Habari gani ?の楽しみ方

Img_5228

 

[写真は伊豆シャボテン公園にて]

 

 Habari gani ? とは スワヒリ語のあいさつです。Habari は News の事。gani は、どんなという意味です。Habari gani ? と聞かれた場合の返事は決まっています。Nzuri ! (Good !)。このブログは2006年10月のタンザニア旅行記を残そうと思って始めたものです。

 

 記事としては、旅行記が一番多く、次いで車に関する物、購入した書籍や商品に関する感想などとなっています。地域医療の問題にも、深く切り込んでいます。

 

◯全ての記事を読む

一番最初の記事 にジャンプして一つずつ記事を読む。
2006年11月のバックナンバー にジャンプして月毎のバックナンバーを読む。

◯カテゴリ別に記事を読む
右サイドバーの「カテゴリー」から読みたいカテゴリーをクリック

◯現在連載中のシリーズ記事

タイ・チェンマイの旅 2025年の夏休み 20年ぶりのタイは避暑地だった

◯連載終了したシリーズ記事

イスタンブールとベネルクス3国の旅 2024年の夏休み 久しぶりの海外旅行は1週間で4カ国周遊 乗り鉄三昧

私とパソコン 17歳で出会ったパソコン。昔の思い出を綴っています。

モロッコとパリの旅
2019年真夏のモロッコ旅行はマラケシュと大西洋岸の地元で人気のビーチリゾートへ。欲張ってフランスにも立ち寄ります。

新専門医情報 1年延期されて2018年度開始の新たな専門医の仕組みの混乱を受け、情報収集。

オーストリアの旅
ウィーンでのホームステイと8人乗りバンでの旅。山頂までゴンドラで一気標高3000mに。

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅 2017年8月。ギリシャ、キクラデス諸島のフォレガンドロス島に滞在。断崖絶壁の上にあるホラの町。綺麗だけれど水が冷たいエーゲ海のビーチなど。 

フィリピン、特にシアルガオ島の旅 8月は雨季のフィリピンにあって東部のシアルガオ島周辺だけは乾季。日本では殆ど知られていないこの島はサーファーの聖地。この国最大のマングローブ林やきれいな海が待っています。 

南アフリカ西ケープ州の旅 2015年7月 人生3度目のアフリカ旅行は南アフリカ。おまけの香港半日観光、定番のケープタウン周辺から足を伸ばしてアフリカ大陸最南端の岬や真冬のサファリを体験。

西オーストラリアMotorhomeの旅 2014年11月、西オーストラリア州をMotorhome(キャンピングカー)で旅行。ジョグラフ湾や森林地帯を中心に回ってきました。

スコットランドの写真を少々 2013年11月にスコットランド北部のハイランド地方を中心に、地域医療の現場を見てきました。合間などに撮影した写真を中心としたレポートです。

マレーシア、特にボルネオ島の旅 首都クアラルンプールに立ち寄ったあと、アジア有数の野生の楽園、ボルネオ島へ。

湊病院問題 静岡県南伊豆町にあった共立湊病院の下田市への移転・新病院建設にまつわる諸問題や不思議な出来事について分析しています。

2012年6月Thomas Jefferson University Hospital 研修記録 フィラデルフィアの風景+αではオフの活動を紹介しましたが、こちらの連載では、内科と家庭医療科の見学のレポートをお届けします。

2012年シンガポールJCIプラクティカム 2012年4月23日から27日にかけてシンガポールで開かれた Joint Commission International に関する国際セミナーのレポートです。

ビンタン島の旅 シンガポールから船で1時間。インドネシアが国を挙げてリゾート開発に取り組んでいるビンタン島北西部のリゾートエリア。それはそれで楽しいのですが、外の世界はもっと楽しい。

フィラデルフィアの風景+α
  海外研修で1ヶ月アメリカペンシルバニア州フィラデルフィアに滞在。週末など撮影したアメリカ東部の写真を紹介しています。

シンガポールの風景
セミナー参加で訪れたシンガポール。合間などに撮影した写真を紹介しています。

RCGP OHSU UH 訪問記録 平成23年10月下旬から約2週間で世界一周してきました。イギリスにおけるかかりつけ医制度の状況や、ポートランドの個人開業プライマリーケアクリニック、ハワイ大学でのシミュレーションセンター教育などを見てきました。

石垣島の旅再び
2011年9月、2年続けて石垣島の美しい海でのんびり。

女川町医療支援報告 平成23年3月11日の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町。3月31日から4月7日まで、地域医療振興協会の医療支援チームに参加しました。その後も5月、6月、7月と週末を利用して医療支援を行いました。

石垣島の旅 2010年9月、石垣島の美しい海でのんびり。

伊豆大島
一泊の旅
2010年2月13日から14日にかけて、伊東港から僅か30分の伊豆大島に出掛けました。

メキシカンカリブとニューヨークの旅 2009年10月 メキシコ合衆国のリゾート地カンクンを拠点にカリブ海で遊んできました。

オレゴン健康科学大学訪問記2008 5年ぶりに訪れたオレゴン州。今回は地域医療をささえる現場を視察してきました。

ハワイの旅 2008年9月オアフ島旅行記。アフリカが大好きな人間が、何故か真逆の日本人だらけの「海外」に行く事に…。

古い鉄道写真アルバム 昔撮影した鉄道写真を紹介しています。

へぼ写真も、ちょっと貴重な写真もあります。

沖縄の旅全15回。2008年2月の3連休の沖縄小旅行記です。

カンボジアの旅  全53回。2007年9月のアンコール遺跡、プノンペン、シハヌークビルの旅行記です。

タンザニアの旅 全30回 2006年9月のアフリカタンザニア旅行記です。セレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ保護区のサファリ、ザンジバル島を巡りました。

オレゴン健康科学大学(古い)訪問記 全20回 2003年12月に訪問したアメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市にある、OHSU 家庭医療学教室やクリニックの見学記録です。

2003年マラウイへの旅 アフリカの知られざる国マラウイの訪問記。

くるま履歴書 全14回 これまでに乗った車の履歴。その他の自動車ネタもこのカテゴリーに分類。

お勧めの飲食店 よく行くお店を紹介。偏っていますが。

ボリビアのロペス医師 全9回 2007年2月に研修にやってきたロペス医師の活動とボリビアの写真を紹介。

◯写真集
ンザニアの写真集(1) Safari ya Tanzania 野生動物やインド洋などベストショットの高画質写真集。(公開先サービス終了)
タンザニアの写真集(2)ブログ記事で使った写真を再編集。
スイスとミラノの写真集 スイス登山鉄道の旅。
タイ バンコク、サムイ島の写真集
マラウイ共和国 ブログ記事で使った写真を纏めました
日光の四季 日光の風景写真を集めてみました。記事では未公開だった写真もあります。
伊豆の風景 伊豆の海や花などの写真を集めました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2025年11月 9日 (日)

タイ・チェンマイの旅18 チェンマイ駅3 ホーム

2025年8月22日

Pxl_20250822_002049168 売店の前にはベンチが並んでいます。次の列車は8:50発の特快。出発まではまだ1時間以上あるので、出発待ちのお客さんはほとんどいないようです。

Pxl_20250822_002123397  ホームからは、到着した列車を降りた乗客が、ぞろぞろと、しかしゆっくりと頭端式ホームを歩いて駅舎へと向かっていきます。地元民よりも、大きな荷物を持った外国人観光客のほうが目立つ気がします。

 ホームは2面3線で、駅舎から見て右側(西側)から1-4番線になっていますが、2,3番線の線路は同じです。4番線にはバンコクから到着したばかりの夜行列車が停車中。まだ乗客の下車が続いているけれど、さっそく機関車は切り離されていました。

Pxl_20250822_002802270 特に改札があるわけでは無いし、立入禁止でもなさそうなので、下車客とは逆方向に進んでホーム先端まで行ってみることにします。ホームの付け根部分にも象の像が。象推しが徹底しています。

Pxl_20250822_002609408  いやあホームも編成も長いこと。歩いているうちに車体の洗浄が始まりました。日本だと車両基地にある自動洗車機を使うことが多く洗車シーンを見ることはありません。散水機とブラシを使った手作業での洗車はなかなか大変そうであります。

 客車はステンレス製で自動ドア。2016年に導入された中国製の新型のようです。

| | コメント (0)

2025年11月 7日 (金)

大糸線・えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道・万葉線

2025年5月25日

20250524_120811  私用にて金沢へ。用事は夜なので夕方までに到着すればOKです。経路はどうしようかな。

 新宿から中央線特急あずさに乗車。特急券はJREポイントの特典で確保です。この3月から白馬打ち切りとなってしまった大糸線直通のあずさを利用です。車では大糸線の沿線には何度か足を運んでいますが、大糸線に乗車するのはいくら考えても思い出せないぐらい久しぶりです。

 松本でアルピコ交通上高地線の電車を見かけますが、ああまた今回も未乗のまま通り過ぎです。長野電鉄、上田交通とあわせ、長野県内の私鉄は乗り残しばかり。

20250524_134507  白馬では先行する各駅停車が長時間停車して接続待ちですが、乗り換えは階段と跨線橋を使う必要あり。案外狭くて急な階段の中央部には急傾斜のスロープが作られており、乗り換え客が殺到するとちょっと危なっかしい感じがします。9両の特急から、2両のE127系電車へ。更に南小谷では車体の小さなレールバス風情のキハ120単行と、どんどん細っていき、それに反比例して車内が混雑して最後は立ち客有りの大盛況となりました。

 乗車券は新宿から糸魚川まで買ってあります。えちごトキめき鉄道の泊行きは接続が大変よろしく、つまり乗車券を買う時間がありません。中間改札も無いのでそのまま車内へ。ET122形単行気動車ですが、大糸線から乗り継いた人はさすがに少なく、だいぶのんびりムードになりました。乗車券は車内で車掌さんから購入ですが、懐かしの手書きの車内補充券です。この先あいの風とやま鉄道の高岡駅まで乗車ですが、そこまでの区間は発券できないそうで、会社境界の市振駅までを購入。残りは高岡駅で下車時精算となりました。ディーゼルカーとは言え高規格路線で、先程の大糸線とは快適性が全然違います。

 泊駅手前で一時停止。そのあとゆっくりと進んでホームに入線。写真のごとく乗り換えの便をはかるため同一線路上に縦列で入線するためのノロノロ運転です。

20250524_160503 高岡からは万葉線に初乗車。人口16万人の高岡市で路面電車が生き残ったのは大変喜ばしいことです。乗車車両のアナウンスは落語家の立川志の輔さんの声で流れておりましたが、これは土日祝日限定のよう。各停留所にまつわる小話がなかなか楽しい。

 高岡市内は併用軌道で停留所も多いですが、後半の専用軌道区間に入りますと、周囲は工場地帯だったり漁村風だったりとローカルムードがぐっと高まります。

 時間の都合で越ノ潟ではそのまま折り返し電車に乗らないといけなかったのがちょっと残念なところでした。

| | コメント (0)

2025年11月 5日 (水)

タイ・チェンマイの旅17 チェンマイ駅2 駅舎

2025年8月22日

Pxl_20250822_001806612 チェンマイ駅の正面にやってきました。広い駐車場が整備されており、赤い色のソンテウがたくさん待機しています。広場には蒸気機関車が静態保存されています。

 Pxl_20250822_001924962 車体は黒をベースに、タンク部分が緑、排障器部分が赤に塗られております。そして煙突がゴールドになっているのがいかにもタイらしい塗色です。黒一色の日本の蒸気機関車を見慣れた目には新鮮に移ります。車体正面には特に数字や文字はついておらず、側面には340という数字と文字がペイントされています。ついつい s.w.n.と読んでしまいますが、タイ文字でร.ฟ.ท.のようです。生成AIに流し込んでみたら、次のように返ってきました。便利であります。

--

「ร.ฟ.ท.」はタイ語で「การรถไฟแห่งประเทศไทย」の略で、英語では State Railway of Thailand (SRT) を意味します。タイ語の正式名称は:การรถไฟแห่งประเทศไทย(発音:kaan rót-fai hàeng pràthêet thai)それぞれの文字の意味は以下の通りです:ร. = รถ (rot) = 車 ฟ. = ไฟ (fai) = 火(ここでは「鉄道」の意味)ท. = ไทย (thai) = タイ つまり、「ร.ฟ.ท.」は「タイ国鉄」の略称です。

--

Pxl_20250822_003715373  駅舎の建物は三角屋根で、赤く塗られています。駅舎前には象の像が。もっと寂しい雰囲気かと勝手に予想していましたが、思いのほか人が多いのでびっくり。出迎えの人もたくさんいます。ちょうどバンコクからの夜行特急列車が到着したところのようです。

Pxl_20250822_003400765  玄関の右手には乗車券売り場が。有人窓口が2つで、もちろん自動券売機などはありません。営業時間はなんと午前4時!から午後10時までと書かれています。

 正面には出発時刻が掲出されております。6:30発の快速バンコク行きから、18:00発の特快バンコク行きまで6本の列車があるようです。うち5本がバンコク行きで、3本が夜行運転。ローカル列車は9:30の一本だけで、これはナコーンサワン止まり。バンコクまでの所要時間は昼行特快の10時間5分から、小特快の13時間40分まで幅がありますが、運賃に至っては3等座席の230バーツ(1100円!安い)から、1等寝台の1646バーツ(それでも8000円)と、7倍以上の開きがあります。

 バンコクまでの距離は約750km。東京から岡山までと大体同じぐらいです。サンライズ瀬戸・出雲が所要8時間30分ぐらいですから、思ったよりも速いですね。

 左手には売店も営業中しています。

| | コメント (0)

2025年11月 3日 (月)

出雲空港

2025年5月18日

20250518_175652 ターミナルビルの近くに住宅がある地方空港はそんなに珍しくない気がします。が、出雲空港の航空写真を見ますと、宍道湖西岸、家屋が点在する田園地帯のど真ん中に作られた感じであり、滑走路のすぐ脇にも農家さんの住宅が建っています。一部防音壁が設置されているところもありますが、何も騒音対策がされていないように見受けられるお宅もあります。

20250518_180837  滑走路の北側、ターミナルビルの宍道湖寄りは公園として整備されていまして、滑走路のフェンスのすぐ近くまで行くことができます。

 折しも小牧空港へと向かうFDAのエンブラエルE-170が離陸していきます。水色(ライトブルー)の機体は2号機。そのすぐ後方に住宅が見えているのはなかなか見かけない光景であります。うるさくないのかな。そんなわけは無いですよね。

| | コメント (0)

2025年11月 1日 (土)

タイ・チェンマイの旅16 チェンマイ駅1

2025年8月22日

Pxl_20250821_232439837  今朝のウォーキングは旧市街地とは反対方向へ。ピン川の東岸へ行ってみます。今年の旅行は鉄分がありませんので、雰囲気だけでも味わうためチェンマイ駅を訪問します。

 日中は混雑しているクアレック橋ですが、さすがに午前6時半前なので通る車も無く静かです。橋を渡ったところにセブンイレブンがありますので、サンドイッチと缶コーヒーを購入し軽い朝食に。味の素のBirdyって日本では見かけないですが、タイではシェアナンバーワンなんだそうです。セブンイレブンの店頭にはゴミ箱が置かれていることが多いので、空き缶をずっと持ち歩く必要も無いのはありがたい。(もちろん日本じゃないから自販機などはありません。)

Pxl_20250821_233427821 住宅地の中を抜けて東へ進みます。幹線道路よりも裏道の方が安全だし、排気ガスも吸わなくて済むので良いです。サンバーコーイ市場に出ました。中を一回り。早朝6時30分というのに買い物客がいっぱいで活気があります。ああ、パンとかここで買えば良かったなあ。

Pxl_20250821_235717655  道なりに南東に進んでいきますと、踏切に出ました。チェンマイ駅に最も近い踏切です。(タイ国鉄はチェンマイ駅で行き止まりです。)

 踏切をわたりながら駅構内を俯瞰。突き当りの留置線にディーゼルカーが2編成。プラットフォームに入線している列車は無いようです。

Pxl_20250822_000330527  踏切を渡って、線路沿いの道を北へ。街路樹が植えられた道は交通量も多めですが、歩道が無いので通過する車を注視しながら歩いていきます。チェンマイ駅の塔が近づいてきました。というかホーム長すぎです。(頭端駅なので仕方ないのですが…)

| | コメント (0)

2025年10月30日 (木)

一畑電車

2025年5月18日

20250518_133518  松江しんじ湖温泉駅の券売機はキャッシュレス対応!出雲大社前までの切符を買おうとして、間違えて電鉄出雲市のボタンを押してしまいました。コード決済で支払ったのでどうしたものかと窓口で相談したら、降りるときに差額の130円を改札係員に現金で払えばOKということでした。

20250518_135733  川跡行きの各駅停車は2016年から2017年にかけて投入された7000系。JR四国の7000系電車がベースだそうですが、前面デザインはシャープな吊目になっています。シートはクロスとロングの千鳥配置。

 出発しますとほどなく宍道湖の湖岸へ。車両は新しいが線路は古いので、揺れは盛大です。園駅ぐらいまでは、宍道湖が眺められる区間が多いです。一畑口駅でスイッチバックがあります。

20250518_143406 終点の川跡駅に到着しました。この列車は折り返し松江しんじ湖温泉駅に戻ります。2番線には出雲大社前駅始発の電鉄出雲市駅行きの電車がやってきました。車両はもと東急の1000系。次いで電鉄出雲市駅始発出雲大社前駅の電車が3番線に到着。車両はもと京王の2100系です。

20250518_143434  3本の列車がホームに並びました。ローカル私鉄では珍しい光景です。乗り換える乗客も多くて、駅構内は活気づきますが、駅の周辺は静かなままです。

| | コメント (0)

2025年10月28日 (火)

タイ・チェンマイの旅15 ワット・プラタート・ドイ・ステープとムーガタ

2025年8月21日

Pxl_20250821_084808181 ブービン宮殿から少し山を下って、ワット・プラタート・ドイ・ステープまで戻ってきました。止まっている車も、歩いている人も多く、人気スポットであることがわかります。拝観料は30バーツですが、山上にある寺院までのケーブルカー料金が往復50バーツ加算されます。(歩いても行けるようですが。)

Pxl_20250821_084435159 ケーブルカーと書いてありますが、実際は斜行エレベーターで、4台設置されています。この日は2台運行。エレベータですから交走式では無く、一台ずつが独立して運行可能でおり、発車タイミングは係員の判断で任意となります。

 塀に囲まれた神聖なエリアに入るためには、靴を脱ぐ必要があります。また膝や肩は隠す必要があります。雨上がりで床は濡れています。タイの寺院巡りではサンダルに裸足が最適のようです。

 金色に輝く高さ22mの仏塔がこの寺院のハイライト。タイのお寺はどこも仏塔が素晴らしいですね。お堂の中ではお坊さんの話に熱心に耳を傾ける信者の姿が見られました。

Pxl_20250821_090724704 境内の裏手の方に歩いていきますと展望テラスになっています。眼下にはチェンマイの市街地が開けています。旧市街を囲む堀の部分が緑の四角形に見えるので、位置関係がわかりやすいです。

 少し南側のテラスからはチェンマイ空港のターミナルや滑走路もよく見えます。

Pxl_20250821_090955516 離陸したのがThai Vietjet Air、誘導路を走行しているのがThai Lion Air、駐機場にいるのが左からタイ国際航空、Air Asis Thailand、Nok Airかな…。バラエティー豊かです。

 ソンテウに戻り、チェンマイ市街地へ戻ります。そのまま夕食に行ってしまおうということで、ドライバーにお願いしてムーカタ・チャーンプアックまで連れて行ってもらい、ドロップしてもらいました。

 ムーガタはタイ式の焼き肉です。ムーは豚肉、ガタは鍋。真鍮でできた鍋はジンギスカン鍋とそっくりで、周囲に堀があって真ん中がドーム状に盛り上がっていて、溝が掘られています。肉や野菜を真ん中で焼いて、何種類かあるつけダレでいただきます。堀の部分で具材を煮たり、インスタントラーメンで締めたり、いろいろ楽しめますが、何と言っても最大の特徴はお値段。少しずつ値上がりしているようですが、一人219バーツ(1000円ちょっと)で、食べ放題!(ソフトドリンク、デザートのアイスクリームを含む)

| | コメント (0)

2025年10月26日 (日)

松江しんじ湖温泉駅

2025年5月18日

20250518_130714
 松江市は島根県の県庁所在地ですが、分岐する支線が無いので学生時代の乗りつぶし旅では通過するばかり。結局、考えてみたら全国47都道府県の県庁所在地の中で、唯一街へ足を踏み出したことがありませんでした。今回でついにコンプリートです。

20250518_130753
 あいにくの雨模様で、空はどんよりです。松江の市街地の真ん中には宍道湖と中海をつなぐ大橋川が流れており、JR松江駅はその南側。松江城や松江市役所などは北側にありますので、もともとはそちらが中心地だったのでしょうね。一畑電車のターミナル駅である松江しんじ湖温泉駅は大橋川の北側、松江市役所のちょっと西側に位置しています。

20250518_132319  JR松江駅から松江しんじ湖温泉駅までは2km少々。路線バスもありますが、景色を眺めながら歩いてみることにします。駅前の県道を西に辿っていきますと、宍道湖の辺に出ました。ここは白潟公園で、立派な青柳楼の大燈籠が立っています。かつて料亭青柳楼にあり、灯台の役割をしていたものが後年の埋め立て湖岸から離れてしまったので、昭和33年にこの場所に移設されたということのよう。

20250518_132556  ここから北へ。大橋川と宍道湖の境目にかかる宍道湖大橋を渡り少し西に行ったところが松江しんじ湖温泉駅です。ローカル私鉄のターミナル駅というとレトロなものを想像するわけですが、駅前には広々としたバスプールが作られており、その向こう側にガラス張りの近代的な駅舎がありました。2001年に建てられたものということなのでもう20年以上経過していますが、そんなふうに見えませんね。

| | コメント (0)

2025年10月24日 (金)

タイ・チェンマイの旅14 ソンテウでステープ山へ

2025年8月21日

Pxl_20250821_052032441  今日はチェンマイの西側の山の中腹にあるワット・プラタート・ドイステープに行ってみようと思います。またGrabを使っても良いのですが、ホテルの前の道路にトゥクトゥクと赤いソンテウが停まっていたので、妻がさっそく声をかけて貸切利用の値段交渉です。(非力なトゥクトゥクでは山にはのぼれないので、ソンテウ一択となります。)北部の観光地と、ブービン宮殿、ドイステープを回るコースで交渉開始。

 おじさん「1500バーツ」妻「1000バーツ」おじさん「メダイメダイ 1500」妻「メダイメダイ1000」おじさん「1400」妻「メダイメダイ1000!」てな掛け合いが数分続き(金額は電卓に打ち込み合いながらです。)結局1200Bで妥結。ドイステープの単純往復で600バーツみたいなネット記事(掲載時期不明)がありましたので、まあ妥当な線でしょうか。

Pxl_20250821_044224159  2004年のサムイ島・パンガン島の旅行以来久しぶりのソンテウです。ソンテウはトラックの荷台にベンチシートとメタルトップを取り付けたもの。チェンマイでは一定区間を走る路線ソンテウと流しのソンテウがあるようそうで、営業許可の区域によって色が分けられているそうです。チェンマイは大きな都市の割に通常の路線バスがあまり走っておらず、短距離はトゥクトゥク、中距離はソンテウ頼みです。(今回の旅行中も路線バスは見かけませんでした。)

 今日のソンテウはISUZUのピックアップトラックD-MAXがベース。日本市場からISUZUの普通車が消えてしまって久しいですが、タイではバンバン走っています。トラックの荷台なので乗り心地は悪く、ビニールレザーのシートはつかまっていないと横滑りしがち。後ろはオープンですからスリルがあります。当然エアコンは無く、即窓や前方の通風孔からの自然風が頼りですが、停車すると無風になり暑さ倍増です。

Pxl_20250821_071516997 チェンマイ大学やチェンマイ動物園の横を抜けてワインディングロードへ。標高が上がるにつれて気温がぐんぐん下がり、ちょうどいい涼しさ。沖縄でも東京でよりも、チェンマイの方が快適だなんて不思議な感じです。

 ワット・ドイステープの前を一旦通過してさらに奥へ。ブービン宮殿の駐車場に到着する前から、雷とスコールに見舞われました。傘をさして歩く気がするような降り方では無いのでしばらく車内で待機していると、だいぶ小降りになってきたので、宮殿観光へ。

(でも、宮殿内部が見学できるわけではなく、遊歩道を散策するだけで、あんまり見どころも無かったので、レポートは省略です。残念。)

| | コメント (0)

2025年10月22日 (水)

竹富島 西桟橋の夕陽とアイヤル浜の朝陽

2025年4月30日

20250430_183933  20250430_184440また竹富島にやってきました。今回は1泊のみの滞在。

 民宿の夕食を食べ終わってから、西桟橋に行ってみますと、ちょうど日没のころ。映えスポットということで、若者が集まっております。桟橋に腰掛けて足をぶらぶらさせている人もいます。落ちないでね。

 海の向こうに見えるのは小浜島そして西表島です。使っているXperia 1 IIは、太陽光を入れると変なフレアが出てイマイチな感じになりがちなんですが、露出補正をして超アンダーで撮影してから、SilkyPixでいじっております。このぐらい暗くて遠いと写っている個人を全く確認できないので、そのままでも大丈夫そうです。(HDR最大に効かせて拡大しても人物が同定できないことを確認済み。)

 2枚目は少し南側の浜から撮影。桟橋上に20人以上の人が居ますね。全然動く気配は無いので、人が入らない構図での撮影は不可能なようです。

2025年5月1日

20250501_063714  翌朝のアイアル浜。島の東海岸です。民宿のあるあたりからですと、30分ぐらい未舗装路を歩かないといけません。近く(のジャングルの中に)星野リゾートの星のやがありますんで、早朝6時半過ぎだというのに、数組のカップルが来られておりました。ビーチでストレッチをするアクティビティーなどもあるようで、意外な賑いを見せていることがあります。2017年の昼間に自転車で来た時は誰もおらずひっそりとしていて、「秘境感がある」などと書いておりましたが…。

 夕焼けと朝焼けの違いを写真で表現するのは結構難しいな。

| | コメント (0)

2025年10月20日 (月)

タイ・チェンマイの旅13 ワット・チェディルアン2

2025年8月21日

Pxl_20250821_001732536
 巨大仏塔 チェディルアン の正面に来ました。

Pxl_20250821_002437899  仏塔は4層になっていて、第3層のところにはなにか崩れたあとのような穴があります。正面(東側)の階段は立ち入ることができません。その両脇にはおなじみのナーガが鎮座しております。同様の構造は他の3面にも作られていますが、そちらは階段では無く滑り台のように平滑な斜面になっておりました。登り口は正面1箇所とうことなんでしょうね。

 裏側に回り込みますと第3層の穴の正体がわかりました。ワット・チャンマンで見たような象の前半身が西側にはきれいに残されています。高いところにあるので残念ながら細かなところはよく観察できません。

Pxl_20250821_001941180 第4層のドームの中には各面に金色に輝く仏像が安置されています。仏塔の先端部分は北半分だけが残って(修復された部分?)南半分は崩れた状態になっています。

Pxl_20250821_002252558 大仏塔の裏側(西側)にある祠には「市の柱」が祀られているとのことです。(開門してないので拝めません。)脇に植えられたフタバガキの木はそれを支えるものとして植えられたということです。

| | コメント (0)

2025年10月18日 (土)

勝連城址

2025年4月29日

20250429_122449  残波岬から恩納村へと東進し、沖縄本島を横断して東海岸へ。伊計島の方へ行って見ようかなと思い勝連半島を東に走っていると勝連城址の標識が目に止まりました。行ってみることにしましょう。

20250429_124758  勝連城址と県道を挟んで反対側にあまわりパークがあり、こちらの駐車場が城址訪問の駐車場を兼ねています。勝連城とあまわりパークの入場料はセットになっています。あまわりパークでは琉球王朝の歴史と、勝連城にまつわるエピソードなどを学ぶことができます。「あまわり」とは「阿麻和利」のことで、15世紀に勝連城を拠点にしていた、按司の名前です。按司とは、地方の領主のことだそう。阿麻和利は勝連城の第10代にして最後の城主でしたが、王府と対立して滅ぼされてしまいました。

20250429_125255  そんなストーリーを頭に入れてから勝連城址を訪問します。そうか、首里城、今帰仁城などとともにここも世界遺産でしたね。なかなか大規模な城趾です。県道から舗装された遊歩道をぐいぐい登っていきます。中腹まではカートに乗せてもらって楽をすることもできるようですが使いませんよ。

 城址の麓の付近には4ヶ所の井戸(ガー)があり、城の水需要を支えていたようです。そこから上には石垣により、概ね3段の平らな場所(三の曲輪、二の曲輪、一の曲輪)が作られています。石垣は沖縄の城(ぐすく)らしく美しい曲面となっています。残存あるいは復元された建築物はありませんので、地表に残る痕跡を見て往時を偲ぶことになります。

20250429_125314 高くに上がるほどに周囲360度のパノラマが開けてきます。3枚目の写真はうるま市具志川方面。以前に那覇から泡瀬までバスで往復しましたので、地形に馴染みがあります。北側には平安座島なども見ることができます。

 日陰がほとんど無いので、暑さ対策は万全に。

 このあと、勝連半島の先端までドライブ。ホワイトビーチって米軍基地だったのね。海中道路(という名の橋)でつながっている平安座島・浜比嘉島・宮城島・伊計島を運転。浜比嘉島には2008年2月に一度来ているのですが、すっかり忘れています。

| | コメント (0)

2025年10月16日 (木)

タイ・チェンマイの旅12 ワット・チェディルアン1

2025年8月21日

Pxl_20250821_000124846  昨夜はホテルのすぐ西にあるナイトマーケットに行ってみました。屋台がたくさん出ていて、タイ料理はもとより、インド、メキシコ、ピザ、餃子などなど、様々な国の料理やスイーツなどが楽しめます。飲食以外の露天も基本的には土産物が主体で、訪れている客は外国人ばかりでした。(完全にインバウンド観光に振っているという点で潔い。)

 翌朝。いつもどおり午前6時には起き出してウォーキングに出かけます。時差2時間だと時差ボケもありません。とりあえず旧市街の南東側を目指して歩いていきます。

 旧市街南東角のカタム堡塁を経て、南辺のチェンマイ門へ。そこから旧市街に入って、チェンマイマーケットを一巡り。昨夜と違って地元の人のための日常生活を支えるマーケットで、個人的にはこういうところの方が好みです。そのまま北へと進み、ワット・チェディルアンにやってきました。

Pxl_20250821_001539437  チェディは仏塔の事とすでに学びましたが、ルアンとはなんだろうと思ったら、大きいという意味だそうです。その名の通り巨大な仏塔がシンボルのお寺。建立は1391年とのことですから、やはり日本では南北朝時代ですね。到着したのは午前7時過ぎでした。拝観時間は午前7時からのはずですが、チケットブースに人影は無く、休憩所の掃除をしていたスタッフに声をかけてチケット代を支払い境内へ。うーん、まだチケットを確認するスタッフは出てきておらず出入り自由な感じで、お堂も開門されておらずで、ちょっと損した気分。(罰当たり)

Pxl_20250821_001628481  正面にあるきらびやかな大きな建物が本堂でしょうか。開門していないので中には入れません。

 本堂の裏手に回ると、巨大仏塔が見えてきました。おーっ。

| | コメント (0)

2025年10月14日 (火)

残波岬

2025年4月29日

20250429_094119
 休日は東京に戻っているかどこかの島に居ることが多くて、沖縄本島に居ることは非常に少ないのですが、この時は前日に那覇に来て仕事して、翌日は1泊2日で竹富島に出かけるので、4月29日だけ日程が空くことになりました。徒歩圏内のレンタカー屋さんで、5000円ほどで車を借りられましたので、これまで足を運んだことが無かった場所に行ってみるのと、足りない家電や生活物資の買い出しをして来ようと思います。

 まず向かったのは那覇空港方面。国道58号線。海底(なのかな)トンネルを抜けて波の上ビーチの北側に出てくるこの道を通る機会はこれまで無かったのでとりあえず。そこから西海岸の道路を北上し、嘉手納基地の南から東側へと、これまで走っていなかった道路を選んで北上します。読谷村に入ったら西へ向かい、残波岬までやってきました。

20250429_094835  泡盛の残波は何度か飲んだことがありますが、残波岬は初訪問です。天気は快晴で気温も上がり、途中の残波ピーチではすでにたくさんの海水浴客の姿をみかけました。

 岬の先端には灯台があり、珍しく中に入ることができます。公益社団法人燈光会のサイトによりますと日本で灯台内を見学できるところは16ヶ所でそのうち青森の尻屋崎灯台と沖縄県宮古島の平安名埼灯台の2ヶ所が現在見学休止中とのことです。

20250429_094935  灯台の上まで登ってみますと、琉球石灰岩の急峻な崖の下に青い海。今日は南風が強く、岬の南側の海はかなり白くなっています。

 遠方に目をやりますと、残波ビーチ、更に向こう側には渡慶次ビーチも見えています。

 灯台の周辺は残波岬公園になっています。遊歩道を一廻りして歩数を稼いで車に戻りました。

| | コメント (0)

2025年10月12日 (日)

タイ・チェンマイの旅11 ピン川とクアレック橋

2025年8月20日

Pxl_20250820_102101405 チェンマイの中心市街地の東側にはピン川が南北に流れています。ピン川はタイの北部に源を発し、南に下ってチャオプラヤー川に合流。バンコクへと向かって流れていきます。

 ホテルにチェックイン後、夕食やナイトマーケットのオープンまでの間のウォーキングで、ピン川の対岸にあるセブンイレブンまで行ってみました。橋へとつながる道路は一方通行ですが、道幅が狭く歩道もありません。歩くのには注意が必要ですが、幸い夕方で交通量が多く、橋を渡った先のT字路には信号機が無いため、車の流れが悪くて、渋滞ノロノロ運転で少しリスクが下がります。

Pxl_20250820_102118259 クアレック橋にさしかると左右に歩道が作られていて、ちょっと安心です。普通のトラス橋ですが、日本より鉄骨が華奢な気がします。

 川の流れはこげ茶色で透明度0です。日本の河川がだいたい清流なのは地質と傾斜のおかげではありますが、こうも茶色いと川に入ろうという気にはなれませんが、ピン川ではカヤックツアーも実施されています。転覆したくないなあ。

Pxl_20250820_102213748 河原や橋のトラスには電飾が取り付けられていますので、夜にはキラキラになるのかな。行っていないので、ロマンチックなのかどうかはわかりません。

| | コメント (0)

2025年10月10日 (金)

南大東島11 大東神社

2025年4月27日

20250427_110424 20250427_110407  南大東島の在所集落の少し北側に大東神社があります。

 境内の周囲は森に覆われています。鳥居があって参道がまっすぐ伸びて、その両脇には灯籠が立っています。参道は階段になっていて、正面に祠があります。

 うーん、普通の神社ですね。沖縄県内、特に離島では数少ない本土式神社です。祀られている御神体も天照大神などです。八丈島からの移民で開墾された島ゆえかと思いますがか、琉球風味が少ない沖縄離島という大東島地方の特徴を示す場所といえます。

20250427_11034120250427_110536  豊年祭の時にも、本土のお祭りのように山車や神輿が出たりするほか、江戸相撲も執り行われます。大東神社の境内には、その際に使われる土俵もあり、歴代の優勝者や大関の名前が掲示されていました。

 神職の常駐は無いようで、お守りとか御神籤とかは入手できませんのであしからず。

 参拝を終えて降りてきましたら、参道横の森に「天然記念物ダイトウオオコウモリ」と書かれた標柱を発見。この森に生息しているようです。夜行性で昼間は木の枝にぶら下がって休んでいるようなので、森に入って頭上をずっと眺めながら歩いてみましたが、残念ながらコウモリの姿をみかけることはできませんでした。20250427_110811

 南大東島のシリーズは今回で終わりです。

| | コメント (0)

2025年10月 8日 (水)

タイ・チェンマイの旅10 三王記念像とワット・プラシン

2025年8月20日

Pxl_20250820_052717957  ターペー門のところで妻と娘に合流。少しお店を見ていたけれど収穫は無かったとのこと。

 暑いので屋内施設が良いということで、チェンマイ文化芸術センターを訪問することに。ターベー門から西に進み、角を曲がってちょっと北に行ったところに三王記念像があります。腰に鮮やかな山吹色の布を巻いた3人の王は、凛々しいイケメンばかりです。チェンマイの創始者でマンラーイ王、スコータイのラームカムヘーン王、パヤオのカムムアン王の3名とのこと。

Pxl_20250820_065026040  背後の建物はもともと県庁だったもので、現在は文化芸術センターとして利用されています。文化財やジオラマなどの展示を通じてタイ北部地域の歴史や文化を学ぶことができますので、旅行の早い段階で訪問しておくことで、地域への理解が深まると思いました。

 まだホテルのチェックイン開始時刻になりませんので、もう一箇所。少し西に歩いてワット・プラシンに行ってみました。チェンマイ旧市街最大の寺院で、1345年の建立といいますから日本では室町時代初期の南北朝時代の頃からのものということになります。

Pxl_20250820_065639793 ワット・プラシンは、ユネスコの世界遺産への登録を目指すチェンマイの歴史・文化遺産の構成対象に含まれているそうです。

 妻と娘はもう歩きたくないということで、トゥクトゥクに乗ってホテルに戻ることになりました。私は、まだまだ歩けるので、歩いて移動です。

| | コメント (0)

2025年10月 6日 (月)

南大東島10 旧空港跡地

2025年4月27日

20250427_072657  1997年に現在の南大東空港ができるまで、島の中央に空港がありました。航空写真を見たら一目瞭然。滑走路長は800mしか無かったようです。

 滑走路の南側にあったターミナルビルは現存していて、「南大東空港」の表示もそのまま残されています。誤解されることも無いのでしょうけれど…。空港廃止から30年近く経過していますが、建物の状態は案外悪くありません。地ビールならぬ地ラム酒を醸造しているグレイスラムの本社工場として使われています。ラム酒の原料は島の特産であるサトウキビです。(私もお土産に買って帰りました。)

20250427_072925  滑走路の跡地には、ビジターセンター(島まるごと館)が建てられましたが、リニューアル工事(している雰囲気無いが)のため、休業中です。町のウェブサイトを見ますと令和8年度再開見込みと書かれていますが…。

 滑走路跡の東側は宅地になっております。その一部はコンテナハウス。

 滑走路だったからには舗装されていたはずですが、剥がされて土がむき出しです。舗装されたまま残しておくと滑走路と誤認されるリスクがあるからということのようでして、確かに旧石垣空港の滑走路もきれいに舗装が剥がされております。

| | コメント (0)

2025年10月 4日 (土)

タイ・チェンマイの旅09 ワット・ロークモーリー

2025年8月20日

Pxl_20250820_050123330
 待ち合わせ時間までにもう一箇所。旧市街の北側。外周路を渡った反対側にある寺院がワット・ロークモーリー Wat Lok Moleeです。

Pxl_20250820_050745591

 このお寺も由緒正しく、建立時期は14-15世紀ごろとのことですから、日本史だと鎌倉時代から室町時代ということか。

 本堂へとつながる小さな門の外側は赤鬼と緑鬼がお出迎え。入ったところには左右に白い象さんがお出迎え。ここの象さんも比較的リアル系です。記念写真スポットになってしまっていて、正面からの写真撮影は断念します。

 本堂の裏手に立派な仏塔が見えます。行ってみましょう。

Pxl_20250820_050323875 積み上げたレンガを漆喰で塗り固めて作られた仏塔 Chedi は、いかにも長い歴史を感じさせ、風格があります。基部には金色の仏像がいくつも並べられており、荘厳な感じがいたします。

Pxl_20250820_050407879 4隅には狛犬のような像が配置されておりますが、沖縄のシーサーによく似ています。東南アジアとの文化的連続性が感じられます。

 ターペー門付近からはちょっと離れているので歩いていくのに少し気合がいりますが、行ってみて良かった寺院でありました。

Pxl_20250820_050431683

 

| | コメント (0)

2025年10月 2日 (木)

南大東島09 大池と瓢箪池

2025年4月26日

20250426_142713  隆起環礁である南大東島の内側には、石灰岩の侵食でできた小さな池がたくさんあります。カルスト地形ですね。星野洞という鍾乳洞もあります。島内で数少ない有料の観光施設となっています。鍾乳洞の中は蒸し暑くて汗だくになります。入口と出口は同じ場所ですが、上り方向だけなんと動く歩道が設置されています。運搬や陸揚げはさぞや大変だったのでは無いでしょうか。

20250426_155233  一番北にあり、最も大きな大池の辺には、オヒルギ群落があります。普通は海水と淡水が混じり合うような場所にできるマングローブですが、ここは海とはつながっておらず陸封型というそうです。

 池の西側に少し木道が作られていて、水辺を散策ずることができる他、北側には大池展望台が作られています。展望台はスローブ式になっていまして、上までのぼったら大池が良く見える…かと思ったら植物が繁茂していて、池は意外と遠かったです。

20250427_070626  在所集落の東側にある瓢箪池は、その名の通りいくつかの丸い池が細い水路でつながった形をしています。辺には月見公園という小公園があったり、水路を渡る月見橋もかけられていて、すぐ近くで湖面を眺めることができます。

| | コメント (0)

«タイ・チェンマイの旅08 ワット・チェンマン