Habari gani ?の楽しみ方

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[写真は伊豆シャボテン公園にて]

 

 Habari gani ? とは スワヒリ語のあいさつです。Habari は News の事。gani は、どんなという意味です。Habari gani ? と聞かれた場合の返事は決まっています。Nzuri ! (Good !)。このブログは2006年10月のタンザニア旅行記を残そうと思って始めたものです。

 

 記事としては、旅行記が一番多く、次いで車に関する物、購入した書籍や商品に関する感想などとなっています。地域医療の問題にも、深く切り込んでいます。

 

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◯現在連載中のシリーズ記事

モロッコとパリの旅
真夏のモロッコ旅行はマラケシュと大西洋岸の地元で人気のビーチリゾートへ。欲張ってフランスにも立ち寄ります。

新専門医情報 1年延期されて2018年度開始の新たな専門医の仕組みの混乱を受け、最新情報を収集中です。

私とパソコン
17歳で出会ったパソコン。昔の思い出を綴っています。(更新停止中)

◯連載終了したシリーズ記事

オーストリアの旅
ウィーンでのホームステイと8人乗りバンでの旅。山頂までゴンドラで一気標高3000mに。

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅 2017年8月。ギリシャ、キクラデス諸島のフォレガンドロス島に滞在。断崖絶壁の上にあるホラの町。綺麗だけれど水が冷たいエーゲ海のビーチなど。 

フィリピン、特にシアルガオ島の旅 8月は雨季のフィリピンにあって東部のシアルガオ島周辺だけは乾季。日本では殆ど知られていないこの島はサーファーの聖地。この国最大のマングローブ林やきれいな海が待っています。 

南アフリカ西ケープ州の旅 2015年7月 人生3度目のアフリカ旅行は南アフリカ。おまけの香港半日観光、定番のケープタウン周辺から足を伸ばしてアフリカ大陸最南端の岬や真冬のサファリを体験。

西オーストラリアMotorhomeの旅 2014年11月、西オーストラリア州をMotorhome(キャンピングカー)で旅行。ジョグラフ湾や森林地帯を中心に回ってきました。

スコットランドの写真を少々 2013年11月にスコットランド北部のハイランド地方を中心に、地域医療の現場を見てきました。合間などに撮影した写真を中心としたレポートです。

マレーシア、特にボルネオ島の旅 首都クアラルンプールに立ち寄ったあと、アジア有数の野生の楽園、ボルネオ島へ。

湊病院問題 静岡県南伊豆町にあった共立湊病院の下田市への移転・新病院建設にまつわる諸問題や不思議な出来事について分析しています。

2012年6月Thomas Jefferson University Hospital 研修記録 フィラデルフィアの風景+αではオフの活動を紹介しましたが、こちらの連載では、内科と家庭医療科の見学のレポートをお届けします。

2012年シンガポールJCIプラクティカム 2012年4月23日から27日にかけてシンガポールで開かれた Joint Commission International に関する国際セミナーのレポートです。

ビンタン島の旅 シンガポールから船で1時間。インドネシアが国を挙げてリゾート開発に取り組んでいるビンタン島北西部のリゾートエリア。それはそれで楽しいのですが、外の世界はもっと楽しい。

フィラデルフィアの風景+α
  海外研修で1ヶ月アメリカペンシルバニア州フィラデルフィアに滞在。週末など撮影したアメリカ東部の写真を紹介しています。

シンガポールの風景
セミナー参加で訪れたシンガポール。合間などに撮影した写真を紹介しています。

RCGP OHSU UH 訪問記録 平成23年10月下旬から約2週間で世界一周してきました。イギリスにおけるかかりつけ医制度の状況や、ポートランドの個人開業プライマリーケアクリニック、ハワイ大学でのシミュレーションセンター教育などを見てきました。

石垣島の旅再び
2011年9月、2年続けて石垣島の美しい海でのんびり。

女川町医療支援報告 平成23年3月11日の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町。3月31日から4月7日まで、地域医療振興協会の医療支援チームに参加しました。その後も5月、6月、7月と週末を利用して医療支援を行いました。

石垣島の旅 2010年9月、石垣島の美しい海でのんびり。

伊豆大島
一泊の旅
2010年2月13日から14日にかけて、伊東港から僅か30分の伊豆大島に出掛けました。

メキシカンカリブとニューヨークの旅 2009年10月 メキシコ合衆国のリゾート地カンクンを拠点にカリブ海で遊んできました。

オレゴン健康科学大学訪問記2008 5年ぶりに訪れたオレゴン州。今回は地域医療をささえる現場を視察してきました。

ハワイの旅 2008年9月オアフ島旅行記。アフリカが大好きな人間が、何故か真逆の日本人だらけの「海外」に行く事に…。

古い鉄道写真アルバム 昔撮影した鉄道写真を紹介しています。

へぼ写真も、ちょっと貴重な写真もあります。

沖縄の旅全15回。2008年2月の3連休の沖縄小旅行記です。

カンボジアの旅  全53回。2007年9月のアンコール遺跡、プノンペン、シハヌークビルの旅行記です。

タンザニアの旅 全30回 2006年9月のアフリカタンザニア旅行記です。セレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ保護区のサファリ、ザンジバル島を巡りました。

オレゴン健康科学大学(古い)訪問記 全20回 2003年12月に訪問したアメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市にある、OHSU 家庭医療学教室やクリニックの見学記録です。

2003年マラウイへの旅 アフリカの知られざる国マラウイの訪問記。

くるま履歴書 全14回 これまでに乗った車の履歴。その他の自動車ネタもこのカテゴリーに分類。

お勧めの飲食店 よく行くお店を紹介。偏っていますが。

ボリビアのロペス医師 全9回 2007年2月に研修にやってきたロペス医師の活動とボリビアの写真を紹介。

◯写真集
ンザニアの写真集(1) Safari ya Tanzania 野生動物やインド洋などベストショットの高画質写真集。(公開先サービス終了)
タンザニアの写真集(2)ブログ記事で使った写真を再編集。
スイスとミラノの写真集 スイス登山鉄道の旅。
タイ バンコク、サムイ島の写真集
マラウイ共和国 ブログ記事で使った写真を纏めました
日光の四季 日光の風景写真を集めてみました。記事では未公開だった写真もあります。
伊豆の風景 伊豆の海や花などの写真を集めました。

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2023年12月 7日 (木)

久部良ハーリー(海神祭)

2023年6月21日

Dsc_2179  北に行ったり南に行ったりで忙しないですが、5月末から11月末まで与那国島に住まうことになりました。
 海神祭はコロナ禍の影響で4年ぶりの開催となったそうです。海神祭は旧暦5月4日に開催される豊漁・海上安全を祈願するお祭りだそうです。読み方は地域によっていろいろあるようですが、与那国では普通にかいじんさいと呼ばれているようです。

 爬竜(ハーリー)と呼ばれる手漕ぎの船で競争します。船着き場から出て、ナーマ浜沖のところで回って戻ってきます。

Dsc_2182  結構距離が離れているのでスマホの望遠レンズごときでは迫力のある写真は到底撮れません。

Dsc_2184  この日は快晴でとっても暑くて、出走待ち?応援?の子どもたちも海にドボンとつかって遊んでました。

 この日は多くの商店が臨時休業し、診療所を受診する人もほとんどいません。

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2023年12月 2日 (土)

浦幌炭鉱跡

2023年5月20日

Dsc_2162  浦幌町の山間部にかつてあったのが浦幌炭鉱です。道道音別浦幌線を遡っていったところ。沿道には往時の様子を伝える看板がところどころに立てられています。

Dsc_2163  山火事注意の看板から少し引いた場所の写真が2枚目。未舗装の道路が道道で、左側に常室川が流れています。左手の崖を見ますと橋台があるのがわかります。

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 付近には往時の炭鉱町の様子を伝える地図がありました。これによると、こちらの橋台の上には鉄道橋がかけられていたようです。東側はトンネルへと消えていきます。浦幌町産炭史のページを見てもこの鉄道跡が、完成したものなのか、どこへ繋がっていたのか明確にかかれていませんが、尺別方面に伸びていたのでしょうか。

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 奥に見える橋で常室川を渡った先の写真が4枚目。地図によるとこの先にも住宅があったようです。最盛期の昭和25年ごろには730戸の住宅があったそうですが、今ではこの周辺に、人の気配は全くありません。

Dsc_2166  市街地方面に少し戻ったところの道路脇をよく見ると、住宅の廃墟が残っていました。団地のような集合住宅。コンクリートの外壁はしっかりと残っていました。廃墟好きの好奇心をくすぐる炭鉱跡です。

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2023年11月27日 (月)

岬の森東山公園(白糠町)

2023年5月7日

Dsc_2146 この日は釧路空港からの移動です。豊頃から釧路空港へは、国道38号線ルートと、池田ICから道東道を使うルートの大きく2つがあります。空港に向かう時は途中買い物に寄る必要も無いので、景色の良い38号線を使うことが多いです。

 白糠町の市街地を見下ろす高台に岬の森東山公園があり、下を通りがかるたびに気になっていましたので、今回時間調整も兼ねて立ち寄ってみることにしました。細い車道の突き当りが駐車場になっており(他に車も停まっていませんが)、そこから西を見ると白糠町の市街地から、音別方向がよく見えます。山の麓を通る線路は根室本線です。

Dsc_2145  東側は木が邪魔で今ひとつ視界が開けませんが、釧路方面になります。釧路市街方面はもやっていてよく見えません。

Dsc_2148  南側には白糠漁港が見えます。このあたりが石炭岬のはずですが、地上を通っていても、高台から眺めてみても、どこが岬なのか、やっぱりよくわかりません。ほとんど出っ張っていないことと、目安になるような岩場とかも全く無いのです。

 

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2023年11月22日 (水)

神威岬

2023年5月5日

Dsc_2128  積丹半島の西岸を北上。こじんまりとした神恵内村を通過。なおも北上を続けます。かつては断崖の下・海岸沿いの区間が多かった国道229号線ですが、トンネル掘削による改良が進んでいます。とはいえ、えりもの黄金道路や昨日通った雷電海岸のように、ほとんどトンネルという感じでは無く、まだまだ素晴らしい絶景を楽しむことができます。

 積丹半島の北西に突き出す神威岬の駐車場に到着。大型連休の最中とあって、なかなか賑わっています。せっかくなので岬の先端の灯台まで歩いてみましょう。とは言え写真でみるように結構遠く、アップダウンが激しい。何よりものすごい強風が吹きつけてきます。

Dsc_2133  がんばって15分ほどで岬の先端に到達。屹立するのは立神岩じゃなくて神威岩。高さ41mだそうです。与那国島の立神岩が25mとのことですから、かなり立派な岩礁です。

Dsc_2137  駐車場を見下ろす高台にある円筒形のコンクリートの遺構には電磁台(電波探知塔)との説明看板が。太平洋戦争の当時ロシア軍の北海道上陸する情報をキャッチするために作られた施設だそうです。そう考えるとウクライナ侵攻もあながち他人事とは考えられない気がしてきます。

 Dsc_2138 岬の先端付近では強風で海も荒れていましたが、北側の海は半島で風が遮られているようで、全く異なる凪の様相。海中の岩もよく透けて見える透明度です。日本中あちこち「ご当地ブルー」だらけですが、ここも「積丹ブルー」としてPRされているみたいです。

 このあと積丹半島を周り、小樽では祝津を経由。銭函から国道231号線などをたどり、石狩市浜益までで無事北海道の外周走破を達成しました。

 そこから月形、岩見沢、万字、夕張と廃線跡ゆかりの場所を経由。むかわ穂別ICから道東道へ。本日の走行距離583km。運転時間10時間30分ほど。3日間の合計で実に1668km走行しました。

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2023年11月17日 (金)

比羅夫駅

2023年5月5日

Dsc_2123  北海道の外周をたどるドライブもいよいよ最終日になりました。岩内の市街地でウォーキングしたあと、一旦海岸を離れて山を目指します。まだ雪が残るニセコパノラマラインの気持ち良いワインディングロードを走行。ニセコアンヌプリ国際スキー場を経由して、倶知安を目指していましたが、なんとなくちょっと寄り道して比羅夫駅に行ってみました。

 尻別川の谷から崖上に登り、左手に分岐する小道を進んでいくと道の終点に駅舎がありました。山小屋風の建物で、きちんと整備されているなあと思いながら、中に入ってみてびっくり。民宿として利用されているのですね。(リサーチ不足。)

Dsc_2124  交換設備撤去されて1面1線になってしまった比羅夫駅。長いプラットホームに幹線だった頃の栄華が忍ばれます。今は臨時特急ニセコ以外は、H100系の単行運転ばかりです。

 高台を通っている国道5号線に対して、函館本線は川沿いを縫うように建設されています。比羅夫駅の周辺にも人家は少なく、鉄道の利用客は1日数人しかいないよう。

Dsc_2125  ニセコ方向の線路脇では桜が咲いていました。撮影名所のようですが、この時間列車がこないせいかカメラを構える人の姿もありません。倶知安方向を見ますとニセコアンヌプリが雄大な姿を見せています。

 このあと国道5号線に出て倶知安へ。久しぶりに眺める羊蹄山の美しさに見惚れます。倶知安駅に立ち寄ってみますが、まだ北海道新幹線の駅建設工事が始まっている様子は無し。小沢から国道276号線旧道を通って岩内に戻ってきました。ここから外周のドライブを再開します。

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2023年11月12日 (日)

岩内

2023年5月4日

Dsc_2113  鹿部温泉に一泊。朝食の前に日課のウォーキング。港を一回りしてから、鹿部公園へ。小さな川の両岸にきれいに整備された園地ですが、人影はほとんどありません。ちょっと市街地から離れた場所です。そういえばこの辺は熊は大丈夫なのかな。急に心配になります。

 無事?に旅館に戻り、がっちり朝食をいただいたらさっそくまた車で出発です。今日の宿泊地は岩内町。道南地域の南~西岸をずっと辿っていきます。

Dsc_2114  恵山の西麓を越えて函館へ。函館山の南側には道路は開通しておらず、立待岬で行き止まりです。そこからは主に国道228号線を辿っていきます。知内町から道道531号線に入り、小谷石集落の行き止まりまで行って折返し、再び国道228号線で峠を越えて、福島町から道道532号線の行き止まりの岩部まで。丹念に外周の道路をできるだけ走破していきます。松前、江差、せたな、寿都と日本海に沿って北上。険しい崖の絶景が続きますが、運転していると写真が撮れません。

Dsc_2115  かつては絶景であった雷電海岸が、すっかりトンネル道路に変わっていて、ほとんど景色が見えなくなっていたのにびっくりしました。

 頑張って運転を続けて17時前に岩内町に到着しました。この日、運転距離は429km、8時間36分。高速道路を使わなかった分距離は短めですが、なかなかハードで楽しいドライブでした。

 ホテルにチェックインしてから町内をウォーキング。岩内バスターミナルはかつての国鉄岩内線岩内駅の跡です。1992年には長万部、寿都とバスで移動して、このバスターミナルから高速バスに乗り継いでいますから30年ぶりの訪問です。

Dsc_2118  岩内線跡は線路こそ残っていませんが、敷地はそのままです。部分的に畑として利用されている程度です。小沢方面にずっと辿っていきたいところですが、日も暮れてきますので途中で引き返すことにします。

Dsc_2121  岩内はこのあたりの中心的な町で、人口は11000人!池田町が6000人ほどですが、よっぽど大きな町なのです。連休のさなかで飲食店は結構予約でいっぱいでしたが、なんとか空席があったお寿司屋さんで地魚の握り寿司を賞味することができました。

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2023年11月 7日 (火)

恵山・鹿部温泉

2023年5月3日

Dsc_2100  ゴールデンウイークの後半を使って、2泊3日で北海道外周めぐりを完成させようと思います。残っているのは室蘭市から函館を経て石狩市浜益までです。

 1日目の今日は豊頃町を早朝5:30に出て、大樹町、浦河町を経て日高自動車道の現時点の東端、日高厚賀インターへ。日高自動車道、道央自動車道を使って室蘭インターで流出。(ここまでの海岸沿いの道路はすでに踏破完了していますので、高速道路で時間を稼いでおきます。)

Dsc_2103  この先は主として国道37号線を進んでいきます。洞爺、長万部、八雲を経由して、この日の宿泊地、渡島半島の鹿部温泉に到達。日没まではまだ時間が余っているので、そのまま南下を続け、恵山岬灯台公園に至ります。時刻は15時前。この先海岸沿いの道は急峻な崖に阻まれて未開通となっています。

Dsc_2105  恵山の西側を迂回する国道に戻り、南側の海岸線へ。東に海岸線をたどり、函館市御崎町で道路は崖に阻まれてぷつっと行き止まりです。本当に唐突…。道路の終端部ではちょうど路線バスが折り返し待ちをしていました。

 未整備の区間は地図で見ると2kmも無い感じですが、歩行者用の遊歩道すら無さそうです。

 折り返して国道228号線を西に。函館空港の西側で北に進路を変えて、よく整備された函館新外環状道路と函館新道を経て、再び鹿部温泉に戻ってきました。

Dsc_2110  今日の宿泊は温泉旅館吉の湯さんです。連休の最中で混んでましたがうまいこと予約が取れました。

 一日中運転していましたから、ウォーキングにでかけましょう。港周辺を歩いてたらおうちの前で干された昆布が海風でなびいています。のんびりした光景です。

Dsc_2112  北の方には駒ケ岳が見えています。

 温泉にゆっくりつかり、海の幸を堪能し、また明日の移動に備えて体力を回復します。

 この日、運転距離は606km、約11時間。

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2023年11月 2日 (木)

宮古島 平良港・パイナガマビーチ、伊良部島 牧山展望台

2023年4月22日

Dsc_2082  宮古島滞在も最終日となりました。宮古島ならびに橋で繋がっている4島の外周制覇は終わったので、この日は島の南部の内陸部を走ったあと、市街地方面へ。パイナガマ海空すこやか公園の駐車場に車を停めて、市街地を一回り歩いてみます。

 カママ嶺公園の高台から港の方角を俯瞰。その後、沖縄県立宮古病院の周辺や、公設市場の近くを経由して、宮古神社へ。それから港のターミナルへ。

 多くの離島航路で賑わっている石垣島と比べますと、周辺離島との架橋が完成した結果、多良間島航路が1日1往復するだけの平良港のターミナルは閑散というか、廃墟っぽい感じさえあります。多良間海運のチケットオフィスも船着き場近くのプレハブに移動してしまいました。

Dsc_2086  海沿いに歩いていくと、港のすぐ西に隣接してパイナガマビーチが広がっています。広々とした白い砂浜が市街地のすぐ近くにあるのは羨ましいことですが、あまり人の姿は無くのんびりしています。夏場は賑わうのでしょう。

Dsc_2091  まだ飛行機まで余裕があるので、再び伊良部大橋を渡って伊良部島へ。島の北側の集落の中にある、伊良部そば・かめに行ってみます。昨日も通りがかったのですが駐車場は満車、店の前には長蛇の列ができていて、あきらめていました。今日は開店前に到着しましたが、それでもすでに結構な行列ができており、入店には多少時間がかかりました。ゆし豆腐、ソーキ、三枚肉が全部入った かめそば が一番人気です。腰の強い麺と、あっさりした出汁は美味でした。

Dsc_2094  締めくくりに、伊良部大橋を一望できる牧山展望台へ。横方向にも縦方向にもなかなか複雑なカーブを描いているのがわかります。

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2023年10月28日 (土)

宮古島島尻のマングローブ

2023年4月21日

Dsc_2076  池間島から再び池間大橋を渡って宮古島に戻ります。今度は東海岸をなぞりながら南下していきます。

  島尻地区では入江が内陸に食い込むような地形になっており、マングローブ林が見られます。そんなに大規模なものでは無いのですが、遊歩道が整備されているので、結構楽しめます。

Dsc_2077  入江の奥の方に向かって遊歩道を進んでいきます。木道から下を見ますと、何やら赤いものがいっぱい落ちています。よくよく見てみると片側だけハサミが大きなカニが無数に蠢いています

Dsc_2080  なかなか色鮮やかです。

 その後はもう少し東海岸をなぞり、宮古島の外周一周完成です。明日はどこに行こうかな。

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2023年10月23日 (月)

宮古海中公園 池間島

2023年4月21日

Dsc_2055  宮古島の外周巡りも終盤近くなりました。島の北側は細長い形をしていて、その西海岸に宮古島海中公園があります。県道230号線からはちょっと脇に入ったところになります。

  海中公園の目玉は海中観察施設。水族館の大水槽みたいな分厚いガラスの向こう側は本物の海中でして、海の中を泳ぐ魚たちを水に潜ること無く観察することができます。主な魚を紹介するパネルもついているので、見えている魚が何なのかすぐに調べることができるのは、シュノーケリングと違って便利なところです。

Dsc_2058  この日は結構波が荒くて、ガラスの向こう側の海の透明度は今ひとつでしたが、それでも結構楽しむことができました。

 海中公園の周辺は緑地や展望台が整備されています。一回り散策して歩数を稼ぎます。沖合に見えるのはさっきまでいた伊良部島です。

Dsc_2061  続いて西平安名崎にやってきました。宮古島の北端部はクワガタムシのような形になっていまして、その西側の先端が西平安名崎です。東平安名崎に比べると幾分マイナーな存在。クワガタのもう一方から池間島を繋いでいる池間大橋を一望できます。ようやく天候が回復して、青空がのぞくようになり、海の発色も少しいい感じになってきました。

Dsc_2070  池間大橋を渡って池間島へ。島の中央部には池間湿原があります。この湿原、実は自然のものではないそうです。もともと2つの島だったものを、その間を干拓し陸続きに。取り残された入江が淡水化して湿原になったそう。光景だけ見ていると、全然わからないです。

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2023年10月18日 (水)

下地島と伊良部島

2023年4月21日

Dsc_2038  翌日も宮古島の西海岸をなぞりながら北上を続けます。今日も相変わらずすっきりしない空模様です。

 宮古島の北西の伊良部島には、全長3540m!!の伊良部大橋を渡って手軽に行くことができます。伊良部島の東に隣接する下地島とは非常に細い(40-100m)の水路で隔たれていますが、ぱっと見は一つ島のように見えます。2つの島をつなぐ橋は6つもかけられていますが、一番南側のぬーし橋を渡って下地島へと車を進めます。下地島空港滑走路の南端(35END)をかすめて、西海岸へ。通り池を訪問します。

 サンゴ礁が隆起してできた島は石灰岩でできています。雨で侵食されて鍾乳洞ができますが、その天井が抜けたところが、円形の大きな池になっています。メキシコのユカタン半島のセノーテと同様の成り立ちです。通り池は一の池と二の池に分かれていますが、地下で繋がっており、更には海にも通じています。(だから通り池。)

Dsc_2041  通り池の周辺の地形を見ても、断崖にたくさんの横穴が開いているのが見えます。

Dsc_2044  車道の終点付近に駐車して、島の北端側へと歩いていきます。あいにくの曇天ですが、雨はやんでよかった。下地島空港滑走路の北端17ENDでは、すぐ頭上を離着陸機が通っていくはずですが、あいにくしばらく飛行機はやってきません。17ENDをすぎると観光客もほとんどいなくなります。このまま歩いていけば佐和田の浜まで抜けることができますが、同じ道を歩いて戻らないといけないので、ほどほどの地点で引き返すことにします。

Dsc_2050  空港の周りを迂回する感じでやってきたのは佐和田の浜。水路よりも東なのでこちらは伊良部島です。遠方に下地島空港の滑走路と誘導設備が見えます。海岸には巨岩が多数。東平安名崎と同様、津波で運ばれてきた津波石です。

Dsc_2053  続いて伊良部島の北端の白鳥崎公園にやってきました。こちらも石灰岩が侵食された地形で、入江ができています。ここまで昼食を食べそこねたまま走り続けて来ましたが、伊良部島東海岸の佐良浜のJAスーパーでおにぎりを買ってようやく少し胃袋を満たします。

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2023年10月13日 (金)

宮古島 イムギャーマリンガーデンと来間島

2023年4月20日

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 東平安名崎から今度は南西側の海岸線を辿って北上して行きます。

 イムギャーマリンガーデンの看板を見て一旦通り過ぎたあと引き換えして来ました。通り過ぎてはいけない場所でした。

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 切れ込んだ入江になっていまして、その内側は波静かなビーチになっています。いかにもシュノーケリングの好適地のようです。入江の入り口には小さな橋がかけられていて、その先高台に登ると全貌を俯瞰できます。

Dsc_2033  長さ1690mの来間大橋を渡って来間島にやってきました。龍宮展望台から橋を俯瞰。海はとってもきれいなんですが、いよいよ天候が怪しくなってきました。

Dsc_2034  対岸には美しい白砂の与那覇前浜ビーチが広がっているのですが、かすんでしまってます。雨が降って来そうです。

 展望台から東側を見ると、来間島のこじんまりとした集落が見えます。人口は150程度とのこと。八重山の離島ともよく似た風景が広がっています。架橋され便利になった反面、小中学校が廃校となるなどの影響もあったよう。

Dsc_2035  遅い昼食をと思って少し歩いてみますが、数少ない飲食店は満席ですし、商店も見当たらずで、当てが外れました。

 立派な橋を渡った先は昔ながらの狭い道路ばかりなので、運転にはくれぐれもご注意を。

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2023年10月 8日 (日)

宮古島 比嘉ロードパーク・吉野海岸・東平安名崎

2023年4月20日

Dsc_2024  沖縄には何度も何度も来ていますが、宮古島は初めてです。どんなところなのでしょうか。宮古空港は宮古島市の中心部より南側の内陸にあります。移転新築した石垣空港と比較して見ますと、ターミナルビルの老朽化や手狭さが感じられる反面、アクセスのしやすさ、近隣にショッピングセンターもあるなどの利便性の面では優位な点もあります。

Dsc_2025  あちこちに見どころが分散してたり、橋でつながった島が4つもある宮古島では、島内の移動にはレンタカーが欠かせません。今回のお供は軽自動車の日産デイズです。ダッシュボードに簡易なカーナビが吸盤で固定されていましたが、早々に振動で落下して再吸着ができなかったので、代わりにスマホのナビアプリを使うことにしました。

 とりあえず外周一周を目指し、東海岸に出て南下していきます。比嘉ロードパークにやってきました。全体としては平坦な宮古島ですが、東海岸のこのあたりは急峻な崖になっています。晴れていればきれいなブルーに見えるのでしょうが、残念なことにどんよりとした曇り空です。

 続いて吉野海岸へ。通常は崖の上の有料駐車場に車を停めるのですが、係の人から立ち寄るだけならそのまま下まで車で行っても良いと言われたので、ありがたく車道終点まで進入させていただきました。崖を下っていった先に広い砂浜が広がっており、シュノーケルの名所だそうですが、あいにくの曇り空が恨めしい。

Dsc_2026  尚も海岸線を南下して、東平安名崎へ。宮古島の南東端にある細長い岬です。駐車場から岬の先端までは400mほどあり整備された遊歩道が続いています。崖下の海にはたくさんの巨岩が見られます。過去の大津波で運ばれてきた津波石と考えられているそうです。

Dsc_2029  強風吹き付ける岬の突端までやってきました。少し離れたところに見える丸いのがパナリ岩礁で、ここにも津波石が見られるのがわかります。

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2023年10月 3日 (火)

西表島 由布島水牛車乗り場 サキシマスオウノキ群落

2023年4月19日

Dsc_2012  西表島の東海岸の沖合に浮かぶ由布島は島全体が自然観察園になっています。間の海はずっと浅瀬で、そこを水牛車に乗って渡って行くのが独特です。渡ろうかどうしようか迷いましたが、あまり残っている時間が無く30分ぐらいしか滞在できそうに無いので、断念することにしました。

Dsc_2015  浜から水牛車を見送ります。島に電力を供給するための電柱と電線がすぐ脇に渡されています。水牛車のタイヤのドロ汚れの程度を見ると本当に水深は浅いようです。

 続いて、西表野生生物保護センターを訪問。イリオモテヤマネコを始めとする西表島の動植物を紹介する展示が充実しています。そしてなんと入館無料です。

Dsc_2019  その次にサキシマスオウノキ群落に立ち寄ります。根っこが板状になっているのが面白いです。

 レンタカーを返却。復路の船は黒島経由で石垣に戻ります。駆け足での2回目の西表訪問でした。

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2023年9月28日 (木)

西表島 浦内川遊覧船

2023年4月19日

Dsc_2001  浦内川遊覧船の乗り場にやってきました。昼食を食べそこねて、船着き場の売店でポテトチップを購入して少し腹を満たします。次の船は12:30発。中流の軍艦岩船着き場から、マリュドゥの滝、カンピレーの滝まで歩いて往復して1時間半後の船に乗って帰ってくるコースを取りたいところですが、帰りのレンタカー返却・大原港からの船へのタイミングがシビアになってしまうため、今回は船に乗りっぱなしで単純往復のみとしました。

Dsc_2005 沖縄の島は基本的に高い山がほとんど無く、大きな川も無いのですが、西表島はほぼ唯一の例外といえます。深い森から流れ出る仲間川や浦内川の下流域には、マングローブの林が広がっています。

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 川の屈曲部の外側には石灰岩の断崖があり、水面近くの部分はえぐられたようになっています。崖の上にはリュウキュウマツが見られます。

Dsc_2009  砂地には白い鳥が。与那国にもいましたが、サギの仲間のようです。

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2023年9月23日 (土)

西表島 南風見田の浜 白浜

2023年4月19日

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 与那国からの復路、少しお休みをいただいて西表島と宮古島に立ち寄らせていただきました。西表島に上陸するのは14年ぶりになります。前回は海の荒れる中上原港までの高速船で船酔いに苦しみ、そのあと西端の白浜港を起点にカヌーツアーを楽しみました。今回は島の東側、大原港を起点にレンタカーで島をめぐります。

 オリックスレンタカーで用意されていたのは、新型日産ノートe-Power。MT派の私としてはハイブリッド車に乗る機会はこれまでほとんど無く、レンタカーでもワゴンRのマイルドハイブリッドぐらいしかありませんでした。ノートも先代のe-4WD車には青森で乗りましたが、新型は全く印象を異にしました。加速がシームレスで、静かであることも驚きましたが、アクセルオフでの回生ブレーキが起伏とカーブの多い西表の道にジャストフィットする感じ。停止する時以外ほとんどブレーキを踏むこと無く走れるのがなかなか面白い。速度域もあまり高く無い西表島ゆえ燃費も伸びて30km/L程度も走りました。

Dsc_1994  上原港からまずは南進。南風見田の浜にやってきました。道路はここで行き止まり。西表島は山が険しく、島を一周する道路は建設されていません。日頃の行いが悪いのか、ここ数日の好天からうってかわってどんより空模様で海の色も冴えません。このあたりの海岸からは遠くに波照間島を眺めることができます。

 忘勿石に立ち寄り、上原を再び通り過ぎます。仲間川の中流域につながる林道は一般車通行止めのため、訪問は諦めて、とりあえず島の西側の道路の終点白浜を目指します。南風見田の浜からは54kmほど離れています。

Dsc_1997  白浜港に人の姿はほとんどなし。船でしか行けない集落として有名な船浮行きの船は1日5便。40分前に行ったばかりで、次は約2時間後です。ここまで来る路線バスは1日4往復ですが、船との接続はあまり考慮されていないようです。

 どこかで昼食をと思いましたがそんな場所も無し。あらら。

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2023年9月18日 (月)

与那国も17回目

2023年4月16日

Dsc_1976  3月に続いて4月も与那国島にやってきました。ようやく春を迎えた北海道から、すでに真夏の沖縄に来ますと、気温差が…。

 北海道に比べますと季節の移り変わりを実感しにくい南の島ですが、白い鳥がたくさん来ていました。もちろんハクチョウなはずも無く、チュウサギでしょうか。警戒心が強くちょっと近づく素振りを見せると飛び立ってしまいます。

Dsc_1977  サトウキビ畑が農地の殆どを占める与那国島ですが、水田も少しだけあります。田植えが終わったところのようです。

Dsc_1982  東浜からウブドマイ浜方面を望みます。きれいな白砂の浜ですが、到達する方法が見つかりません。

 滞在中、比較的天候には恵まれたのですが、今回も台湾は見えずじまいです。

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2023年9月13日 (水)

三笠山、ウスタイベ千畳岩(枝幸町) オホーツク紋別空港

2023年3月26日

Dsc_1947  翌朝、うっすらと雪が積もっていました。油断せずスノーブーツを車に積んでおいて良かったです。枝幸の町を見下ろす三笠山展望閣に登ってみます。車道が通じていますが車は冬期通行止めなので、歩いていくしかありません。車道に沿って4kmの道のり、およそ50分で山頂に到着です。

Dsc_1952  朝日が差してきました。雪もすぐに融けてしまいそうです。

 三笠山はスキー場でもありますが、今シーズンの営業はすでに終了。しかし雪の残っている部分を使って地元の子どもたちが練習に励んでいました。(麓から中腹までは父兄がスノーモービルで牽引。)

 下りはゲレンデの端を歩いてショートカット。距離は半分で、わずか20分でホテルに戻ってきました。

Dsc_1956  チェックアウトして、車で歌登、中頓別をぐるっと回って、再び枝幸町に戻り、北側の海岸にあるウスタイベ千畳岩に。地質としては安山岩なので火山性のものですが、成り立ちはよくわかっていないようです。典型的な六角形の柱状節理では無く、四角形の柱状節理と、水平方向の並行節理によって成り立っています。

Dsc_1960  南へ100km走って紋別へ。なんだかんだでごの1年で3回来ました。オホーツク紋別空港は駐車場無料です。就航している路線はANAの羽田便がわずかに1往復しかありません。かつては札幌便なども飛んでいた時期もあったようですが、利用が伸びず廃止されています。

 団体客も居てコンパクトな空港内は結構な賑わいです。売店も軽食スタンドも1日に1回しかお客が集まりませんのでキャパシティが小さく、レジ前には結構な列が出来ています。でも、北海道の空港で売っているものは、どこもそんなに変わり映えしないんですよね。

Dsc_1965  ボーディングブリッジは無く、搭乗待合室から飛行機まで徒歩で移動しタラップを上がることになります。真冬はちょっと辛そうです。機内は7割ぐらいの乗車率。路線維持のための利用促進策が各自治体で用意されており、例えば紋別市民の場合往復で1万円が補助されるそうです。

 海岸近くの空港なのでしばらくオホーツク海が眺められるかと思いきや、離陸するなり山側に旋回して程なく雲に突入。ありゃりゃ。地表は全く見えませんでしたが、旭岳やトマムスキー場の真上を経由して新冠村の上空で太平洋上へというルートでした。

 ちなみに復路便は厚真町上空までは新千歳行き(南向き着陸パターン)とほぼ同じルートで飛びまして、そのあと富良野市、上川町の上空経由でした。

 小松空港や旭川空港は手前の高い山を越える関係でやや複雑な飛行経路を取るので、紋別も海側から回り込むのかと思いきや、普通に最短経路での離着陸だったのは意外でした。

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2023年9月 8日 (金)

天塩川河口 猿払村

2023年3月25日

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 1年前から北海道で週のうち半分以上を過ごしてきました。その間に道内の鉄道路線は再完乗を果たし、次の目標として外周走破を目指してきました。2021年秋の稚内への旅行以降の訪問履歴で、石狩市浜益から留萌まで、豊富町稚咲内から猿払村、そして興部町から道東を経て室蘭までの外周を走破。今回は道北に残る留萌から稚咲内、猿払村から興部の区間を走破する計画。今日は豊頃から追分、岩見沢、留萌を経て日本海側の海岸線を北上。稚咲内からサロベツ原野や稚内空港周辺を経由してオホーツク海沿いに枝幸町まで645kmを走行です。

 早朝4:40に豊頃町を出発。道東道、国道234号線、道央道、深川留萌道を経由して9時に留萌に到着。安いガソリンスタンドがあったのでここで一旦満タンにしておきます。

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 留萌からは海岸沿いを延々と北上。ところどころ、右手山側に国鉄羽幌線の廃線跡が確認できます。初山別のセコマで休憩。いやあ実に遠いですが、景色がいいので楽しくドライブできます。

 天塩町の市街地に入りちょっと寄り道。天塩川の河口を見に行きます。北海道を代表する大河川というと石狩川、十勝川、天塩川と勝手に思っています。天塩川の源流は北見山地にあり、士別名寄を経て日本海に注ぎますが、名寄から下流側には目立った都市が無いのも特徴的です。天塩川は河口付近では砂州を隔てて海岸線と平行に流れており、潮位によって海水の逆流が見られます。

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 延々走って13:30、道の駅さるふつ公園で小休止。国道を渡って海側に行きますと、大きな岩が飾られています?ホタテ貝の化石と書かれています。近づいてよく見てみると確かにホタテの貝殻の模様が確認できます。

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 オホーツク海沿いを更に1時間走って15時過ぎに枝幸町に到着。今日はここで一泊です。一日中車を運転してウォーキングができなかったので、港やバスターミナルあたりをぶらぶら。国鉄北見枝幸駅跡にあるバスターミナルには、1992年の年末の旅行で訪れて以来30年以上ぶりです。

 道路標識の距離表示がすごいことになっていますが、すっかり見慣れてしまって、そうか紋別まで100km未満か、もうすぐそこだなあと思うようになりました。^^;

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2023年9月 3日 (日)

雪解け

2023年3月21日、22日

Dsc_1919  沖縄に行ったり秋田に行ったりしている間に、急速に雪解けが進んできました。一面真っ白だった畑も、土が出てきて、秋播きのコムギ畑からは緑の葉っぱが顔を出しています。Dsc_1932

 Dsc_1921 はるか西にはまだ真っ白な日高山脈が見えています。十勝川の土手に上がれば、北方に大雪山系の山々が。昨年4月に十勝にやってきたころに見た風景に、一年の経過を実感します。

 Dsc_1928 十勝川の 土手を歩いていたら2羽のタンチョウが居ました。何かついばみながら悠然と歩いていきます。貴重な特別天然記念物ですが、普通に生活圏内で見かけることができます。野原や畑だけでなく路上に出てくることもときどきあります。野生動物の活動が盛んになるこの時期、路面の凍結の心配は無くなりましたが、引き続き車の運転には注意が必要です。

Dsc_1923  4枚目の写真は隣接する浦幌町内の上厚内信号所。JR根室本線と並走する国道38号線を通るたびに気になっていたので、立ち寄ってみました。

 2017年までは駅でしたが、2015年のデータでは周辺の上厚内地区の住民は3世帯4人となっており、実際に信号所の周りを見ても人が住んでいる雰囲気はほとんど感じられません。廃止時点の駅の利用者もほとんど0名だったようです。

 根室本線では利用客の少ない駅の廃止が進み、お隣の厚内駅も廃止検討対象になってしまいました。

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