Habari gani ?の楽しみ方

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[写真は伊豆シャボテン公園にて]

 Habari gani ? とは スワヒリ語のあいさつです。Habari は News の事。gani は、どんなという意味です。Habari gani ? と聞かれた場合の返事は決まっています。Nzuri ! (Good !)。このブログは2006年10月のタンザニア旅行記を残そうと思って始めたものです。

 記事としては、旅行記が一番多く、次いで車に関する物、購入した書籍や商品に関する感想などとなっています。地域医療の問題にも、深く切り込んでいます。

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◯現在連載中のシリーズ記事

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅 2017年8月。ギリシャ、キクラデス諸島のフォレガンドロス島に滞在。断崖絶壁の上にあるホラの町。綺麗だけれど水が冷たいエーゲ海のビーチなど。 

新専門医情報 2017年度開始予定(?)の新たな専門医の仕組みの混乱を受け、最新情報を収集中です。

私とパソコン
17歳で出会ったパソコン。昔の思い出を綴っています。(更新停止中)

◯連載終了したシリーズ記事

フィリピン、特にシアルガオ島の旅 8月は雨季のフィリピンにあって東部のシアルガオ島周辺だけは乾季。日本では殆ど知られていないこの島はサーファーの聖地。この国最大のマングローブ林やきれいな海が待っています。 

南アフリカ西ケープ州の旅 2015年7月 人生3度目のアフリカ旅行は南アフリカ。おまけの香港半日観光、定番のケープタウン周辺から足を伸ばしてアフリカ大陸最南端の岬や真冬のサファリを体験。

西オーストラリアMotorhomeの旅 2014年11月、西オーストラリア州をMotorhome(キャンピングカー)で旅行。ジョグラフ湾や森林地帯を中心に回ってきました。

スコットランドの写真を少々 2013年11月にスコットランド北部のハイランド地方を中心に、地域医療の現場を見てきました。合間などに撮影した写真を中心としたレポートです。

マレーシア、特にボルネオ島の旅 首都クアラルンプールに立ち寄ったあと、アジア有数の野生の楽園、ボルネオ島へ。

湊病院問題 静岡県南伊豆町にあった共立湊病院の下田市への移転・新病院建設にまつわる諸問題や不思議な出来事について分析しています。

2012年6月Thomas Jefferson University Hospital 研修記録 フィラデルフィアの風景+αではオフの活動を紹介しましたが、こちらの連載では、内科と家庭医療科の見学のレポートをお届けします。

2012年シンガポールJCIプラクティカム 2012年4月23日から27日にかけてシンガポールで開かれた Joint Commission International に関する国際セミナーのレポートです。

ビンタン島の旅 シンガポールから船で1時間。インドネシアが国を挙げてリゾート開発に取り組んでいるビンタン島北西部のリゾートエリア。それはそれで楽しいのですが、外の世界はもっと楽しい。

フィラデルフィアの風景+α
  海外研修で1ヶ月アメリカペンシルバニア州フィラデルフィアに滞在。週末など撮影したアメリカ東部の写真を紹介しています。

シンガポールの風景
セミナー参加で訪れたシンガポール。合間などに撮影した写真を紹介しています。

RCGP OHSU UH 訪問記録 平成23年10月下旬から約2週間で世界一周してきました。イギリスにおけるかかりつけ医制度の状況や、ポートランドの個人開業プライマリーケアクリニック、ハワイ大学でのシミュレーションセンター教育などを見てきました。

石垣島の旅再び
2011年9月、2年続けて石垣島の美しい海でのんびり。

女川町医療支援報告 平成23年3月11日の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町。3月31日から4月7日まで、地域医療振興協会の医療支援チームに参加しました。その後も5月、6月、7月と週末を利用して医療支援を行いました。

石垣島の旅 2010年9月、石垣島の美しい海でのんびり。

伊豆大島 一泊の旅 2010年2月13日から14日にかけて、伊東港から僅か30分の伊豆大島に出掛けました。

メキシカンカリブとニューヨークの旅 2009年10月 メキシコ合衆国のリゾート地カンクンを拠点にカリブ海で遊んできました。

オレゴン健康科学大学訪問記2008 5年ぶりに訪れたオレゴン州。今回は地域医療をささえる現場を視察してきました。

ハワイの旅 2008年9月オアフ島旅行記。アフリカが大好きな人間が、何故か真逆の日本人だらけの「海外」に行く事に…。

古い鉄道写真アルバム 昔撮影した鉄道写真を紹介しています。 へぼ写真も、ちょっと貴重な写真もあります。

沖縄の旅全15回。2008年2月の3連休の沖縄小旅行記です。

カンボジアの旅  全53回。2007年9月のアンコール遺跡、プノンペン、シハヌークビルの旅行記です。

タンザニアの旅 全30回 2006年9月のアフリカタンザニア旅行記です。セレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ保護区のサファリ、ザンジバル島を巡りました。

オレゴン健康科学大学(古い)訪問記 全20回 2003年12月に訪問したアメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市にある、OHSU 家庭医療学教室やクリニックの見学記録です。

2003年マラウイへの旅 アフリカの知られざる国マラウイの訪問記。

くるま履歴書 全14回 これまでに乗った車の履歴。その他の自動車ネタもこのカテゴリーに分類。

お勧めの飲食店 よく行くお店を紹介。偏っていますが。

ボリビアのロペス医師 全9回 2007年2月に研修にやってきたロペス医師の活動とボリビアの写真を紹介。

◯写真集
タンザニアの写真集(1) Safari ya Tanzania 野生動物やインド洋などベストショットの高画質写真集。
タンザニアの写真集(2)ブログ記事で使った写真を再編集。
スイスとミラノの写真集 スイス登山鉄道の旅。
タイ バンコク、サムイ島の写真集
マラウイ共和国 ブログ記事で使った写真を纏めました
日光の四季 日光の風景写真を集めてみました。記事では未公開だった写真もあります。
伊豆の風景 伊豆の海や花などの写真を集めました。

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2017年12月15日 (金)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅15 ホラの町を散策1

2017年8月20日(日)

Img_2255  そうは言っても娘はすぐにプールから出ようとしません。時間がかかりそうなので、その間にホラの町を一人で下見してくることにしました。

Img_2256 Pounda Square から左奥の方に市街地が続いているようです。車が入ってくることができない狭い路地が迷路のように貼り巡られています。どの建物も白い壁。建物の窓は水色にペイントされています。路地は石畳を漆喰で固めたもので統一されています。ところどころにある小さな広場には木陰が作られています。雨が少ないので自然には木が育たない土地です。水を撒いてきちんと手入れが施されているはずです。

Img_2258 あちこちに猫の姿を見かけます。タベルナでの食事の分け前を狙って集まってくるようです。

 街角はどこも同じように見えてしまい、すぐには町の構造が把握できませんが、タベルナ、ジェラテリア、ベーカリー、グロッサリー、Tシャツ店、アクセサリー店など、お店の位置を覚えることで、だんだんどことどこがつながっているのかわかってきます。

Img_2260 歩いている人は思いのほか少なく、しまっているお店もちらほら。暑い日中は営業せず、午前のうちと夕方から営業しているのですね。

Img_2262  それにしてもこの色彩美。白、水色、緑、赤…。

Img_2265  市街地を通り抜けて幹線道路に出てきました。背後の山の上の白い建物が先程訪れた Panagia 教会です。写真奥のT字路を右に行くとカラボスタシスの港へ。左に行くと Pounda Square の方に戻ります。

 ギリシャ文字のΧは数学や統計学ではカイと教わりました。ローマ字ではChで表記しますがしかし発音はハ行となります。次のωオメガの上にアクセント記号がついていてここを強く発音します。ρはピーでは無くローでRの発音。αアルファはaと同じ。ということで、Χώρα Chora はチョラでもコラでもチョパでも無く、ホラと読んでください。

 

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2017年12月 9日 (土)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅14 Panagia 教会

2017年8月20日(日)

Img_2251 そんなわけで娘はさっそく水着に着替えてプールに直行します。ちょっと水に手を入れてみたら、冷たいこと!ガタガタブルブル。しかし泳ぎたくて仕方がない娘は、お構いなしに泳ぎ始めました。3才から使っているライフジャケットですが、今年もまだ何とか着用できます。でもそろそろ卒業してほしいもの。プールサイドから飛び込んだり、背を下にして浮いたりとか、できることが少しは増えてきました。

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 娘の監視を妻にまかせて、ひとりでPanagia教会を目指します。Anemomilos Apartmentsの前の一本道がそのまま Panagiaに向かっているので、迷いようはありませんが、その前に一旦町に向かいます。ビーチ巡りボートツアーの予約をするためにツアー会社を探そうと思ったのです。坂を少し下ったところに広場 Pounda Square があり、その向かい側にツアー会社 Sottovento を発見。あっさり見つかってしまいました。明日のツアーの予約をしたいと伝えると、明日はすでに満員だとのこと。そこで23日(水)に予約をしました。

 Anemomilosの前を再び通り過ぎて、山に向かっImg_2231て登っていきます。ジグザグに伸びている道はコンクリート舗装されています。道の脇とコンクリートの継ぎ目には漆喰で白く縁取られています。実用上の意味は無さそうなので、文化的な意味合いがあるのでしょうか。それともデザインなのか?

Img_2245 だんだん傾斜もきつくなってきました。振り返ると眼下にはホラの町のパノラマが見えています。見事なほど崖っぷちですが、その中でも一番端にAnemomilos Apartments のプールや私達が停まっている Blue Studio が見えています。こうしてみると結構恐ろしいロケーションです。しかし断崖絶壁の上には比較的平坦な土地が広がっているところが面白いです。

Img_2237 一汗二汗かいてようやく教会にたどり着きました。ご覧の通り休む日陰は皆無。日曜の朝だから礼拝でもやっているのかと思いきや、その気配はありません。この教会が開くのは夕方だけ。また夕陽の名所でもあり、夕方の方が賑わうようです。涼しくなりますし。

Img_2238  せっかく上がってきましたが、特にすることが無いので、景色を眺めながら敷地内をぶらぶらしていると、ジグザグ道を荷物配達のバイクが登ってきました。上りは楽ちんでいいけれど下りは結構怖そうです。ジグザグの片側はかなり崖ギリギリを通っていますし、柵など設置されていないので、脱輪したらそのまま遥か下まで落ちていってしまいまいそうです。

P8200058 坂を下って Anemomilos Apartmentsに戻ると、まだ娘はプールで遊んでいます。元気ですね。でももうお昼だから、そろそろ出かけますよ。

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2017年12月 3日 (日)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅13 Anemomilos Apartments 2

2017年8月20日(日)

Img_2221  昨日は強行軍の大移動で、夜の到着も遅くくたびれました。ゆっくりと起床します。もっとも宵っ張りの国ギリシャでは、皆さん夜中まで遊んでいるので朝はゆっくりのようです。Anemomilos Aparmentsの朝食は午前8時30分から"だいたい"11時までとなっています。

Img_2357 朝食は宿泊費に込みとなっています。まずはフレッシュジュースに自家製のクロワッサン、パイ、ケーキ、ブレッド。メインは好みの卵料理かフルーツヨーグルトまたはシリアル(それだと炭水化物ばっかりになるじゃない)などのチョイス。ジュースの代わりにミルクにしてもらったり、卵料理をベーコン入りスクランブルエッグにしてもらったり、メニューには無くても、可能な範囲で対応してもらえました。

Img_2215 テーブルのすぐ横は崖。海からの風が心地よいです。朝は少し肌寒いぐらいです。初めての朝食でしたので勝手がわからず、今朝はオムレツを頼んでしまいましたが、出だしの怒涛の炭水化物(しかし焼き立てで美味しいのです、これが…)で満腹になってしまいます。翌日からの4回はフルーツヨーグルトをチョイスしました。ギリシャにヨーグルトの上に山盛りのカットフルーツが盛り付けられて、見た目も美しく、ヘルシーです。食後には
コーヒーなどがつきます。これもメニューにはありませんでしたが、妻のアイスカフェラテのオーダーも受けてもらえました。

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 崖から南方向を見ると、さらなる高台にホラの象徴であるPanagia教会が見えます。ホラに来たからにはあそこに登るのはmustでしょう。
私「あとであそこの教会まで行ってみよう。」
妻「靴がやっぱり合わなくて足が痛いので、私は登れない。」
娘「私はプールで泳ぎたい。」
ということで、結局一人で行くことになりました。

 9時40分ごろ沖合をSEAJETSの高速船が通過していきました。9時30分にフォレガンドロス島を出港し、ミロス島などを経由してピレウスまで行く SUPERJET号です。火曜日と木曜日にはこの船に乗る予定になっています。

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2017年11月27日 (月)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅12 Anemomilos Apartments 1

2017年8月19日(土)-20日(日)

Img_2197  Anemomilos Apartments の前では数名のスタッフがお出迎え。「ヤッサス Γεια σας」 こんにちはの意味かと思っていましたが、夜でも使えるのですね。Helloみたいなもんだ。便利便利。これからの5泊6日、宜しくお願いします。

Img_2206  小振りですがプールもあります。一番深いところで水深は1.5m。娘は足がつきません。プールがあるというところが、今回の選択理由の一つ。昨年のフィリピン旅行に引き続き、娘は泳ぎたくて仕方が無いのです。崖上のホラの町ではプールを備えた宿泊施設はあまり多くありません。

Img_2273 プールに隣接した海側にはテーブルや椅子、ソファーが並んでいて、崖っぷちからの眺めを楽しみながら食事を楽しむことができます。

Img_2362 今回予約したのは海側の Blue Studio です。施設全体が町並みを模した構造になっていて、中心の通路を挟んで反対側が Green Studioとなっています。ダブルベッドとソファベッドを使って4人まで宿泊可能です。乾燥した島で水資源が限られていますので、当然ながらバスタブは無くシャワーのみです。海を眺めることができるベランダや、水着などを干しておける場所もあります。風が強いのでちゃんと洗濯ばさみで留めておかないとどこかに飛んでいってしまいます。

Img_2198 窓は開閉の他に上部を手前に傾けて空気の入れ替えをすることができるちょっと不思議な構造。網戸はついていませんが、乾燥地帯ゆえ蚊が繁殖するような水場が無いからでしょう。(蚊取りマットは置かれていましたが、使用しませんでした。)本格的なイタリアンコーヒーが楽しめるマシンが備わっているのも、妻にとってはポイントが高かったようです。

 町に買い出しに出た妻に、晩酌用にラキ Raki というお酒を買ってきてもらいました。ラキはブドウの絞りかすから作られた蒸留酒で、ほんのりとブドウの風味がします。(クレタ島以外で醸造されたものはチプロ Τσίπουρο Tsipouro と呼ばれるようです。) 同じ原料で作られアニスで香り付けられたものが、ウゾ Ούζο Ouzo といい、結構強烈な癖があります。(私は好きですが。)ややこしいことにトルコのラク Raki はギリシャのウゾと同じでアニスが使われています。ワインを作ったあとの搾りかすから作られた庶民のお酒で、アルコール度数が40度と高く、水割りにしたり、チェイサーと交互に飲んだりするようです。

 到着した時は真っ暗でよくわかりませんでしたが、翌朝ベランダから見る光景はご覧の通り。200m以上の断崖絶壁の下に広がるエーゲ海。 文句なしの絶景です。

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2017年11月21日 (火)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅11 フォレガンドロス島とはどんなところ

2017年8月19日(土)

 ようやく今回の旅の主たる目的地、フォレガンドロス島 Φολέγανδρος Folegandros Islandに到着しました。昨年訪れたフィリピンのシアルガオ島は地球の歩き方には2行ぐらいしか書かれていませんでしたが、フォレガンドロス島は残念なことに1ページも記載されています。しかし「不毛のフォレガンドロス島」というタイトルが付けられていて、あまり行きたいという気持ちにならない扱いだったのは、私達にとっては幸いなことです。

 まあ不毛というならばギリシャという国全体が基本的に雨が少なく、自然には大きな木は育たないですし、ブドウ畑も、えっこれが!(リンク先はサントリーニ島のブドウ畑)雑草かと勘違いするぐらい見た目が貧相であり、フォレガンドロス島に限った話では無いのです。

 楕円形に近いかたちで、北西から南東にかけてが長径約12km、短径は4kmほどの小さな島です。周囲は険しい断崖絶壁に囲まれていて、人が住んでいるのは、唯一の港である カラボスタシス Καραβοστάσης Karavostasis (人口87人)、中心集落であるホラ Χώρα Chora (人口425人)、北部にある散村アノメリア Άνω Μεριά Ano Meria (人口243人)の3地区のみで、合計人口は僅かに765人とのことです。ただ、夏場の観光客に対応するため、アテネなどから島に戻ってくる人が多くいて、人口はもう少し増えそうです。逆に冬場になると、強い風に阻まれて船の就航率も下がり、島内のバスなども殆ど走らなくなるそうです。

 離島の多くがそうであるように、この島もローマ時代から20世紀まで、流刑地としての暗い歴史を持ちますが、今ではその影はありませんし、特に関連する遺構なども残されていないようです。

 さて、私達を乗せた SEAJET 2は、20時25分にカラボスタシス港に到着しました。船の後部に積まれていたスーツケースを受け取り、下船します。一緒におりた旅行者は数十名程度。先程までいたサントリーニ島とはうって変わったのんびりとした雰囲気が漂っていることにすぐに気づきます。「うん。こうじゃなくちゃね。」と妻もニンマリしています。数件だけしかないタベルナの店先では、楽しそうに食事を楽しむ人達の姿が見えます。

Img_2550  本日から5泊滞在する Anemomilos Apartments の送迎車を見つけました。ドライバーに挨拶をして乗り込みます。たまたまこの船で到着したお客さんが多かったらしく、バンの定員を1名超過。娘と妻が座席をシェアして、ようやく全員乗り込むことができました。

 港から真っ暗な山道をぐんぐん上っていくと、10分ほどで町の明かりが見えてきました。主要道路から町の中心部へと右折すると、もう21時だというのにたくさんの人が通りを歩いています。それにしてもみんな楽しそうです。

 成田を出てから約30時間。ようやく本日のお宿に到着です。お疲れ様でした。

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2017年11月18日 (土)

新専門医情報 一次登録締め切り時の状況

 2017年11月15日に専攻医一次登録が終了。11月17日には日本専門医機構理事会が開催されました。M3.comと日経メディカルに関連記事が掲載されておりましたのでご紹介します。

新専門医制度、1次登録は7989人、卒後2年目医師の約9割
内科2554人、総合診療158人、東京の眼科などで調整も
https://www.m3.com/news/iryoishin/569804

新専門医制度、初年度専攻医の一次登録を締め切る
11県で総合診療科研修プログラムの応募ゼロ
応募者は内科2554人、総合診療科158人
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t221/201711/553673.html

 両記事によりますと、一次登録を済ませたのは7989人で、現在2年目の初期研修医の約9割相当とのことです。内科が2554人、新しく開始される総合診療科は158人。岩手県、秋田県、山形県、福井県、山梨県、和歌山県、鳥取県、島根県、香川県、佐賀県、宮崎県の11県では総合診療科への応募が無かったとのことです。

 総合診療科の登録者数は、従来の日本プライマリ・ケア連合学会による家庭医療専門医のプログラム登録実績を下回ると思われます。へき地勤務の必須化を追加して医師の偏在解消につなげようとした結果、逆に門戸を狭めることになってしまったようです。少子高齢化社会を迎え、重要な役割を担うはずの総合診療科ですが、厳しい船出となりそうです。

機構の松原副理事長(日本医師会副会長)は「地域医療を現在、担っているのは内科、外科を中心としたかかりつけ医。総合診療は多科にわたる診療をしなければならない場所での診療を想定されている診療科だ。その役割を担うことになる自治医科大学出身の(1年次の)医師数よりも多いということを考えると、ある程度の人数に参加してもらったと捉えている」と説明したとのことです。日本医師会では「かかりつけ医機能研修」を提唱しており、総合診療専門医では無くそちらを主流としたいという思惑が表れているのではと感じました。

 総合診療の特任指導医講習会の話は現在完全に止まってしまっていますが、これだけ希望者が少数に留まりますと、初年度専攻医が所属するプログラムの必要人数のみに、指導医講習会の出席を課すのでは?とも思われます。

 「都市部への専攻医の集中はほとんどない。過去5年間の専攻医の平均採用実績を大きく回っているところはない」と説明した、との事ですが、一部領域の登録状況を教えていただきますと、大学病院を基幹施設とするプログラムに多くの応募があり、「医局回帰」の傾向が見られるように感じます。

 定員超過してしまっている研修医が75人、IDは取得したものの希望研修プログラムに未登録が100人とのことです。とすると12月16日から開始される二次募集の対象者は200人弱。すなわち、一番多い内科であっても、二次募集対象者は各都道府県0-数名程度と推測されます。一次募集の時点で実質的にほぼ「終戦」という状況ではないかと思われます。

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2017年11月15日 (水)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅10 フィラの港

2017年8月19日(土)

Img_2179 フィラの町のタクシー駐車場でドライバーと無事合流。留守番しているだけでも毎時60ユーロ(約8000円)稼げるので、なかなか良い商売ではありますが、炎天下で車の番をしているのは、それはそれで大変なのかも知れません。

Img_2181 稜線上の道から右に逸れて、600mの崖を下るつづら折の道に入っていきます。つづら(九十九)折りと書きましたが、地図で確認してみると、実際にはカーブは7つしか無く、ヘアピンカーブの間のストレートが結構長い設計の道路です。港に降りる道はこの一本。片側一車線ある道路ではありますが、カーブがかなりきついため、観光バスなどの大型車はインコーナーでは曲がることができず、反対車線にはみ出して…というか完全に反対車線を通って曲がってきます。対向車はバスの動きを読んで、こちらも反対車線を走ることになります。右側通行のギリシャですが、この道路のカーブの部分だけ、それもたまたまバスが来たときだけ左側通行に変わるのです。

Img_2173 ぐんぐんと高度を下げて、15分ほどで港に到着。これから利用するSEAJETSのチケットオフィスの向かい側に待合場所があり、そこでタクシーを下車します。ドライバーとはここでお別れです。時刻は18時少し前。まだまだ日差しはギンギンです。

 フォレガンドロス島を経由する高速船は19時15分の予定。チケットオフィスの係員が来るのは1時間前とのことで、事務所の中でしばらく待ちます。壁には各島へ向かう船便の一覧表が掲げられています。さすがメジャーな観光港。行き先は実に15箇所。曜日によって時刻や経由する島が違っているためなかなか複雑です。アテネの外港ピレウス港へは各社の合計で7-8便が運行されています。

Img_2178 時間通り係員がやってきました。今回の旅行では合計4回 SEAJETSを利用しますが、予約と支払いはウェブサイト上で済ませてあります。控えの紙を見せて、全行程分のチケットを発券してもらいました。実はSEAJETSは座席指定制だったのですが、ウェブサイトにもそのような記載は無く、チケットにも英語での説明が無かったため席番が表示されていることに気が付きませんでした。

Img_2194 港からはSEAJETSの大型フェリーが出港するところ。背後の崖上には見えているのはサントリーニ島北部の イア Οία Oia の町です。今頃夕陽を見に観光客が押し寄せている頃でしょう。

 しばらくして、40分ほど遅れていたHellenicSeawaysの高速フェリー High Speed 7が入港。 船体の後ろに水を噴射しつつ後退で接岸するものですから、反射した水流が岸壁に当たって飛沫が飛び散りなかなかダイナミックです。車と客を降ろし、そして載せ、クレタ島のイラクリオンに向けて慌ただしく出港していきました。

Img_2196 私達の乗船する予定の SEAJET2 も20分ほど遅れてナクソス島 Ναξοσ Naxos から到着しました。朝の7時にピレウス港を出てキクラデス諸島の島々を巡って0時45分にピレウス港に戻るという働き者です。386人乗りのカタマラン(双胴)のジェット船で速度38ノット(時速70km)で航行する能力を持ちます。先程の Highspeed 7よりは随分小ぶりに見えますが。

 フィラ港を出港するとイアとTherasiaの間からカルデラを抜け、フォレガンドロス島 Φολέγανδρος Folegandrosまで僅か45分の船旅。途中で日も暮れてしまいました。長い長い一日でしたが、いよいよ本日の目的地にまであと一息です。

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2017年11月 9日 (木)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅09 フィラの町2

2017年8月19日(土)
Img_2160 1枚目から4枚目の写真は、「食べるな」もといタベルナ(の屋上テラス)から撮影したものです。崖っぷちの一等地はホテルや高級レストランによって占拠されているため、タベルナ程度から見える眺望はせいぜいこんなものです。

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 1枚目は南側を撮影。望遠側にズームして手前に見えるごちゃごちゃした部分を隠しています。いくぶん良い感じに写っていますが、よく見るとエアコンの室外機があちこちに写り込んでいます。

 2枚目は西側、カルデラの内側を撮影したもの。遠くに見えている島は Therasia です。隣の建物の壊れた壁や、屋上で伸び放題になっている雑草のおかげで、何だかうらぶれた町のような印象を受けてしまいます。。

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 3枚目は外輪山の外側(東側)を俯瞰したところ。内側とはうって変わったなだらかな地形であり、住宅もよく見えます。これはこれで良い眺めでなのではないでしょうか。

Img_2156 4枚目、タベルナ前の路地を見下ろして撮影したものです。下から見るといい雰囲気だったのですが、上からだと楽屋が見えちゃってる感じでしょうか。

 そんなわけで、路地沿いのタベルナの屋上から見るフィラの光景は、今ひとつガイドブックのイメージとは異なるものになってしまいます。

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 お腹が満たされればまた歩く元気も出てきます。崖っぷちの歩道を歩いていくと、ようやく眺めのすこぶる良いポイントに出てきました。ここからならガイドブックに出てくるような写真が撮れそうです。

Img_2168 急斜面にへばりつくように建てられているのは、全て高級ホテルやレストランの敷地内で、おいそれとは立ち入ることができません。はるか下に見える海面との標高差は600mもあるそうです。スカイツリーの展望台よりも高いわけですね。目がくらみます。

 さて、これでサントリーニ島の観光は終了です。タクシーに戻って港に向かうことにしましょう。

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2017年11月 6日 (月)

ケアセンターいぶきと"せんろみち"

P6270032  2017年6月26日から30日まで、滋賀県米原市の地域包括ケアセンターいぶきの代診に行ってきました。(もう4ヶ月以上前ですが。)

 施設があるのは旧伊吹町で、その名前の通り、伊吹山の裾野の扇状地にあります。

P6270034 伊吹山の標高は1377mですが、比較的独立して存在しているので、東海道新幹線の岐阜羽島-米原間の車窓からも、雄大な姿が親しまれている山です。

 伊吹山のある場所はかつて海の底だったため、サンゴ礁の痕跡である石灰岩の豊かな地層があり、採掘が盛んに行われた結果、山の西側斜面は大きく削られてしまいました。周辺には石灰岩の搬出のために利用されたベルトコンベアのルートが残されています。

P6270036  ケアセンターいぶきの周辺を歩いているとすぐ西側に隣接して駅のようなものが見えます。近づいてみるとプラットホームは低く、本物らしさがありませんが、部分的に線路が敷かれています。その脇の遊歩道は傾斜といい幅といいどう見ても廃線跡です。ご丁寧に線路を模した白い線まで描かれています。

P6270043  この遊歩道は伊吹せんろみちと名付けられていて、近江長岡駅から伸びていた住友大阪セメントの専用線の廃線跡でした。意外なところに鉄道遺跡がありました。

 ケアセンターいぶきの施設と駐車場の間にはなぜか幅10mほど細長く森が残されていて、小路が続いています。辿ってみるとつきあたりのところに小さな祠と灯籠がありました。Google Mapを見ても、何も書かれていませんが、周囲に色々な施設が作られている中、ここだけが自然のまま残されていますので、非常に大切な場所なのでしょうね。なかなか神秘的な趣があります。

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2017年11月 2日 (木)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅08 フィラの町1

2017年8月19日(土)

Img_2135  再び外輪山に上っていきます。空港から来た道を引き返す形です。稜線の上を左回りに進み、サントリーに島の中心であるフィラ Φηρά Fira にやってきました。中心といっても人口は2300人ほどのようです。市街地の中心部はホテルや商店ばかりですから、人が済んでいるのはもっと外輪山の外側に近い緩斜面の方だと思います。

 市街地の中は狭い路地ばかりで車は入れません。町の入口にある駐車場に車を停めて、歩いていくことになります。妻はいよいよ足が痛くなって歩くのが辛いようです。Google Mapsで靴を売っていそうな店を検索し、そちらに向かってみるみるとこにします。

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 路地は狭く、人は多い。妻が「江ノ島のようだ。」と一言。確かに。有名観光地だけに、たくさんの日本人に合うことを覚悟していましたが、意外にも全くと言っていいほど見かけませんでした。

 路地の上にアーチがかかる立体構造。どこかで見たような。そうだアクロティリ遺跡にもありました。こういう構造の建物はギリシャの伝統なのでしょうね。

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 妻が靴を探しに行っている間、娘のリクエストに応じ Fish Spa のお店に。日本だとドクター・フィッシュという呼び方の方がポピュラーでしょうか。ガラ・ルファという魚だそうですが、もともとギリシャに生息しているというわけでは無く、トルコなど西アジアの川に住んでいる魚だそうです。今では世界中で人間の足の角質を食べさせられています。ちょうど良い暇つぶしになりました。

 妻が新しい靴に履き替えて戻ってきましが、早速ガムを踏んでしまったと憤慨しています。つくづくついていません。シンガポールのようにチューインガム禁止にしないといけませんね。

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 時刻は16時30分。靴も入手できたし、遅い昼食をとることに。娘が食べられるものをということで、手近なタベルナ Taverna に入ります。「ギリシャでは食堂のことをタベルナっていうんだよ。食べるところなのに食べるなとはこれいかに。」とベタなダジャレをかましてみますが、妻と娘から冷たい視線を受けるだけでした。

 ギリシャサラダとピザの他に、ギリシャらしい物をとムサカ μουσακάς  Moussaka を注文。ムサカはパスタの代わりにポテトを使ったラザニアという感じです。ムサカの語源はアラビア語のようで、トルコ、セルビア、アラブ諸国などでも食べられているそうですが、その調理法は国によってだいぶ異なるようです。

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2017年10月30日 (月)

ホタルナ

2017年6月の撮影です。
Img_1879  東京ビッグサイトに行くためにはいくつかの交通手段があります。ゆりかもめ、りんかい線が一般的ですが、都営バスを利用することもできます。もうひとつ、日の出桟橋からの水上バスを利用する方法もあり、それを試してみようと浜松町駅から歩いて日の出桟橋にやってきました。

 Img_1883 ところが、東京ビッグサイト(有明)への水上バスは現在不定期運行になっていて、月にわずか数日しか運行していませんでした。この日も日曜日にもかかわらず運行無し。

 素直に日の出駅からゆりかもめで行こうかとも思いましたが、お台場海浜公園行きの船があるようなので、それに乗ってみることにしました。

Img_1887  やってきたのは赤い海賊船…ではなくて、なにやら未来的なデザインの平たいガラス張りの船。ホタルナ号というそうです。屋根の上にはたくさんの団体さんがひしめきあっています。なお、通常の運賃480円なのですが、300円が加算されて780円かかります。

Img_1890  説明によりますとこの船のでデザインを担当したのは漫画家の松本零士氏とのこと。なるほど宇宙船のようなデザインなのですね。船内アナウンスも銀河鉄道999の星野鉄郎とメーテルと車掌さんの掛け合いになっています。乗客のかなりの率を占める外国人観光客は聴いていないと思われますし、「機械の体を手に入れたら」とか、言われても、私のような漫画やアニメを見ていた世代はともかく、中高年や子どもたちはちんぷんかんぷんでしょうね。

Img_1889 出入り口のハッチはガルウイングよろしく上に開きます。ただし電動でちょっと時間がかかります。ガラス面積の大きな船内で、視界は良好。 操縦席もキャノピー風になっていまして、かっこいいです。かっこ優先のためデッドスペースが目立ちますが、まあそこは気にしないことにしましょう。

Img_1896 出港してレインボーブリッジの下をくぐり、お台場海浜公園の桟橋までは20分。接岸している様子を中望遠で撮影してみますと、何だか虫っぽい感じにも見えます。

 お台場海浜公園からビッグサイトまでは徒歩で移動します。暑い日でしたが、コスプレ撮影の人たちがあちこちで見受けられました。

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2017年10月26日 (木)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅07 レッドビーチ

2017年9月19日(土)

Img_2122 アクロティリ遺跡から南側に坂を下り外輪山の外側の海岸に出ます。海岸に沿って西へ少し進み、売店隣の駐車場にタクシーは駐車。「レッドビーチ Red Beachはこの先よ。」とのこと。道の両脇には車やバイクがびっしりと停まっています。うーん、こんなの混雑し過ぎだね、と夫婦でややげんなり。車道を進んでいくと右手に教会があり、そこからは細い山道が続いています。

Img_2130 坂を登ったところで後ろを振りかえると、すでに随分と歩いてきました。海岸の岩が赤い色をしているのがわかります。きっとここから坂を下っていくとすぐ着くだろうと、妻と娘に言い聞かせさらに進んでいくと、崖下のはるか先にようやくレッドビーチが見えてきました。と…遠い。

Img_2125 Trip Advisorに投稿されていたこの写真ほどではありませんがなかなかの混雑です。そして日差しを避けるところは、全く無さそうです。周辺の岩場や背後の崖が赤い色をしています。向こう側に見える崖は赤くないのにこのあたりだけが赤いのが不思議ですが、赤い色の正体はいくつかのサイトによると鉄分が多いからと書かれています。

Img_2127 沖に目を転じるとプレジャーボートがたくさん停泊しています。ビーチまでのアクセスの大変さを考えると、たしかに船で来るのが楽チンで良さそうです。

 さて、水着はまだスーツケースの中だし、娘はサンダル履き、妻も慣れない靴で足が痛いとのこと。ビーチまで降りて行くとまた帰りは登って来なくてはならないので、さっさと撤退することにしましょう。この先の日程でもっと海を楽しめるはずです。

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2017年10月23日 (月)

竹富島4

2017年5月17-18日の撮影です。

P5180059_ 竹富島の中を歩いていると道端で家畜が放されているのを時々見かけます。完全な放し飼いだとどこかへ行ってしまいますので、長めの紐でつながれていますが、かなり自由に動き回れるようです。

 ヤギ…石垣島で食べたヤギそばを思い出します。道端のヤギさんも時には販売対象で、「山羊売ります」なんて看板が近くに出ていることもあるそうです。

P5180060 水牛は販売対象では無いと思いますが、水牛車観光の担い手として飼われています。一日の仕事を終えて、広々とした草原でのんびりとしているところです。道端につながれている水牛は、尻尾で水をかけてきたりしますので、気をつけて下さい。

P5190062 診療所の近くの「ひまわり」というお店で昼食をいただき、そのままレンタサイクルをお借りしてビーチ巡りをしました。のんびりしてます。

  P5190076

 島の中央の最も標高の高いところがンブフルです。ンで始まるとは、アフリカのバントゥー語系の言葉(スワヒリ語やチェワ語など)かと思ってしまいますが、牛の鳴き声が語源だとも言われているそうです。こちらの展望台も閉鎖されており上ることはできませんでした。

 

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2017年10月19日 (木)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅06 アクロティリ遺跡

2017年8月19日(土)

Img_2099  次に向かったのは島の南側にあるアクロティリ遺跡 Ακρωτήρι Akrotiri です。紀元前5世紀には人が住み着いていたそうですが、紀元前1627年の大噴火で火山灰の下に埋もれて壊滅。それから3600年も経った1967年から発掘が行われています。しかし不思議なことに人骨は全く発見されておらず、大きな謎とされています。

Img_2102

 貸し切りタクシーは道端の木陰を見つけて駐車。雨の少ない地中海地方では人為的に水を撒かなくては木が育たないようですから、木陰は貴重です。湿度は低いのですが日向は非常に暑くなります。チケットブースで入場券を購入し、緩やかな坂を登っていくと丘のようなものが見えてきました。その脇の通路にはあたかも屋根がかけられいてるかのようですが、実際には鳥居のようになっているだけで、日差しサンサンです。ミネラルウォーターの自販機があるのですが、うまく動かないようで買えませんでした。

P8190053

 入口で入場券のチェックを受けて中に入ると、思ったよりも広大な発掘現場が広がっています。大きな屋根がかけられており、大変貴重な日陰です。整備された歩道から遺跡をぐるりと見て回ることができます。なお、発掘された土器やフレスコ画はむしろフィラの新先史博物館(15時で閉館なので、今回は訪問できませんでしたが…)やアテネの国立考古学博物館などに多く展示されています。

Img_2115  建物は立体的に作られており、2階建て、3階建てのものもあったようです。倉庫だった場所には修復された大きな瓶が置かれていました。

 個人的にはもう少しのんびりと遺跡を見ていたかったのですが、娘にとってはたいそう退屈な空間なようで、「もう、次に行こうよ。」とのこと(;_;)。

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2017年10月16日 (月)

竹富島3

引き続き2017年5月18-19日の撮影です。

 竹P5180040富島の集落は島の中央部に固まっており、外周道路から内側にアクセスする道はあちこちにあります。集落への主な入り口となる場所には、道の真中にでんと立派な樹があります。スンマシャーというそうで、基部には石垣が積まれています。魔除けの意味があるようです。

 この写真は西桟橋から西集落につながる道にあるスンマシャーです。この他北のフェリーターミナルから竹富小中学校に向かう舗装道路の真ん中にも別のスンマシャーを見かけました。

P5180052

 二枚目の写真はなごみの塔です。1953年に地元住民によって建てられた展望台で、集落を見下ろす観光スポットとして人気がありましたが、老朽化に伴い現在は上ることはできなくなりました。塔の建っている場所は少し盛り土で高くなっていますので、塔のふもとからでも近隣の家々を多少見下ろすことはできます。

 島の中央の一番標高の高い場所に建てられたンブフル展望台にも行ってみましたが、そちらも閉鎖されており残念でした。

P5190078 南側の集落は仲筋と呼ばれています。観光客向けの店は少ないため、人通りは少なく静かです。伝統的な竹富島の家屋をじっくり見るにはよいですね。

P5190079 仲筋の集落の中では碁盤の目状に道が作られています。家々は琉球石灰岩の石垣で囲われているので、交差点はご覧の通り見通しが悪いです。道幅も狭く、車のすれ違いができないところも多いです。(両側が垂直の壁なんでどうにも避けようがありません。)駐車スペースも多く無いので、時には道を塞いで車が停まっていることもあります。そんな時は回り道をすればいいのです。

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2017年10月12日 (木)

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅05 カルデラ外輪山の島

2017年8月19日(土)

Img_2074  サントリーニ島 Σαντορίνη Santoriniはかつての火山の外輪山が海に沈んでできた島群の総称でもあり、東側に位置する主島ティラ島 Θήρα Thiraのことを指すことも多いようです。何しろ火山ですから過去に何度も噴火や地震で町が壊滅しており、一番最近では1956年の震災でも壊滅的被害を受けています。現在見られる町並みはその後に復興したものということになります。急峻な外輪山の崖っぷちに密集して建てられた白い建物は、典型的なギリシャ・エーゲ海の光景として、非常に人気が高い観光地です。空港は外輪山の外側の緩斜面に作られています。

 さて、この島での滞在はこれから19時15分の高速船の出港までの約6時間です。日本からの長旅で疲れているのと、スーツケース3個を運ばないといけないことから、今夜からの宿泊施設の方の推奨によりタクシーを貸し切ることにしています。ホテルからはフローラさんという運転手を紹介していただきましたが、メールは通じないので3ヶ月前に一度電話でコンタクトを取ったのみでした。果たしてちゃんと伝わっているのか心配でしたが、先程アテネ空港から電話してきちんと覚えていることがわかりました。

 サントリーニ空港で荷物を受け取りターミナルを出ようとしたところで、携帯電話に着信が。すでに空港で待機中とのことで、すぐに合流することができました。車両はメルセデス・ベンツのCクラスでギリシャではよくタクシーに使われています。スーツケースはトランクに2個しか入りませんが、残る1個は屋根の上のキャリアに積載します。貸し切り料金は時間制で60ユーロ/時間となかなか高価になります。他の会社のプライベートツアーも300ユーロ/5時間ぐらいが相場のようですから、同じぐらいの価格設定です。

Img_2084 まず向かったのは見晴らしの良い高台。1枚目写真、一段と高い崖の上にあるのが島の中心集落であるフィラ Φηρά: Fira。はるか遠くの崖上の町が島の北西端にあるイア Οία Oiaです。夕陽に照らされた町並みが美しいとのことで夕方になると大混雑するそうです。

 眼下を見下ろせば港が見えます。その高低差600m。大型客船や高速船などが発着できる港はここしかありません。港へはつづら折りの道が一本だけ。左ハンドル右側通行のギリシャですが、大型バスは右へのヘアピンカーブを曲がりきれないため、なんと左車線に出て曲がってきます。対向車のドライバーはバスの動きを予測して左に避けるという、非常に恐ろしいことが日常的に起きています。

Img_2092

 港から沖合に視線を移すと、いくつかの小さな島が見えます。右からカルデラの中心にある Nea Kameni、Palea Kameni。奥側に見える島が西側の外輪山の一部であった Thirasiaです。Thirasiaと、今いるThiraの間の円形の海が全てカルデラとなります。かつては外輪山が全て保たれ輪状の島だったそうですが、火山活動による地形変化で今のような姿になりました。

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2017年10月10日 (火)

新専門医情報 各領域の専攻医一次登録が開始される

 2017年10月10日正午に、予告通り専攻医の一次登録が開始されました。しかしながら、二次審査を通過したプログラムはどうなっているのか、その情報は欠如したままです。都道府県協議会についてはまだ協議中のところもあるようで、それもあって公開しにくいのかも知れません。

 以下に、各基本領域学会の登録入口ページと、ID新規申請の直リンクを掲載します。学会トップページに共通バナーで掲載していただけるとありがたいのですが、奥まったところにある学会もあります。総合診療については、PDFファイルを開くと中にリンクが置かれているのですが、リンク先が左右で逆になっていました。 PDFファイルのリンクとは別に「総合診療専門医」タブの-「総合診療専門研修の専攻医登録」からも登録可能です。(こちらはリンク先が正しい。)

 なお、二次審査通過プログラムを掲載できている領域はまだ無いのではと思います。登録できるプログラムが公表されていないのに、登録システムが公開されてしまうのは、順番が逆な気がしますね。総合診療に至っては一次審査プログラムさえ見ることができません。

11 内科
http://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2/h30_senkoi/
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/11

12 小児科
https://www.jpeds.or.jp/modules/important/index.php?content_id=9
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/12

13 皮膚科
https://www.dermatol.or.jp/modules/important/index.php?content_id=12
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/13

14 精神科
https://www.jspn.or.jp/senkoi.html
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/14

15 外科
https://www.jssoc.or.jp/index.html
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/15

16 整形外科
https://www.joa.or.jp/index.html
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/16

17 産婦人科
http://www.jsog.or.jp/activity/program_list/senkoui_touroku.html
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/17

18 眼科
http://www.nichigan.or.jp/news/sk_007.jsp
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/18

19 耳鼻咽喉科
http://www.jibika.or.jp/members/nintei/shidou/program_senkou.html
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/19

20 泌尿器科
https://www.urol.or.jp/student/specialist_reg.html
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/20

21 脳神経外科
http://jns.umin.ac.jp/residents/registration.html
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/21

22 放射線科
http://www.radiology.jp/member_info/news_member/20171006.html
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/22

23 麻酔科
http://www.anesth.or.jp/
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/23

24 病理
http://pathology.or.jp/
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/24

25 臨床検査
http://www.jslm.org/
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/25

26 救急科
http://www.jaam.jp/html/info/2017/info-20171006.htm
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/26

27 形成外科
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/27
http://www.jsprs.or.jp/specialist/shutoku/index.html

28 リハビリテーション科
http://www.jarm.or.jp/facility/
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/28

29 総合診療
http://www.japan-senmon-i.jp/comprehensive/registration.html
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/Important%20Information_sougousinryou_1010%20.pdf
https://senkoi.jmsb.jp/users/add_activate_mail/29

(科がついたりつかなかったりが不統一なのが気になりますが、サイトの表記がそのようになってしまっています。)

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2017年10月 9日 (月)

竹富島2 ビーチ編

 2017年5月17日と18日の撮影です。
P5180045  1枚目。17日の昼のインターバルの間に徒歩で訪れた西桟橋です。診療所から一番近い海で10分もかかりません。1971年頃まで使われていたそうですが、今は桟橋としては使われず、夕陽スボットとしてPRされています。

P5180046

桟橋の先端まで行って撮影。素晴らしい透明度です。はるか彼方には西表島が見えています。

 翌18日の昼は診療所近くの食堂でレンタサイクルを借りて、3つの浜を訪れてみました。

P5190065

 最初に訪れたのはコンドイビーチ。西桟橋から少し南に行ったところにあります。遠浅の広い砂浜は海水浴に好適です。5月だというのにすでに泳いでいる人もたくさん。あー、水着持ってくるんだった。残念です。

P5190068 

 更に南に少し行ったところがカイジ浜です。コンドイと比べると岩場が多い。潮の流れが早いため遊泳は禁止されています。ここは星砂の浜とも呼ばれています。星砂とは有孔虫の死骸なのだそうです。砂を手にとって見てみますが、老眼も手伝って良くわかりません。

 代わりに浜に出ていた露天で娘へのお土産に星砂の入ったアクセサリーを購入しました。

P5190073

 最後に訪れたのはアイヤル浜です。竹富島の南側は牧場になっていて、ビーチはありません。東海岸唯一のビーチがアイヤル浜です。環状道路から未舗装路を東へ。途中高級リゾート「星のや」への道が右手に分岐。更に直進していくと浜に出ます。

 訪れる観光客は少ないです。アクセスが悪い上に遊泳禁止なので。しかし竹富島の中では一番秘境感のある場所と言えるでしょう。

 つらいのは帰り道。砂地のだらだら上りを自転車で走っていくのは、ちとしんどいものがあります。

 

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2017年10月 6日 (金)

新専門医情報 2017年10月10日専攻医一次登録開始が決定

2017年10月6日に日本専門医機構の理事会が開催されました。関連記事がm3.comに掲載されました。

専攻医の1次登録、3060プログラムで10月10日開始
日本専門医機構、総合診療は「追加・辞退」で367
https://www.m3.com/news/iryoishin/561741

 来週火曜日からの専攻医の一次登録について、予定通り開始することが発表されました。

 また、二次審査の結果も発表され、計3060のプログラムが認定されたとのこと。18の基本領域が2693、総合診療専門医が367(一次審査から2つ辞退、都道府県からの要請で9追加)とのことです。

 各領域や全領域の定員が合計で何人になったのか、そこは書かれていませんでした。また気になるのは吉村理事長が記者会見を欠席したという記載です。

日本専門医機構のサイトには、10月6日付けで
「専門医を目指す臨床研修医および研修プログラム統括責任者の皆様へ
平成30年度スタート予定の新しい専門医制度の登録手順のお知らせ」
が掲載されました。 (まだ「予定」が取れないの?!)
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/Important%20Information_1006.pdf

一部を抜粋しますが、
一次登録に関して
②登録確認期間(必要に応じて採用試験をおこなったり、プログラム統括責任者と当該領域学会とで、都市部への希望者の集中の有無の確認、調整等をおこなう期間)
平成29年11月16日~平成29年11月30日
③採用期間(プログラム統括責任者が、当該領域学会および機構と協議し採否を決定する期間)
平成29年12月1日~平成29年12月14日
と書かれています。

 意図を推測しますと、専攻医登録は事前の調整で極力定員内におさまるようにする。しかしどうしても超えてしまった場合は、②の期間に必要に応じて採用試験を行うという意味でしょうか?また都市部においては定員内におさめたつもりでも、都市部への集中が認められた場合は、定員を減らす方向で調整が行われる可能性があるということでしょうか。

 ③の採用期間についても、学会や機構との協議というプロセスが入っています。何を協議させられるのだろう??

 また二次募集の中にさくっと非常に重要なことが書かれていました。
「都市部への集中が明らかな場合は当該都市部の二次登録はおこなわない予定」だそうで、先日の松原副理事長インタビュー記事の最後の一言はやはりそういう意味だったのか、という感じです。これを見たら却って一次登録で都市部のプログラムに集中してしまいそうな気がしますが、どうなのでしょうかね。

 初期研修の定員は登録者の1.1倍に設定されているようなのですが、それでさえたくさんの定員がフルマッチする病院もあれば何年も0というところもあります。新専門医制度はマッチング無し、複数プログラム応募不可という仕組みですから、例えば応募者の1.5倍とかの定員合計があったとしたら、領域間、プログラム間で相当の不均衡が生じることは容易に推測できます。

 機構のサイトではこれ以外の情報更新は確認できていません。

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新専門医情報 総合診療研修一次審査「基準」をめぐるあれこれ

チェックが漏れていましたが、m3.comに日本専門医機構機構の松原副理事長のインタビュー記事が掲載されていました。9月28日付けです。

総合診療専門研修プログラム「1次審査基準」、都市集中回避が狙い - 松原謙二・日本専門医機構副理事長に聞く
専攻医の2次募集、1次募集と異なる方法の可能性も
https://www.m3.com/news/iryoishin/560030

関連して、その一次審査基準により不合格とされたプログラム責任者へのインタビュー記事や、四病協からの疑義表明に関する記事も掲載されていました。
「1次審査不合格、大変遺憾」、専門医機構に説明求める
総合診療専門研修プログラムの審査、大学本院での養成に疑義も
https://www.m3.com/news/iryoishin/560783

四病協、総合診療専門研修プログラムの1次審査に疑義
日本専門医機構に意見書、「認定せず」に理由求める
https://www.m3.com/news/iryoishin/560777

 審査基準が「後出し」では無いかという批判に対しては

-- 抜粋 --
整備基準の「10.他に、自領域のプログラムにおいて必要なこと」として、「今後とも、理事会の決定により変更することがあります」と記載しています。
-- 抜粋終了--

とのことです。変更がありうるのはわかりますが、募集を締め切ったあとに変更点を明らかにしたことが問題視されているわけですから、これでは説明になっていないと思います。

 総合診療の一次審査は誰が担当したのかという問いに対しては、
-- 抜粋 --
 理事会で決めた「1次審査基準」に基づき、その基準に合致しているかどうかを事務的に事務局が確認、私も全てチェックしました。
-- 抜粋終了--
とのことで、事務局以外は松原氏がお一人でやっていたかのような印象を受けます。実際、機構の総合診療に関する委員会はこのところ全く開催されていないにもかかわらず、その間に整備基準が決定され、プログラム募集が行われ、一次審査基準が公表され、という流れになっており、いったい誰が決めているのだろう??という疑問を持っています。そして特定指導医講習会の件は、全く進んでいないようです。

 「理事会で決めた」という部分についても疑義が出ています。8月以降の理事会の議事録はまだ公開されておらず、9月21日開催の理事会の記者会見を伝える記事の中でも、このことには全く触れられていないままでした。

 なお、「国診協」(全国国民健康保険診療施設協議会)というタームが記事内で4回出てきますが、専門研修プログラムの基準の話しをしているのに特定の団体名が繰り返し出て来ることに少し違和感があります。

 総合診療の件とは別に、全19領域の2次募集に関して、
-- 抜粋 --
2次応募をどうするかが課題です。1次応募が終了した時点で、都市部に空き枠が多ければ、都市部に集中する懸念があるからです。今議論していますが、2次募集は、1次募集と同じ方法で実施するとは限らないかもしれません。
-- 抜粋終了--
とのことです。都市部では二次募集を制限する可能性があるというつもりなのでしょうか??しかしそのような動きがあることがわかると、尚更一次募集で都市部への集中を助長するのではという懸念を持ちます。

 本日機構の理事会が開催されます。予定では週明けに専攻医登録開始とアナウンスされています。内科領域では二次審査結果が基幹施設に通知されたとのこと。準備は整ってきているようですが…。

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