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2006年11月26日 (日)

タンザニアの旅05 ドバイ空港

9月30日(土)
 エミレーツ航空の機内食は宗教上の配慮からであろう、フィッシュorチキンのチョイス。深夜の離陸でご飯を食べるのもなかなかしんどいものがある。飛行マップは英語とアラビア語で表示される。アラビア語は右から左へ書くようなのだが、数字だけは左から右になっているのが面白い。いつもはつい映画を見てしまうが、長旅なのでさっさと睡眠薬をのんで寝てしまおう。
Dubaiap  約10時間30分のフライト中はずっと夜が明ける事は無く、午前5時に広大なドバイ空港に着陸。(アラブ首長国連邦UAE。日本との時差は5時間。)乗り継ぎ客は手荷物チェックを通り免税店の立ち並ぶ出発ロビーに。24時間営業の巨大空港の構内は早朝とは思えないほどの賑わい。人々が頻繁に出入りする部屋があり、トイレかと思って近づいたらモスクだった。本物のトイレで身支度を整える。水道の蛇口は自動だが、本当に「自動」と日本語だけで表示されている日本製だった。乗り継ぎは5時間もあり、さすがに暇。これからの時間は中東やヨーロッパ各地への便の出発ラッシュで、様々な国の人々が行き交う。白人や黒人の旅行者は床で寝ている人たちも多い。フードコートには各国料理の店が並ぶ。中東に来てまでなんだが、我々はタイ料理のお店で朝食を摂る。定番のパッタイ(焼きそば)と、カオパックン(エビチャーハン)を賞味。日本のお店よりもスパイスが効いていて結構おいしい。となりのインド料理店の前にはインド系の人たちが長蛇の列を作っており、そこだけが異様な混み具合となっていた。

 ようやくダルエスサラーム行きの搭乗手続が始まる。見たところ日本人は我々の他には誰もいないようだ。午前10時予定時間通り離陸。ドバイは近代的な町だが、家と家の間は砂地になっている。そして市街地が途切れると、あとは見渡す限りの砂漠。初めて見る異様な景色に目を奪われる。A330の機内は満席。あちこちでアフリカ人が通路で立ち話をしている。(妻によると、彼らはじっと座っているのが苦手なのだという。)スワヒリ語の単語が所々耳に入ってくるが、会話の内容は理解できない。

 紅海を横断し、ソマリア上空をかすめ、インド洋上を南下。赤道を越え、ドバイから5時間以上。眼下に後日訪れるザンジバル島が見えてきた。サンゴ礁の海が美しい。ザンジバル海峡を飛び越えるとダルエスサラーム上空。いよいよアフリカ大陸上陸だ。

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