Habari gani ?の楽しみ方

Img_5228

 

[写真は伊豆シャボテン公園にて]

 

 Habari gani ? とは スワヒリ語のあいさつです。Habari は News の事。gani は、どんなという意味です。Habari gani ? と聞かれた場合の返事は決まっています。Nzuri ! (Good !)。このブログは2006年10月のタンザニア旅行記を残そうと思って始めたものです。

 

 記事としては、旅行記が一番多く、次いで車に関する物、購入した書籍や商品に関する感想などとなっています。地域医療の問題にも、深く切り込んでいます。

 

◯全ての記事を読む

一番最初の記事 にジャンプして一つずつ記事を読む。
2006年11月のバックナンバー にジャンプして月毎のバックナンバーを読む。

◯カテゴリ別に記事を読む
右サイドバーの「カテゴリー」から読みたいカテゴリーをクリック

◯現在連載中のシリーズ記事

2024年は新シリーズが開始できるか?

◯連載終了したシリーズ記事

私とパソコン 17歳で出会ったパソコン。昔の思い出を綴っています。

モロッコとパリの旅
2019年真夏のモロッコ旅行はマラケシュと大西洋岸の地元で人気のビーチリゾートへ。欲張ってフランスにも立ち寄ります。

新専門医情報 1年延期されて2018年度開始の新たな専門医の仕組みの混乱を受け、情報収集。

オーストリアの旅
ウィーンでのホームステイと8人乗りバンでの旅。山頂までゴンドラで一気標高3000mに。

ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅 2017年8月。ギリシャ、キクラデス諸島のフォレガンドロス島に滞在。断崖絶壁の上にあるホラの町。綺麗だけれど水が冷たいエーゲ海のビーチなど。 

フィリピン、特にシアルガオ島の旅 8月は雨季のフィリピンにあって東部のシアルガオ島周辺だけは乾季。日本では殆ど知られていないこの島はサーファーの聖地。この国最大のマングローブ林やきれいな海が待っています。 

南アフリカ西ケープ州の旅 2015年7月 人生3度目のアフリカ旅行は南アフリカ。おまけの香港半日観光、定番のケープタウン周辺から足を伸ばしてアフリカ大陸最南端の岬や真冬のサファリを体験。

西オーストラリアMotorhomeの旅 2014年11月、西オーストラリア州をMotorhome(キャンピングカー)で旅行。ジョグラフ湾や森林地帯を中心に回ってきました。

スコットランドの写真を少々 2013年11月にスコットランド北部のハイランド地方を中心に、地域医療の現場を見てきました。合間などに撮影した写真を中心としたレポートです。

マレーシア、特にボルネオ島の旅 首都クアラルンプールに立ち寄ったあと、アジア有数の野生の楽園、ボルネオ島へ。

湊病院問題 静岡県南伊豆町にあった共立湊病院の下田市への移転・新病院建設にまつわる諸問題や不思議な出来事について分析しています。

2012年6月Thomas Jefferson University Hospital 研修記録 フィラデルフィアの風景+αではオフの活動を紹介しましたが、こちらの連載では、内科と家庭医療科の見学のレポートをお届けします。

2012年シンガポールJCIプラクティカム 2012年4月23日から27日にかけてシンガポールで開かれた Joint Commission International に関する国際セミナーのレポートです。

ビンタン島の旅 シンガポールから船で1時間。インドネシアが国を挙げてリゾート開発に取り組んでいるビンタン島北西部のリゾートエリア。それはそれで楽しいのですが、外の世界はもっと楽しい。

フィラデルフィアの風景+α
  海外研修で1ヶ月アメリカペンシルバニア州フィラデルフィアに滞在。週末など撮影したアメリカ東部の写真を紹介しています。

シンガポールの風景
セミナー参加で訪れたシンガポール。合間などに撮影した写真を紹介しています。

RCGP OHSU UH 訪問記録 平成23年10月下旬から約2週間で世界一周してきました。イギリスにおけるかかりつけ医制度の状況や、ポートランドの個人開業プライマリーケアクリニック、ハワイ大学でのシミュレーションセンター教育などを見てきました。

石垣島の旅再び
2011年9月、2年続けて石垣島の美しい海でのんびり。

女川町医療支援報告 平成23年3月11日の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町。3月31日から4月7日まで、地域医療振興協会の医療支援チームに参加しました。その後も5月、6月、7月と週末を利用して医療支援を行いました。

石垣島の旅 2010年9月、石垣島の美しい海でのんびり。

伊豆大島
一泊の旅
2010年2月13日から14日にかけて、伊東港から僅か30分の伊豆大島に出掛けました。

メキシカンカリブとニューヨークの旅 2009年10月 メキシコ合衆国のリゾート地カンクンを拠点にカリブ海で遊んできました。

オレゴン健康科学大学訪問記2008 5年ぶりに訪れたオレゴン州。今回は地域医療をささえる現場を視察してきました。

ハワイの旅 2008年9月オアフ島旅行記。アフリカが大好きな人間が、何故か真逆の日本人だらけの「海外」に行く事に…。

古い鉄道写真アルバム 昔撮影した鉄道写真を紹介しています。

へぼ写真も、ちょっと貴重な写真もあります。

沖縄の旅全15回。2008年2月の3連休の沖縄小旅行記です。

カンボジアの旅  全53回。2007年9月のアンコール遺跡、プノンペン、シハヌークビルの旅行記です。

タンザニアの旅 全30回 2006年9月のアフリカタンザニア旅行記です。セレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ保護区のサファリ、ザンジバル島を巡りました。

オレゴン健康科学大学(古い)訪問記 全20回 2003年12月に訪問したアメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市にある、OHSU 家庭医療学教室やクリニックの見学記録です。

2003年マラウイへの旅 アフリカの知られざる国マラウイの訪問記。

くるま履歴書 全14回 これまでに乗った車の履歴。その他の自動車ネタもこのカテゴリーに分類。

お勧めの飲食店 よく行くお店を紹介。偏っていますが。

ボリビアのロペス医師 全9回 2007年2月に研修にやってきたロペス医師の活動とボリビアの写真を紹介。

◯写真集
ンザニアの写真集(1) Safari ya Tanzania 野生動物やインド洋などベストショットの高画質写真集。(公開先サービス終了)
タンザニアの写真集(2)ブログ記事で使った写真を再編集。
スイスとミラノの写真集 スイス登山鉄道の旅。
タイ バンコク、サムイ島の写真集
マラウイ共和国 ブログ記事で使った写真を纏めました
日光の四季 日光の風景写真を集めてみました。記事では未公開だった写真もあります。
伊豆の風景 伊豆の海や花などの写真を集めました。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2024年12月 9日 (月)

富士野園地、ポンモシリ島、沓形公園

2024年7月7日

20240707_112151
 利尻島の北端近くの富士野園地にやってきました。駐車場から展望台へと遊歩道がつながっています。周囲はエゾカンゾウの大群生地になっているとのことですが、黄色い花、あんまり咲いていなかったですね。

 東側には夕日ヶ丘と鴛泊の中心部が見えています。険しい崖下の海岸には、黒い大きな岩がごろごろしています。利尻富士の裾野は見えていますが、中腹から上は相変わらず雲の中に隠れたままです。

20240707_112129  100mほどの沖にはポンモシリ島があります。アイヌ語でポンは「小さな」、モシリは「島」の意味。そのまんまですね。島には白いつぶつぶのようなものがいっぱい見えますが…。

20240707_112405  望遠で寄ってみますと(スマホカメラですから大してアップになりませんが)つぶつぶに見えたのは無数の鳥だとわかります。ウミネコの大繁殖地なのだそうです。

 時刻は11時30分。もう一箇所ぐらい行けそうです。昨日雨で歩けなかった沓形港の周辺を歩いて見ようと思います。

20240707_120037  港からちょっと離れた公共駐車場に車を停めて、港を見下ろす沓形岬公園にやってきました。北に礼文島、東に利尻富士を眺めることができる絶景スポットということですが、どちらも見えませんねえ。

 利尻富士から流れ出した溶岩が固まった火山岩ですが、色が異なる部分があります。にわか勉強によると、グレーが安山岩で、黒いのが玄武岩、なのかな。岩に含まれる有色鉱物と、無色鉱物の含有比率によって色調が異なってくるんですね。

20240707_120052 伊豆諸島の神津島の海岸や、山頂近くの砂漠が白い色をしているのは、シリカ含有量が多いデイサイトや流紋岩の比率が高いからなんですね。

 歩いているうちに急に雨が降ってきました。油断して傘を車内に置いてきてしまった…。あわてて車に戻ります。これにて利尻島の観光は終了です。靴と靴下がずぶ濡れのままであまりに気持ちが悪いのでホームセンターに寄って、安いスニーカーと靴下を購入して履き替えましたら、すっきりしました。

| | コメント (0)

2024年12月 5日 (木)

ペシ岬

2024年7月7日

20240707_101357  ペシ岬を目指します。幸い雨はやんでいます。漁港の北にあるヘラさんの家という宿泊施設の前から遊歩道を上がっていきます。途中までは傾斜もそこまできつくは無く、テンポよく登っていけます。途中に広場があって、会津藩士の墓が建てられています。尾根に出たところで道は二手に分かれていまして、右は先端の灯台の方に向かう巻道。左は山頂へ尾根を直登です。ここは迷いなく巻道へ^^;

20240707_101620  灯台の手前がちょっと広くなっていまして、ベンチが置かれています。なんだか恋する灯台プロジェクトテ認定されているとのことで、ベンチにはハートマーク、後方にもハート型の看板があって、セルフ撮影用のスマホ置台まで設置されています。

 今日は天気が悪いせいか訪れる人はほとんどおらず静かです。

 さて、ここからは岬の先端方向の尾根に取り付いて、直登で山頂へと上がっていきます。ぐんぐん高さを稼いで、あっという間に灯台やさっきのベンチがはるか下に見えます。

20240707_101658  およそ3分でペシ岬山頂に到着しました。標高93m。展望台という標柱が立っていますが狭い岩場です。眺望を遮る樹木などが無い(吹きさらしとも言える)場所なので360度どちらの方角も良く見渡せます。今は雨も風も無くて良かったです。

 北側には鴛泊の集落と夕陽丘、ポンモシリ島が。

20240707_101634  南側には鴛泊港が見えます。残念ながら今日も利尻富士は雲の中に隠れていて全く見えません。

20240707_101900  さて登ってしまったからには下る必要があります。頑張りましょう。

 雨上がりで少し滑るごつごつした急な尾根道を一歩一歩ゆっくりと下っていきます。離島で怪我すると大変なことになりますから慎重に慎重に。

| | コメント (0)

2024年12月 1日 (日)

鴛泊港

2024年7月7日

20240707_100103
 利尻島の南端に近い南浜湿原から東海岸を北上して、鴛泊港にやってきました。フェリー乗り場周辺の駐車場にはびっしりと車が停まっていましたが、なんとか空きを見つけて駐車。

 フェリーターミナルは人口4000人の離島(沖縄でいけば、伊江島よりも少なく久米島の半分)とは思えない立派なものです。1階にはチケットカウンターと待合ロビー。2階へは何とエスカレーター!で上がります。(エレベータもあり。)待合ロビーに隣接してカフェと食堂があり、乗船口から船にはブリッジで!雨や雪の日も安心です。離島にこの設備を建築整備するのはかなり大変だったはずです。利尻富士町の議会だより(平成24年5月)には、事業費総額約9億5千万円との記載がありました。

20240707_100114  フェリー岸壁の北側は漁港になっていて、漁協の直売所とミニスーパーを兼ねたくみあいストアーも近くにあります。港の北側にそびえる三角の山がペシ岬。飛行機からもよく見えていました。

 望遠レンズに切り替えて撮影。中腹から山頂までは尾根の直登でなかなか険しそう。肩のところには灯台が見えています。

 ペシ岬は次回の記事で紹介します。

20240707_110937  11時過ぎに港に戻ってきましたらちょうどフェリーが入港してきました。昨日午後に沓形港で見かけたボレアース宗谷です。礼文島・利尻島と稚内との間を行ったり来たりでよく働きます。ボレアース、アマポーラ、サイプリアの三隻で、夏場は稚内-利尻を3往復、稚内-礼文を3往復、利尻-礼文を3往復(うち1往復が沓形入港)ですから、かなり忙しそうです。

| | コメント (0)

2024年11月27日 (水)

南浜湿原

2024年7月6日

20240707_084629  翌朝。とりあえず雨はやんでいますが、引き続き天候不良で霧がかかっています。まずは日課のウォーキング。鬼脇の集落内を歩いてから、セイコーマート鬼脇店へ朝食の買い出しに行きます。何故か集落からちょっと南にはずれた場所にありまして、宿泊先からは1.3kmほど離れています。旅館に戻って支度をしているとまた雨が降ってきました。

 車を走らせてまず訪れたのは沼浦展望台。ここから見る利尻富士が白い恋人の箱の絵と同じアングルであるとして、「白い恋人の丘」と呼ばれています。が、この日は深い霧に覆われて、利尻富士どころか10m先も見えないありさま。

20240707_090749  さすがにどうしようも無いので、少し車を走らせて昨日訪問したオタドマリ沼にまたやってきましたが、ご覧の通り昨日以上に視界が悪くて何も見えません。沼の外周を一回りしてみます。雨はやんでいましたが下草がびっしょり濡れていて、靴下から靴の中までびっしょりで、歩くたびにペチョペチョ音がします。(靴は防水のはずなんですが、履き口から入ってくる水は防ぎようも無く…。)

20240707_091719  続いて少し南下して南浜湿原にやってきました。ここももとは火口湖だったものが、堆積により湿原化したもの。なお湿原の成り立ちや種類については、こちらの栂池高原のイラスト付き解説パンフレット がわかりやすいですね。ここはもともと火口湖だったので、高層湿原にあたるわけです。

 整備された木道の脇にはヤマドリゼンマイの群落などが見られました。

| | コメント (0)

2024年11月23日 (土)

姫沼

2024年7月6日

20240706_170106
 鴛泊のちょっと南、時計の1時30分方向のあたり、から少し山腹を登っていったところに姫沼があります。こちらも火口湖です。オタトマリ沼よりも一回り小さいかな。

 雨はやんでおり、雲の切れ間から少しだけ青空が見えています。沼を一周する遊歩道を歩いてみます。相変わらず利尻富士は見えません。

20240706_170645  続いて利尻富士温泉へ。ナトリウム一塩化物、炭酸水素塩泉で、ほぼ中性のpH7.5。開放感ある露天風呂でのんびり。

 ここで夕食をと思っていましたがレストランの営業は終わっておりあらら。結局沓形まで足を伸ばして、町中の梵天という食堂へ。時価と書かれたウニ丼を食べようと思いましたが、7600円というお値段に腰が引けまして、ハーフサイズ3800円にして、一緒にそばを注文。時期的にちょうどバフンウニの漁が始まったところでした。とろけるウニはもちろん絶品なのですが、具がウニだけなので、ハーフサイズでちょうど良かったのかも知れません。(ウニが多めに乗っている海鮮丼があれば個人的な好みとすればベスト。)

 なお、翌日行った鴛泊のお店ではなんとウニ丼10000円!でした。それでも結構注文している人は居ました。

| | コメント (0)

2024年11月19日 (火)

沓形港、神居海岸、オタトマリ沼

2024年7月6日

20240706_144249
 利尻空港から、左回りに利尻島を巡りますが、強風と時々叩きつけるように降ってくる雨。山は雲に覆われて、なかなか観光には厳しい天候であります。

 利尻島には利尻富士町と利尻町の2つの自治体があり、両町合わせて人口は4000人ほど。空港を含む島の北部から、東海岸を経て南端部まで、面積にして見た目6割ほどを占めているのが利尻富士町。中心集落は時計の文字盤に例えてだいたい1時の方角に位置する鴛泊(おしどまり)で、稚内とを結ぶフェリーが発着します。4時の方角に位置するのが鬼脇集落で、旧鬼脇村の中心。一方、利尻町の中心は9時方向に位置する沓形集落です。

 鴛泊、鬼脇、沓形にそれそれセイコーマートがあり、0時30分ぐらいのところにホームセンターのDCM Nicot、だいたい11時のところにサツドラがありまして、思いのほか便利ですが、何故か大きめのスーパーマーケットは無いようです。

20240706_152606
 沓形港にやってきました。岸壁にはハートランドフェリーのボレアース宗谷が接岸中。6-9月に限り、礼文島の香深港との間に1往復が運航されています。周辺の散策でもと思いましたが、天候が悪く断念です。

 このあと利尻山見返台展望台の駐車場まで車で登ってみますが、濃霧の中で何も見えず…。山を下って神居海岸へ。黒々とした溶岩が固まってできた地形です。予約をしてあれば、ウニ剥き体験とかできたみたいです。

20240706_162258  南端近くの仙法志集落を抜けて、東側へ。鬼脇集落の少し南にあるオタトマリ沼にやってきました。きれいな円形で、いかにも火口湖という感じです。雨は一旦やみましたが、背後に見えるはずの利尻富士は全く姿を現しません。

 本日の宿泊は鬼脇。一旦チェックインを済ませた後、再び車で北上。

| | コメント (0)

2024年11月15日 (金)

利尻島にやってきました

2024年7月6日

20240706_132613
 北海道から東京に戻る途中、新千歳空港から1泊2日だけ利尻島に寄り道です。普段はJALの丘珠からのプロペラ機だけなのですが、6月から9月のみANAが新千歳-利尻便をボーイング737で1日1往復運行しています。この日も団体ツアー客もありなかなかの高い搭乗率でした。

Screenshot_202409142132552  利尻空港強風のため条件付き運航(引き返し可能性あり)とのことでしたが、なんとか利尻島の沖までやってきました。利尻富士は完全に雲の中です。が、一向に高度を下げる気配がありません。しばらくして機内アナウンスがあり、強風のため着陸を見合わせているとのこと。

 ごらんのような経路で、利尻島の北側で左旋回して利尻空港の上空を通過したあと、礼文島の北端から北の海上で3回旋回。思いがけず礼文島を上空から眺めることができました。それからようやく再度南下して東北東側から利尻空港に接近。20240706_140054鴛泊港と集落を見下ろしながら高度を下げ、定刻より45分遅れで利尻空港に着陸しました。(団体客の皆さんから、歓声と拍手が…。)

20240706_141559  ボーディングブリッジは無くタラップですが、機外に出ると台風のようなものすごい西風。よくこれで着陸できたなあ。利尻空港は島の北端にあるため、東西の風は吹き抜けていくんですね。背後にあるはずの利尻富士は完全に雲の中です。

 レンタカーの手続きを終えてターミナルビルの外に出たら、事務所でいただいた観光案内や地図の束が風で吹き飛ばされて大変なことに…。近くにいたタクシーの運転手さんなどに手伝ってもらってなんとか回収しました。^^;

| | コメント (0)

2024年11月11日 (月)

7月初めの畑

2024年7月4日

20240704_070119  前回の記事の1週間後の十勝豊頃の畑です。先週はまだ咲き始めという感じだったジャガイモ畑では、どんどん花が咲いてこの通り。なかなか美しい光景です。

20240704_070332  葉っぱだけ見ていても素人目には全くわかりませんでしたが、手前の畑は白い花が咲いているのに、奥の畑はピンク色です。品種によって花の色が違うのだそうです。白い花のはポテトチップの原料になるトヨシロなんでしょうか。(秋の収穫期になると、湖池屋さんの名前が印字されたフォークリフト用の土台をよく見かけますので。)

 何しろジャガイモの品種はとてもたくさんあるようなのでとても素人目に判別できるとは思えません。

20240704_074208  一方こちらは牧草畑だった場所。チモシー(オオアワガエリ)などが生えておりましたが、この日通りかかると、すっかり刈り取られておりました。今季の収穫一番乗りですね。

2024年7月5日

20240705_070049  翌朝の同じ畑です。昨日は刈り取られたままになっていた牧草ですが、今日は牧草ロールになっていました。残念ながらまだ作っている現場には遭遇したことが無いのですが、ロールベーラーという機械で作るようです。

 牧草ロールはトラックに積み込まれて運び出されてしまい、翌日には姿を消してしまいました。

 

| | コメント (0)

2024年11月 7日 (木)

6月末の畑

2024年6月28日

20240628_073737  6月末、十勝豊頃の畑は濃い緑に覆われていました。
 1枚目の写真はジャガイモ畑です。少し花が咲き始めたところ。このあと、日に日に咲く花が増えて彩りを増していきます。

20240628_074244  2枚目と3枚目は小麦畑。

 昨年の晩秋に植えられた苗は、厳しい冬を雪の下で耐えて、春からぐんぐん伸びて大きく育ちました。

20240628_074322

 

| | コメント (0)

2024年11月 3日 (日)

旧大樹駅

2024年6月16日

20240616_114159_20240909211901   帯広空港に向かう前に大樹町へ寄り道。道の駅コスモール大樹の駐車場に車を停めて、昼食でもと思って道の駅の建物に入ってみますが、レストランなど食事を提供する場所がありません。以前はラーメン店があったようですが…。

 あてが外れましたが気を取り直して市街地を歩いていますと、旧国鉄広尾線大樹駅へとやってきました。駅舎もしっかりと残されています。バスターミナルとして活用されていた時期もありその痕跡が残っていました。20240616_114258_20240909211901
 駅舎の裏側に回ってみますと、プラットホームもほぼそのまま残されていましたが、線路は撤去されて芝生と遊歩道?(にしてはコンパクト過ぎる…)となっています。

20240616_114249
 下りホームと上りホームが互い違いに配置されていた2面2線の交換可能駅です。駅舎脇には転轍機も残されていました。(もちろん、それにつながるポイントは無いのですが。)

20240616_114313

| | コメント (0)

2024年10月30日 (水)

富山港線、浅野川線

2024年6月8日

20240608_135735  朝早く豊頃を出て釧路空港へ。釧路から新千歳まで飛んで、そこから1日1往復だけの富山空港行きに乗り継ぎます。(6月11日朝に釧路空港に戻ってくるので、こんな移動になっています。)

 富山湾上空で旋回して高度を下げ、富山空港に接近していくと、なんとそこは神通川の河原!日本で唯一河川敷に滑走路があるのですね。敷地が狭くて誘導路を設置する余裕が無いので、着陸後は滑走路端でUターンです。やや長いボーディングブリッジは、土手を跨いで設置されており、ターミナルビルは土手の外側に立てられています。なかなかおもしろい立地の空港です。

20240608_162123
 バスで富山駅へ。2006年のLRT化からはや18年経過した富山港線で岩瀬浜に向かいます。国鉄時代に乗車していますが、LRT化後は初乗車です。2020年に富山ライトレールが富山地方鉄道に吸収合併されて、現在は富山地方鉄道の富山港線として、富山軌道線と直通運転をしています。富山駅停留所は北陸新幹線やあいの風とやま鉄道の高架下に直行する形となり、アクセス良好。新幹線開業で路面電車と駅が離れてしまった長崎とは真逆の展開です。乗客も多く、活気がありました。

 岩瀬浜まで往復して富山駅まで戻ってきたら、今度はあいの風とやま鉄道-IRいしかわ鉄道(旧JR北陸本線)の普通列車で金沢へ移動し、一旦ホテルにチェックイン。18時からの会合までの間に、未乗だった北陸鉄道浅野川線を往復できそうです。

20240608_170235  起点の北鉄金沢駅は地下駅です。改札は自動化はされておらず、到着した電車の乗客が改札を出終えるまで、乗ろうとする客は改札の前で並んで待たなければなりません。ちょっと珍しいシステムです。乗車した列車の車両は旧京王井の頭線3000系電車でした。

 市街地をのんびりと走り抜けて、終点の内灘駅まで所要17分。折り返し電車を一本送らせて、早足で内灘海岸まで往復しました。海岸近くだから平坦かと思いきや、砂丘になっているので結構なアップダウンがあります。

 車道の終点から波打ち際まで乗り入れた車が何台か見えます。推奨はされていないよう、スタックするリスクがありますからね。

20240608_171639  内灘駅には旧東京メトロ日比谷線03系電車が留置されていました。そこへ到着したのは旧東京メトロ銀座線の01系電車。ここは東京都内だったっけ?という感じです。

 銀座線の電車は地下鉄時代は第三軌条集電方式でしたが、ここでは架線からの集電のためパンタグラフが設置されており、そんな違いが面白いです。

 翌日は金沢から始発の北陸新幹線つるぎで敦賀へ。これで約3ヶ月ぶりにJR線全線完乗を再達成。乗り継いだ特急しらさぎはガラガラ。東京へ向かう乗客の減少が明らかです。米原で東海道新幹線への乗り継ぎ客が下車すると、車内はますます閑散となります。ひと車両に数名という感じ。大垣・岐阜と停車するたびに乗車には特急券が必要との車内放送が流れます。それでもうっかりなのか意図的なのか乗ってきてしまう人が居るようです。

| | コメント (0)

2024年10月26日 (土)

スーパーおき、境港

2024年5月26日

20240526_084048  本当は昨年にも予定していたのですが、大雨で山口線や、山陽新幹線まで運休になってしまい、1年延期になっていたプランです。

 新山口駅からキハ187系スーパーおき2号に乗車します。普通車のみ2両編成で、先頭が自由席、後方が指定席。終点の米子までは4時間18分もかかりますが、車内販売は無し。途中停車駅では交換待ちが無くて停車時間も1-2分なので、食料飲料の調達は新山口駅で済ませておくしかありません。駅弁は駅改札内のセブンイレブンでも購入可能です。

 制御付き自然振り子式気動車のキハ187系には今回初乗車です。2001年のデビューなのですでに20年以上が経っています。JR四国の2000系をベースにしていますが、切妻の前頭部にせよ、客室内の仕立てにせよ、コストカットが徹底しており大変に簡素であります。

20240526_132451  山口線内では速度もあまり上がらず、ちんたら運転でしたが、益田から山陰本線に入ると俄然スピードアップ。良好とは言えない線路の上を、がたぴしぶっ飛ばして行きます。かつて客車鈍行でたどった山陰の日本海岸の絶景が続くのですが、ゆっくり走った方がより感動的なのだなあと改めて感じ入りました。

 米子駅で、境線に乗り換えます。終点の境港はゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげるの故郷ということで、境線は駅も車両もゲゲゲの鬼太郎(原作漫画ではなく、よりポピュラーなアニメ版がベース)とのコラボ一色であります。それぞれの駅に、妖怪の名前がつけられており、米子はねずみ男駅です。

20240526_133206  全長17.9kmというミニ路線の境線。JR化後に多数の駅が新設されまして、現在中間駅数は14を数えます。LRTに近づいた感じがしますが、走行しているのは加減速が不得意なキハ40なので全線の走行には45分を要する自転車レベルののんびりぶりです。

 やたら混雑しているなと思ったら、沿線にある航空自衛隊美保基地の基地祭りの開催日でした。頭上には自衛隊機が賑やかにデモンストレーション飛行をしております。途中の米子空港駅も大混雑で、行列ができておりました。

 終点境港に到着。折り返し列車で米子空港に向かうつもりでしたが予定変更!人が多すぎるので、歩いて空港に向かうことにします。港には海上保安庁の船が停泊しておりました。そうかここか隠岐の島への玄関口なんですね。

20240526_145730  境港駅から米子空港までは5.6kmほど。日本海と中海を隔てる砂州の上ですから、真っ平らです。快晴のぎんぎんな日差しの下、日陰もほとんど無い道を歩き、熱中症にもならず無事米子空港までたどり着きました。

 民間利用の空港と航空自衛隊美保基地の滑走路を共用している共用飛行場で、「米子鬼太郎空港」という愛称を持ちます。現在はANAの羽田便のみが就航しています。

| | コメント (0)

2024年10月22日 (火)

防府市桑山公園

2024年5月26日

20240526_063335  およそ1年ぶりに山口県防府市にやってきました。防府駅付近のホテルに泊まることが多いのですが、この日は少し南西に離れた防府グランドホテルに泊まってみました。チェーンのビジネスホテルと比べると、部屋も広くて、朝食もバイキング形式では無く、個別提供されますが、価格的にはほとんど変わらないので、なかなか快適であります。

 日課のウォーキングに出かけます。すぐ南に桑山(くわのやま)公園がありますので行ってみます。その名の通り桑山という小山一帯が公園となっています。貯水池のところまで車道を歩いて、そこから山頂へ遊歩道で上がっていきます。

20240526_063342  少し木々に遮られる感じもありますが、山頂からは防府の市街地や、瀬戸内海まで遠望できます。早朝からいい汗かきました。

| | コメント (0)

2024年10月18日 (金)

広尾町

2024年5月26日

20240518_133525  十勝の南端、広尾町にやってきました。旧国鉄広尾線の終点だった広尾駅の跡は以前にも訪れています。その広尾駅跡の駐車場に車を停めて、町内を歩いてみます。快晴でまだ5月の北海道の海岸地域だというのになかなかの暑さでした。

 広尾町の市街地中心は、高台を通る国道336号線の沿線にありますが、ご多分に漏れず廃業した商店も多く見られます。昭和40年には人口13000人を超えていたようですが、今では6000人程度に減っています。とはいえ帯広以南では最大の町。特急が全停車する新得町や池田町よりも多いのです。

 十勝神社の境内を抜け、住宅街の中を南東へ。途中、お米屋さんで手作りおにぎりを売っているのを発見。散策しながらいただきます。そこから崖を下って、広尾漁港を経て、十勝の海の玄関十勝港へやってきました。この日は停泊している船はわずかでした。

20240518_142548  津波避難用の階段をひーひー登って高台へ。スーパーフクハラでちょっと涼んでから車に戻ってきました。

 再び車に乗って、大丸山展望台へ。山頂までは右回りの一方通行で車道がつながっています。山頂の展望台からは、広尾の市街地と、さっきまでいた十勝港を見下ろすことができます。

20240518_142629  東方向を見ますと太平洋の海岸線と、十勝平原の最南部が見えますが、農地の間にポツンポツンと人家が点在するのは、いかにも十勝らしい風景です。さすがに見えませんが、もう少し東に行くと湿地や湖沼が連なっています。

| | コメント (0)

2024年10月14日 (月)

八千代牧場と美生湖

2024年5月11日

20240511_140350
 引き続き十勝平原の南西側の山裾を巡っています。

20240511_140542  やってきたのは八千代公共育成牧場です。十勝幌尻岳の麓に広がる丘陵地を活用して開設され農家からの預託を受けて年間10万頭以上の牛を育てています。(夏季は放牧、冬季は舎飼)

 牧場を見渡すことができる丘の上には帯広市畜産研修センターカウベルハウスがあります。なかなか良い眺めです。十勝幌尻岳も遠望できます。

20240511_143446  次に上美生の集落から美生川をぐんぐん遡って、美生ダムまで来てみました。ダムサイトへつながる車道は通行止めになっていまして、土手の上まで徒歩で登っての撮影。奥側半分が重力式コンクリート、手前側(湖に向かって斜面を作っている部分)が、フィルダムになっているそうです。こちらのダムは治水目的ではなく、灌漑用の水を確保するために建設されたものです。

 今日一日で、札内川より西側のエリアをだいぶ制覇しました。

| | コメント (0)

2024年10月10日 (木)

岩内仙峡

2024年5月11日

20240511_130648  札内川の支流の一つである岩内川が山間から十勝平原に出てくる手前にある峡谷が岩内仙峡です。仙峡という呼び方はあまり聞き慣れないなと思いましたが、有名な山梨の昇仙峡も仙峡でした。

 そんなに大きな川では無いので、渓谷がものすごく深いわけでも、激流が流れているわけでも無く、遊歩道からは渓谷は見えなかったりですが、吊り橋の上から谷を覗き込むことはできます。

20240511_130725  岩内仙峡周辺には「岩内トレイル」と名付けられたMTB用の2.8kmのコースが作られています。が、残念ながらこの日は自転車で走っているひとを見かけることはありませんでした。

 

20240511_130736  5月に入り、随分と新緑が目立つようになり、遊歩道沿いの池の辺にはきれいな花も咲いています。

20240511_132810  家族連れでのんびりするにはとても良いところかと思います。

| | コメント (0)

一本山展望タワー

2024年5月11日

20240511_113836  西札内ダムへと向かう途中、一本山展望タワーという標識も出ていました。気になるので行ってみましょう。

 一本山への道は途中からダートになっています。道幅も狭く、轍と轍の間には草も茂っており、こういう道を走り慣れないひとにとってはなかなか不安になる道です。車道の終わりの部分が少し広くなっていて、ここに車を停めます。

20240511_114326  ここから山道を登って山頂を目指します。「熊出没注意」の看板が出ており、おおいにビビリます。「クマ鈴など音の出るものを携行し複数人で行動してください」と書かれていますが、あいにく鈴も持っていませんし、連れもいません。スマホでPodCastを流しながら歩くことにします。途中お一人とすれ違いました。熊に襲われた様子はありませんから^^; ちょっと安心です。

 352段の階段を登って行きますと山頂に立派な展望タワーがたっています。5階建て? これをまた登っていきます。ヒーヒー。

 ようやくタワーのてっぺんの展望デッキに到着です。360度のパノラマです。南西方向を見ますと、ヌプカクシュナイ川や札内川の上流域の牧場らしき草地や森林を眺めることができます。
20240511_114337  眼下には先程訪問した西札内ダムとそのダム湖を眺めることもできました。

20240511_114352  一方東側に広がるのは十勝平野です。足元を流れる札内川は北に流れて、帯広市と幕別町の堺を成して、十勝川へと合流します。

20240511_114623  さて、西側には日高山脈が連なっています。曇天ですっきりと山並が見える状況ではありませんが、この展望台の図では、どの峰も同じような形に書かれており、正直区別がつきません^^;

 幸い熊に遭遇することなく、車まで戻ってきました。

| | コメント (0)

2024年10月 2日 (水)

西札内ダム

2024年5月11日

20240511_112056  十勝もだいぶ隅々まで訪問して、未踏の場所は少なくなって来ました。この日は主に札内川の西側のエリアを車で回っています。特に予備知識を仕込んでおらず行き当たりばったり。

 標識に従って札内川の支流ヌプカクシュナイ川(読みにくい…)を遡っていきますと、西札内ダムがあります。高さ21mであまり落差は大きくありませんが、幅は184mあって、ずいぶんと横に長いダムです。農業用水用なのかなと思いましたが、下流の洪水被害を防ぐための治水用ダムとのことです。

20240511_112236  ダムの上は歩いて通ることができます。上流にはさほど大きくはないダム湖が広がっています。雪解け後に時期なのでそれなりに水位はあるようです。その向こうに見える草地は牧場でしょうか。

 ダムの下流を覗き込んでみますと、川の両岸に公園が整備されています。西札内桜公園と言います。ダム20240511_112247 の向こう側から公園へと下っていく階段は閉鎖されており、ここから直接公園にアクセスすることはできなさそうです。駐車場が見えますので、あとで下流側からアクセスしてみることにします。

 周囲に人の気配は無く、のんびりしています。

 一旦川を下り、一本山展望タワー(次回紹介)を訪問してから、西札内桜公園にやってきました。

20240511_115959  山桜の花がほんの少しだけ残っていました。

| | コメント (0)

2024年9月28日 (土)

ふきがすっかり成長

2024年5月5,8日

20240505_070135  ひと月前には可愛らしいふきのとうでしたが、それから葉っぱが出てきて、もじゃもじゃに。そうこうするうちに、ふきのとうはぐんぐん花茎が伸びまして、いつの間にやら白い花をつけておりました。

20240508_070348  北海道は短期間に植物がぐんぐん育って、光景が変わっていくのが面白いです。道端の植物の主役もどんどん入れ替わっていきます。

| | コメント (0)

«倶多楽湖 三階滝