしょう?

 なお「カリキュラム制」というタームは、上記のPDF13ページの一箇所にしか記載がありません。なのでこの整備基準では総合診療専門研修の全体をカリキュラム制で行う場合の方法については、全くわからないということになります。

 PDF13ページ
「地域において指導の質を落とさないための方法
・指導医が不在のへき地・離島(定義:都道府県の定めるへき地)などの
地域では、指導医が常に研修に係わることで専門研修の質を保つための方法として、プログラム統括責任者またはプログラム内の認定指導医による週に1回の直接対面または遠隔テレビ会議等による振り返りと、3ヶ月に1回の研修先訪問を必須とする。」

 指導医が不在のへき地での研修が、総合診療専門研修の中でいったいどのように位置づけられるのかが良くわかりません。なぜなら総合診療I/IIの研修では特任指導医による指導が求められていますし、内科、救急、小児ではそれぞれの領域指導医が指導することが求められています。となると、指導医がいない施設で研修するということが、必須研修の中では想定されていないように思われるからです。

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2017年7月17日 (月)

秋吉台

2017年3月の撮影です。

P3250297  須佐をあとに海岸線を走り、萩市中心部を通り過ぎて山間部へと向かいます。

 今回の旅のアシはTimesのレンタカー。Timesで借りると高確率でマツダ車なのですが予想通りデミオでした。残念ながらオートマチックですが1300ccクラスにして最近は6ATです。昔の3ATのようなかったるさはありません。このデミオ、一番安いグレードのはずですが、山道がとても楽しい。マニュアル変速してきちんと速度管理をしてあげると素直にひらりひらりとカーブをクリアしていきます。燃費も21km/Lを超えて2度びっくり。

P3250292_2  秋吉台に向かいます。日本全国旅をしてきましたが、鉄道路線からやや離れたこのエリアにはまだ来たことがありませんでした。普通の山道が、展望台が近づくと一変。まるで高山にのぼったかのように木がまばらになり、あたりにはゴツゴツとした白い岩が飛び出しています。広大な石灰岩の大地が雨水で侵食されてできた地形です。

 以前に訪れたメキシコのユカタン半島もカルスト地形ですが、あちらはほとんど隆起していない平坦な地形で、そのためにセノーテと呼ばれる深い湖が特徴的です。

P3250295  駐車場に車を停めて、軽く食事を済ませて、周辺を一回り歩いてみました。パノラマ写真向きの地形です。

 伝統行事として毎年2月に山焼きが行われているそうです。どおりで森林化しないわけです。枯れ草が残っているエリアの遊歩道は立ち入り禁止になっていました。万が一山火事になった時に、あっという間に火がまわり逃げ場が無くなって危険だからのようです。(事実秋吉台の山焼きでは、死者が出たことがあります。)

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2017年7月10日 (月)

新専門医情報 2017年7月7日専門医機構理事会に関するニュースの追加

 2017年7月7日の日本専門医機構理事会に関するニュースがいくつか追加されましたので、お知らせします。

 まずは大手の毎日新聞の大誤報から^^;
日本専門医機構
新専門医制度、18年4月からスタート
https://mainichi.jp/articles/20170708/k00/00m/040/158000c

 大手新聞だからといって頭から信用してはなりませんね。

--

 次に、メディウォッチの記事です。
2018年度からの新専門医制度に備え、10月から専攻医の仮登録—日本専門医機構
http://www.medwatch.jp/?p=14732

 これまでの経緯も踏まえつつ非常にわかりやすく解説されていると思います。

 専門医機構や各学会の考えるタイムリミットから逆算して、9月末に二次審査終了、10月に専攻医登録開始というスケジュールが示されたという解釈です。

 しかしこの解釈では、専攻医予定者の立場は置き去りにされています。

 研修プログラムが公表されず、試験日程もわからない状態で、10月になって急に、11月○○日に選考試験をしますとアナウンスされても、業務や私用の調整がままならない。さらに一次で決まらなければ二次選考、三次選考となるわけですから、この間、いつ試験になっても対応できるように何の予定も入れられないことになってしまいます。
(プログラム提供側の基幹施設も同じ状況に陥るかもしれません。)

 前回の記事で書いた日本専門医機構の内部要因のことも大変気がかりです。

 実際日本専門医機構のウェブサイトは本日時点で更新がされておらず、各基本領域の整備基準やモデルプログラム、総合診療専門医に関する情報などすべて準備中表示のままでして、新整備指針の運用細則の改訂版も掲載されていません。
http://www.japan-senmon-i.jp/

 これは機構の事務組織に関し、これらの掲載準備を理事会開催と並行して行なう体制ができていないことを示しています。通常企業では記者会見や製品発表会と同時にウェブサイトにプレスリリースや商品サイトが公開されますが、そのような仕組みをとれるほどには事務局のマンパワーが無い=手が回っていない のだと私は捉えています。

 このような状況で、数千におよぶ研修プログラムの二次審査、同時多発的に19領域×47都道府県=893領域! について行われる都道府県協議会への対応、1万人の専攻医予定者の登録と重複検証といった膨大な事務作業を、これからの短い期間で完了し、専攻医の一次募集にこぎつけることができるのでしょうか。

 仮に厚生労働省の検討会がOKを出しても、プログラムの二次審査が9月末までに終わる目処がつかずに新専門医制度の開始が再延期になる可能性があるとも言えます。

 今後の展開が非常に危惧されるところです。

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大坂山たたら製鉄跡、須佐のホルンフェルス

2017年3月の撮影です。

 週末は仕事がありませんので、萩を起点にレンタカーで周辺をぶらぶらしてみました。

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 萩には世界遺産「明治日本の産業革命遺産」に含まれる構成資産が5箇所指定されています。まずはそのうちの一つ、「大板山たたら製鉄遺跡」を訪れました。製鉄に必要な熱源を得るためには大量の木炭が必要で、そのために良質な林に囲まれたこの山間地に製鉄施設が作られたのだそうです。

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製鉄の原料となる砂鉄は船で港に運ばれそこから馬により大坂山に運ばれ、できた鉄もまた馬で運ばれて萩市の海岸にある恵美須ヶ鼻造船所に届けられたそうです。一見非効率のように思えますが、砂鉄よりも遥かに大量の木炭が必要だったため、木炭を海岸まで運び出すよりも効率的だったのでしょう。

P3250284 次はどうしようかと考えましたが、せっかくなので須佐のホルンフェルスを見に行くことにしました。須佐に滞在していても、歩いていける距離では無いので。

 P3250278ホルンフェルスは縞状の地層が露出しているように見えます。一部のサイトではホルンフェルス断層と誤った記載がなされています。ホルンフェエルスは熱変性によって生じた変成岩の一種だそうです。

 崖の上につながる遊歩道から、平滑な岩の上を歩いて崖下へ。柵は全く設置されておらず、崖や岩の割れ目に落ちると…。十分気をつけて下さいね。

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2017年7月 8日 (土)

新専門医情報 2017年7月7日専門医機構理事会 来年度開始が最終決定できるのは二次審査完了時

2017年7月7日に日本専門医機構理事会が開催されました。関連記事がm3.comに掲載されましたので、ご紹介します。

「専攻医の登録、10月スタート」目指す
「2018年4月開始に向け、日本専門医機構の準備は整った」
https://www.m3.com/news/iryoishin/544396

 今回の理事会では、新整備指針第2版に対する運用細則の改訂、総合診療専門研修の整備基準とモデル専門研修が承認されたとのことです。これで、全基本領域の整備基準とモデルプログラムが承認されたとのことです。

 運用細則改訂については、厚生労働省の「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」での奈良県知事などからの意見を取り入れる形で、

「柔軟な研修への対応」
・出産育児などで中断する場合などもカリキュラム制で可
・基幹施設に専攻医からの相談窓口を設け、機構にも相談窓口を設ける
「都道府県協議会への情報提供」
・都道府県協議会が直接基幹施設に情報提供を求めることができる
といった内容が追加されたようです。
(なお、現行の運用細則は、機構ウェブサイトに掲載されています。
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/saisoku_hosokusetumei.pdf )

 機構としては「今年10月から専攻医の登録を開始できるよう、研修プログラムの1次審査を7月中に終え、9月末までには2次審査を終了することを目指す。できれば今年内を目途に専攻医の研修先が決まるよう、準備を進める」とのことです。

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 それでは来年度からの開始が決定したのかというと、まだ なのです。

 外的な不確定要因は2つ。厚生労働省の「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」と「都道府県協議会」。これらの動向によっては二次審査の終了が遅れる可能性がある。機構としては二次審査が完了して初めて来年度開始をアナウンスできるという考えのようです。

 もっとも、機構の内的な不確定要因もあります。専攻医登録システムがまだできていないという点です。一人の専攻医が複数プログラム、複数基本領域で重複していないか確認するために必要ですが、その準備はまだ整っていないようです。機構はこれから9月末までの2ヶ月半で、総合診療プログラムの募集と一次審査、全プログラムの二次審査、専攻医登録と調整システムの構築という非常に大きなタスクを抱えることになりますが、果たして間に合うのでしょうか?

 専攻医や研修病院にとっては、何とも困った状況になっています。結局今後のスケジュールについて目安は示されたものの、確約では無いため、試験日程も決められない、プログラム内容もいつ確定できるのかもわからないという状況が続いています。しかも最終的なGoが出るのが早くても9月末。

 ただ、一次募集の試験が10月までに行える可能性は無さそうですので、試験日程は11月と12月あたりで仮に決めておくというのが、基幹予定施設にとってとりあえず現時点で可能なことのようです。

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2017年7月 3日 (月)

須佐港と男命いか

2017年3月の撮影です。

P3230244 山口県萩市須佐地区。スサという地名は神話に登場するスサノオノミコト(色々な当て字がありますが、須佐地区としては須佐之男命なのでしょう)に関連しているようです。須佐での仕事の初日を終えて、今日は須佐の好月旅館に一泊します。

P3230248 夕食時間まで少し間があるので、港付近を歩いてみました。入り組んだ須佐湾は天然の良港で、漁業が盛んです。ここで水揚げされる剣先イカは「男命いか(みこといか)」という名前でブランド化されています。活きた状態で出荷され、お店や旅館では身が透け透けの状態での活造りを楽しむことができます。

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 夕方は漁船の動きは無く、非常に静かです。内湾のため波もほとんどありません。夕陽が沈むのを見届けたら旅館に戻ります。

Dsc_0646  好月旅館さんによるとこの時期男命いかはなかなかとれないのだそうですが、運良くこの日は水揚げがあったそうで、賞味する機会を得ました。とても甘みがあって美味しかったですよ。春の時期は白魚の収穫期でもあります。

 

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2017年6月26日 (月)

山陰本線で出勤

2017年3月の撮影です。
P3230227 ホテルの部屋から見た朝の益田駅。朱色のキハ40は一番混み合うはずの朝でも単行。白いローカル線用小型気動車キハ120は浜田所属の車両で、益田駅から西には乗り入れないようです。
P3230230 益田駅の券売機で須佐駅までの乗車券を購入し、ホームへ。2番線に山口線からのキハ47 2両編成が到着。通勤通学時間帯だから混み合っているのではと思いましたが降りてくる人の数はあまり多くありません。春休みで学生が少ないからなのか、県境を越える移動がそもそもあまりないのか…。

 ホームの発車時刻表を見ましても、益田を挟んで東西でだいぶ列車の本数が違うのが実感されます。

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 1番線に江津からの各駅停車が到着。折り返し快速アクアライナーになるのでキハ126の2両編成。3番線には東萩からの山陰本線が到着。キハ40の単行。折り返し長門市行きになります。ホームに停車した列車に乗ろうとして扉の前で待っていると、降りてくるお客はパラパラ。通学の高校生は時間を潰しているのか、そのまま車内に居座り、折り返し列車の発車時刻が近づく頃ようやく下車していきました。のんびりしてます。
 長門市行きの乗客は私の他にはご夫婦一組で合計3名。島根-山口県境の美しい海岸を右手に見ながらののんびりとした通勤です。エンジンが220馬力から330馬力のものに交換されているので、昔のキハ40の鈍重なイメージからすると、加速はいくぶん軽快になっています。

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 30分ほどの乗車で須佐駅に到着。珍しく対向列車との交換があり、あちらはキハ47の2連ですが同様にガラガラでした。
 ワンマン化と駅の無人化、本数削減など合理化が徹底的に行われていますが、こうも乗客が少なければ路線の維持はなかなか大変ですね。

 

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2017年6月19日 (月)

益田

2017年3月の撮影です。

P3220217 山口県萩市須佐診療センターの代診へ。山口県とは言え日本海側で島根県との境にあるので関東からはなかなか行くのが大変なところです。しかし、島根県益田市にある萩・石見空港からは40分程度と非常に近い位置にあります。

 ただこの空港、発着便は1日2往復の羽田便のみ。1便に削減された時期もあったようですので、まだそれでも何とか利便性が維持されている状況です。関西方面への便は定期運行されていません。

P3220219 飛行機の右手車窓からは山陰の海岸線を良く見ることができました。鳥取砂丘、宍道湖などなど。萩・石見空港には早着しましたが益田市内への連絡バスの時刻は連動して変わるわけではないため、バス車内で暇を持て余します。

 益田駅前のホテルに前泊。窓からは駅構内が良く見えます。広い構内、朱色のキハ40と、なんだか国鉄時代から時が止まっているかのようですが、普通列車の編成は短縮されほぼ単行運転。快速や特急も2両編成が基本です。

P3220223

 散歩と夕食がてら益田駅に立ち寄ってみました。電光掲示板はカラーLEDに更新されていますが、あとは昔ながらという感じです。

 駅前近くの通りは無電柱化されすっきりしています。歩道も幅が広くて歩きやすい。ただ人通りがほとんどありません。高齢化が進んだ地方の中小都市はだいたいこんな感じです。

P3220226

 せっかくなので島根県らしいものを食べようと、駅近くのお店で出雲そばを賞味しました。(まあここは出雲ではなく石見なので国違いですが…)

 

 

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2017年6月16日 (金)

新専門医情報 各基本領域の状況

 基本領域学会のホームページを一通りチェックしてみましたが、いくつかの領域で研修プログラムの再募集が通知されておりました。(なかなかウェブサイトで情報を探すのが難しい学会もあり、皮膚科と泌尿器科は6月20日に追記しました。機構のホームページの方は準備中のままになっており、各領域の整備基準を容易には一覧することができません。)

 6月30日締めの領域が多いですが、皮膚科は6月28日、泌尿器科は6月20日締めとなっています。

○臨床検査
整備基準改訂のお知らせ
http://www.jslm.org/newsys/nsys_20170525.pdf
臨床検査領域「専門研修プログラム」再申請願い
http://www.jslm.org/newsys/nsys_2017060101.pdf

○病理
平成30年度の病理専門研修について
http://pathology.or.jp/gakuken/training-2017.html
病理専門研修プログラム整備基準とモデルプログラムの変更について
http://pathology.or.jp/gakuken/2017seibikijun.html
平成30年度新専門医制度開始に向けた準備スケジュール(案)
http://pathology.or.jp/gakuken/2018_schedule.pdf
一次審査は「とにかく急ぎます!!」と書かれています。

○救急科
日本専門医機構による救急科領域専門研修プログラムの申請受付について
http://www.jaam.jp/html/senmoni/senmoni_kikou.htm

○眼科
日本専門医機構 眼科領域の2018年度(平成30年度)専門研修プログラムの申請について
http://www.nichigan.or.jp/news/sk_006.jsp
眼科専門研修プログラム整備基準
http://www.nichigan.or.jp/news/sk_006-5.pdf

○皮膚科
平成30年度皮膚科専門研修プログラム申請受付について
https://www.dermatol.or.jp/modules/specialist/index.php?content_id=39

○泌尿器科
泌尿器科専門研修プログラム申請について
https://www.urol.or.jp/specialist/data/system/kenshu_apply_info_3.docx

この他、内科と外科はすでに受付を終了しています。

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新専門医情報 内科学会は一次審査結果を通知

 先行して2月に研修プログラムの応募を締め切ったあと音沙汰がなかった日本内科学会でしたが、プログラムを提出した基幹病院に一次審査結果が返されてきているようです。

 申請されたプログラムは昨年よりも22増加して計545。研修施設は現行制度の1204から2937施設に増加し、全国344の二次医療圏の全てに研修施設があるという状況です。(下記資料にも記載されています。)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000165881.pdf

 一次審査の結果を受けて、プログラムの修正を行ない7月17日期限で再提出というスケジュールになっています。その後に日本専門医機構の二次審査のはずなのですが、お伝えしている通りまだ見通しがつかない状況です。そこに都道府県協議会との調整というプロセスも加わってきます。

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新専門医情報 新整備指針第2版公開

 日本専門医機構ホームページに2017年6月15日付けで「専門医制度新整備指針 (第2版)」が掲載されていました。
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/170602sinseibisisin_ver2.pdf

 今回の改版は、厚生労働省「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」での指摘、要望に基づく修正が加えられたものです。整備基準には新旧対照表がついていないため単独ではどこが変わったのか読み取るのは難しいですが、2017年6月2日の機構理事会の記録(機構だより14号)によると、修正点は以下の4点ということになっています。
http://www.japan-senmon-i.jp/aboutus/doc/tayori_14.pdf

①専門医取得の義務づけについて
【対応方針】
専門医の取得は義務づけでいないことを整備指針に明記
<現在の整備指針>
今後、あらたに医学部を卒業し診療に携わる医師は、原則としていずれかの専門領域を選択しその基本領域学会の専門研修を受けることを基本とするが、専門医制度は法的に規制されるべきものではなく、基本領域学会専門医については、適正な基準のもとに施行されるべきである。
<改定案の要点>
現在、医学部を卒業し診療に携わる医師の多くはいずれかの専門領域を選択し、その基本領域学会の専門研修を受けているという実績があるが、専門医は全ての医師が取得しなければならないものではなく、医師として自律的な取り組みとして位置付けられるものである。
また、医師として国民に信頼される安全・安心な医療を提供するための専門研修は、適正に施行されるべきである。

 第2版ではP6(PDFとしては8枚目)の (1)専門医の領域について の項に記載されています。

②地域医療従事者や女性医師等への配慮について
【対応方針】
地域医療従事者や女性医師等に配慮したカリキュラム制の設置を整備指針に明記
<現在の整備指針>
基本領域学会専門医の研修では、原則として研修プログラム制による研修を行う。
<改定案の要点>
基本領域学会専門医の研修では研修プログラム制が原則だが、専門医取得を希望する義務年限を有する医科大学卒業生、地域医療従事者や、出産、育児等により休職・離職を選択した女性医師等、介護、留学など相当の合理的理由がある医師等は研修カリキュラム制による専門研修を行う等、柔軟な対応を行う。
研修カリキュラム制における研修年限の上限は特に設定しないが、少なくとも研修プログラム制で必要とされる研修期間を必要とする。

 第2版ではP7(PDFとしては9枚目)の 2)研修カリキュラム制 の項に記載されています。

③大学病院と市中病院について
【対応方針】
研修の中心は大学病院のみではなく、地域の中核病院等であることを整備指針に明記
<改定案の要点>
専門医となるのに必要となる全般的、幅広い疾患の症例の豊富な市中病院を重要な研修拠点とし、大学病院に研修先が偏らないようにする必要がある。
連携病院で採用した専攻医については、専攻医の希望があった場合、出来得る限り長期間連携病院における研修期間を設定するなど、柔軟なプログラムを作成する。

 第2版ではP8(PDFとしては10枚目)の (2)研修施設群の原則 の項に記載されています。

④都道府県協議会について
【対応方針】
都道府県協議会に市町村を含め、研修プログラム承認後も地域医療の確保の動向を機構が協議会に情報提供し、協議会が意見を提出した際は、研修プログラムを改善することを整備指針に明記
<改定案の要点>
機構は、各領域の研修プログラムを承認するに際して、都道府県、市町村、医師会、大学、病院団体等からなる都道府県協議会と事前に協議し決定する。
研修プログラム承認後も、機構は、連携施設等の医師配置の状況を含む研修プログラムの運用実績を当該基本領域学会と協議の後、各都道府県協議会に情報提供する。協議会は、必要があれば意見を提出し、それを受けて、機構は、研修プログラムを協議会と協議し、関係学会と調整を行い改善を行う

 実際の第2版の文面では次のようになっていました。(23ページ PDF25枚目)

--抜粋--

iii.機構での審査
 各基本領域学会で可となったものは、機構による検証(二次審査)を受ける。機構は、各領域の研修プログラムを承認するに際して、都道府県、市町村、医師会、大学、病院団体等からなる各都道府県協議会と事前に協議し決定する。
 機構は当整備指針に示す事項に照らし合わせ、その内容に齟齬のないよう慎重に精査する。
 研修プログラム認定後も、機構は、各都道府県協議会からの求めに応じ、専攻医の登録状況や連携施設等の医師配置の状況を含む研修プログラムの運用実績を当該基本領域学会と協議ののち情報提供する。各都道府県協議会は、地域医療の確保の観点から必要があれば意見を提出し、それを受けて、機構は、研修プログラムを各都道府県協議会と協議し、関係学会と調整を行い、必要な改善を行うべきものとする。

-- 抜粋終了--

 ここの当該基本領域学会と協議して機構が情報提供という部分に奈良県知事から異論が出たというのが、6月12日の厚生労働省検討会での話です。機構や学会を通さずに直接協議会が医療機関に情報提供を求めるようにするべきとの主張です。

 このことが認められると、「○○市立病院の医師が足りないから、その病院を貴プログラムの特別連携施設に追加して、専攻医を1名派遣するように。」というようなプレッシャーが、都道府県協議会から研修病院側に直接かけられるような事態になりはしないかとも危惧されるわけです。

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2017年6月14日 (水)

新専門医情報 検討会に関するニュースの追加

 日経メディカルに、2017年6月12日開催の厚生労働省「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」 の関連記事が出ました。

シリーズ◎どうなる新専門医制度
都道府県協議会の位置付けを奈良県知事が強く批判
厚生労働省「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t221/201706/551698.html

「このままなら、都道府県知事会に諮って新制度をつぶすことも検討する」とは穏やかではありません。

 会員登録して記事全文を読んでみると、まあ既報の情報とあまり変わりは無く、センセーショナルな書き方で釣られた気がしないでもありません。件の発言をしたとされる奈良県知事の検討会前のご意見は厚生労働省サイトに机上配布資料として掲載されています。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000167588.pdf

 検討会で求められたのは都道府県協議会が研修施設への情報提供を直接求めることができるようにすべきなどというものです。ただ、この都道府県協議会自体はまだ多くの自治体で十分には機能していないのが実態と言われています。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000167582.pdf

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 2011年から2013年にかけて17回もの「専門医の在り方に関する検討会」を開催したのは同じ厚生労働省です。その報告に基いて新しい専門医養成の仕組みづくりを進めてきたはずです。 その点について日本専門医機構や各基本領域学会に何の非も無いのではと思います。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei.html?tid=127339

 「在り方に関する検討会」の報告書には Professional Autonomy を基盤にすると書かれていていました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000300ju-att/2r985200000300lb.pdf

 これを政治力で「つぶす」というような物騒な発言が公の会議で出るようだと、Professional Autonomyの原則が大きく揺らいできているように思われます。そしてこの、先の見通しが全くつかない感じ、本当に心配です。

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2017年6月13日 (火)

新専門医情報 日本専門医機構ウェブサイトに機構だより14号掲載

 次回の理事会の日程でも出ていないかなと思って、日本専門医機構のウェブサイトを確認しましたら、機構だよりが更新されておりました。2017年6月2日の理事会の報告です。
http://www.japan-senmon-i.jp/aboutus/doc/tayori_14.pdf

 内容の過半は、厚生労働省検討会での意見を踏まえた整備指針の修正内容の確認となっており、内容としてはm3.comの記事等で伝えられている通りかと思います。

 なお同理事会の議事の中で今後のスケジュールについて取り上げられた様子は有りませんでした。

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新専門医情報 2017年6月12日厚労省検討会 来年度Goサインはまだ?

 昨日6月12日夕に厚生労働省の「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」第3回目が開催されました。事実上、この検討会のOKをもらわないと、新専門医制度が開始できない状況になっているのは、これまでお伝えしてきた通りです。

 厚生労働省ウェブサイトの検討会のページには会議資料が掲載されています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000167589.html
ここには、救急医学会、外科学会、産科婦人科学会、小児科学会、整形外科学会、精神神経学会、麻酔科学会がヒアリングに備えて準備した資料が掲載されています。個々の領域がどうなっているのかまで把握することが難しかったので、今回の資料は非常に参考になりました。

関連する報道は以下の2つです。
M3.com(会員制)
「基幹施設は大学のみ」残る課題、7学会にヒアリング
都道府県協議会の「実効性」向上、奈良県知事が強く要望
https://www.m3.com/news/iryoishin/537263

メディ・ウォッチ
専門医機構、地域医療への配慮について「必ず」都道府県協議会の求めに応じよ―厚労省検討会
http://www.medwatch.jp/?p=14226

 まとめ方はメディウォッチの方がm3.comよりもわかりやすいと思います。ただどちらを読んでも(来年度からの新専門医制度の開始が了承されたというような)結論的な記載は無く、やはり先の見通しはまだつかないようです。

 この先どうなるのでしょうか…私の考えるいくつかの可能性を記します。

①次回検討会で引き続き議論。それまで棚上げ。
②タイムリミットが来ているし検討会には何の権限も無いはずと、次回の日本専門医機構理事会で来年度からの開始をアナウンス。
③各基本領域学会が、機構とは無関係に各学会が来年度の募集を開始。(日本外科学会などは既にそのような方針をアナウンスしています。

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 今回ヒアリングに呼ばれた7学会(基本領域)は、各都道府県に2箇所以上の基幹施設を持つように新整備指針で求められた領域となります。しかし各学会の資料にあるように、例えば整形外科は47都道府県中28県で1基幹施設であるなど、各領域とも基幹施設が一つしかない都道府県が残っている状況があったため、この点について検討会で様々な議論があったようです。これに対して学会側からは、基幹施設を複数にすることで却って都市部に専攻医を集中させる結果になり兼ねないとの意見がありました。(↓)

外科資料の17枚目
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000167574.pdf
「一方、県内第2のプログラムを県内都市部の大病院のみで形成した場合、遠隔地の小規模施設を擁する第一のプログラムに専攻医が集まらず結果的に地域医療の崩壊を招く恐れがあるため十分な注意が必要である」

小児科資料↓の11枚目
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000167576.pdf
「大学以外で基幹病院を認定する際に配慮すべき点・想定される問題
1.基幹病院第1候補は県内の都市部のみをカバーしていないか(県内へき地の医療崩壊)」

 1年前のすったもんだに逆戻りするような議論もあったようです。 各領域の専攻医登録システムがバラバラであることを受けて、それこそが機構の仕事では無いのかという指摘があったようです。

 確か池田前理事長体制では機構が権限を持ち各領域をコントロールし、専攻医登録も機構で管理する方向だったと思います。それに批判が出、またそれを支えるような財務基盤や事務所機能が不足していたこともあり、吉村現理事長のもとでは各基本領域学会と協力して進める方針が昨年6月に提示され、それに従ってこの1年間進んできたわけです。今頃「それでは機構の存在意義が…」と言われてもという気もします。

 その他、都道府県協議会の権限、募集定員の妥当性などについても議論があったようです。

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2017年6月12日 (月)

都電荒川腺

2017年3月の撮影です。
P3040201  昼から台東区で用事がありました。少し早めに出て都電荒川線に乗ってみることにしました。記憶によれば早稲田と王子の間は未乗のはずです。

P3040207  始発の早稲田駅は地下鉄などとの接続が無く、どうやっていこうか悩みましたが、東京メトロ副都心線西早稲田駅から歩いてみました。地図を見ながら静かな住宅地の中を抜けてのんびりお散歩。

 路面電車といいながら殆どの区間は専用線を走行する荒川線。さすが東京都営、車両はすべて刷新されており、他都市の路面電車にありがちなレトロな車両と新型低床車の混在といった光景はありません。

P3040216  終点三ノ輪橋から目的地まで歩いていると、急に周囲に毳毳しい看板が目立ってきました。ここが有名な吉原でした。土曜の昼前だというのに、路上には客引きが出ていて声をかけてきます。スーツ姿のサラリーマンが店に入っていく姿が散見されました。こんな風紀の悪そうなエリアですが、周辺部では新築マンションなども見かけられます。

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2017年6月11日 (日)

AQUOS XX (404SH)のフリーズは結局初期化で解消

 使用しているスマートフォン Sofbank 404SH。画面オンにしてから5-6秒後から6-7秒間フリーズするという現象に悩まされていました。このタイミングはなかなか絶妙に不便。電話がかかってきたときに少し遠くにいてあわてて電話を手にとると通話ボタンが反応しない、ということが生じたり、ロック解除の時に手間取っているとそこでフリーズして進めなくなったりとか。フリーズの間GPSログも途切れてしまいます。
 いろいろ対策を考えていましたが、どうしても解消しないので、意を決して端末を初期化してみることに。(データのバックアップとるのが面倒ですが、ドキュメント類はSDカードやクラウドに保存しているので、個別のアプリケーションの設定などは消してしまったとしても、大して困らない。)
 初期化したところ、フリーズは起こらなくなりました。疑っていた Feel Homeも関係無かったよう。注意しながら少しずつアプリケーションを再インストールしていっていますが、現象の再発は見られていません。ストレスがなくなり快適です。

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2017年6月 5日 (月)

新専門医情報 6月2日日本専門医機構理事会 まだスケジュールは公表されず?

 2017年6月2日に日本専門医機構の理事会が開催されました。関連記事がm3.comに掲載されています。

新整備指針は4点改訂、総合診療専門医の基準も了承
日本専門医機構、「2018年度開始」は厚労省検討会待ちか
https://www.m3.com/news/iryoishin/534485

 今回の理事会で新整備指針の改訂が了承されたのは予定通りでした。しかし、記事によると来年度のスタートはまだ確定されず、各基本領域の整備基準の公表時期、プログラム募集、審査、専攻医募集のスケジュールも発表されなかった模様です。どうやら、6月中旬に開催されるらしい第3回の「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」において、外科、小児科、整形外科、麻酔科、精神科、産婦人科、救急科の7領域の各学会からのヒアリングが行われてからで無いと、Goが出せない模様です。あとから作られた厚生労働省の検討会が実質的に専門医機構の上位組織として機能しているかのようです。

 今回もスケジュールが公表されなかったため、プログラム応募側も、現在2年目の初期研修医にとっても先の見通しがつかない状況が続いています。

 仮に今月中旬に開催されるらしい(厚生労働省の同検討会サイトにはまだ日程は出ていません)※第3回の検討会でGoが出たとして、機構の次回理事会での最終決定、プログラムの再募集、基本領域学会での一次審査、専門医機構での二次審査に要する時間を考えますと、プログラム公表時期は9月下旬から10月にずれ込んでしまう気がします。また総合診療専門研修の特任指導医対象者が増えることになったものの、中断している1泊2日の指導医講習会が今年度末までに十分な回数行えるのかということも気になります。

 記事の最後には総合診療専門医についての記述がありますが、意味不明な点があります。「専門医試験は、1次は内科専門医試験、2次は総合診療専門医専用の試験を行う。」と書かれているのです。総合診療専門医をとるためには、まず内科専門医試験に合格しなければならない…のでしょうか? それとも内科専門医試験のサブセット版? 記事だけ読んでいても全くわからないので、専門医機構のウェブサイトに議事録が掲載されるのを待ちたいと思います。

※6月6日追記 厚生労働省の検討会は6月12日開催と決まりました。

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新専門医情報 第2回 今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会 で機構の方針を了承

 昨日5月25日に厚生労働省の「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」の2回目が開催されました。関連記事がm3.comに掲載されました。

新整備指針の「4つの対応方針」、厚労省検討会が了承
日本専門医機構、6月2日の理事会で改正予定
https://www.m3.com/news/iryoishin/532074

また、厚生労働省の同検討会ウェブサイトに、会の資料が掲載されています。

今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会
<資料、参考資料及び机上配付資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000165893.html

資料1-1 新しい内科専門医制度 制度移行に向けた特徴的なポイント
資料1-2 研修カリキュラム制への対応について
が、内科学会から提供されたもの。

資料2-1 「今後の医師養成の在り方地域医療に関する検討会」における論点等について(厚生労働省事務連絡)
厚生労働省から専門医機構に送られた文書

資料2-2 専門医に関する対応方針の主な内容について
上記に対する、日本専門医機構の対応方針についての回答

資料3 都道府県協議会について
都道府県協議会についての厚生労働省からの文書となっています。

 m3.comの記事によると、専門医機構の方針が了承され、6月2日の機構理事会で新整備指針の改訂が行われるとともに、来年4月からの新専門医制度開始の方向で動くことになりそうで、土壇場でのちゃぶ台返しは無くなったように思われました。(しかしその後6月2日に開催された日本専門医機構理事会では、来年4月からの開始は最終決定に至らず、6月中旬の第3回目の当検討会後に先送りになっています。)

 そもそも新たな専門医養成の仕組み(いわゆる新専門医制度)は、4年前に厚生労働省の「専門医の在り方に関する検討会」の答申を踏まえて、Professional Autonomy を大前提に医療界挙げて取り組むということでスタートしました。しかし今回の検討会の流れを見ても、厚生労働省や検討会の提案を受け入れなければ話を先に進めさせてもらえないような雰囲気が出てきたようです。

 第2回の検討会では内科学会の代表者がプレゼンをし、第3回目は専攻医の数が多い外科、小児科、整形外科、麻酔科、精神科、産婦人科、救急科の7領域がヒアリングを受ける予定との事です。 こうなると同検討会があたかも日本専門医機構や基本領域学会や日本医学会連合の上位機関のような位置付けになってしまうのではという気がします。

 内科学会からのプレゼンの中では、J-OSLERが高い評価を受けたとのことです。なるほど統一のデータベースシステムを使うことで、到達状態の可視化ができるという点では良いと思います。しかし実際にカリキュラム制の研修を進めるにあたっては、「誰が指導することになるのか」という問題があります。 プログラムに属さない(=カリキュラム制の)専攻医が、指導医が不在の施設(特別連携施設など)に勤務した場合の指導医はどうなるのか、そもそも研修履歴として認められるのか。へき地に勤務したときプログラム制なら研修期間にカウントされ、カリキュラム制だとカウントされないということだと、何のためのカリキュラム制?ということになりかねませんし、しかし指導医不在で専攻医が自分で症例登録するだけで研修にカウントしてしまうのもおかしな話です。

 そういった運用上の決め事はおいおい検討され決まっていくのでしょうが、プログラム制の募集開始(9月?、10月?)の時期までにはっきり決まっているとは考えにくい気がします。

 今回の検討会の様子では、都道府県協議会の権限がかなり大きなものになりそうです。とはいえ、実際にはほとんどの都道府県でこの協議会はまだ機能しておらずどのようなものになるのか心配もあります。節度を持った調整機関になれば良いのですが、政治的な駆け引きの舞台になってしまう可能性もあります。

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伊予鉄道

P2120174  松山市駅で一日乗車券を購入します。伊予鉄道の鉄道線、路面電車に加えてバスにも乗り放題という便利な切符。そう、これだけで乗りつぶしだけでなく、松山空港まで行けるんです。

 おぼろげな記憶によると30年以上前に、路面電車に乗って、国鉄松山駅から道後温泉まで行き温泉につかっているはずです。しかし伊予鉄道の鉄道線には乗車していません。路線は3系統で松山市駅を中心に、宿河原、高浜、郡中港の3方向に伸びています。

P2120180  出発時刻を見て一番直近の宿河原行きに乗車。沿線にあまり特徴が無い、都市近郊路線です。車両は最近いろいろな地方私鉄で活躍している旧京王井の頭線。

 宿河原からは折り返し高浜行きに。最終区間では海岸線に出て瀬戸内海を少しだけ眺めることができます。高浜の駅前には対岸の興居島へのフェリー乗り場があります。

P2120182  松山市駅に戻り今度は郡中港行きに乗車。こちらの沿線も田園地帯であまり特徴がありません。終点の郡中港駅はJR伊予市駅のすぐ前です。

 駅から港まで歩いてみます。漁師町の風情が残っていました。静かな町です。

P2120188 帰りは伊予市駅からJR予讃線で松山まで。長い長いロングシートのキハ54単行。途中の乗降はほとんど無く、松山駅に到着。

 JR松山駅前から路面電車で道後温泉駅まで移動。ここから松山空港までリムジンバスに乗車。マラソン参加者で混雑していたので始発バス停で乗車して正解でした。

 松山空港ターミナルでようやく遅い昼食。宇和島名物の鯛めしをいただきました。

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