タンザニアの旅11 セロネラワイルドライフロッジ
セロネラ地区はセレンゲティ国立公園の中心地である。しかしロッジから見えるのはやはり平原ばかりで、他の建物は一切見えない。中心らしい事といえば、道の分岐に珍しく標識が出ている事や、エアストリップが近くにある事ぐらいである。
ロッジの写真は、Do Do Worldのホームページの中のアフリカ旅知識-ケニア・タンザニアのホテル・ロッジのページが充実している。岩山を利用したレストランやバーからはサバンナが一望できる。
ロッジの敷地の周囲には特に柵があるわけではない。事実サバンナモンキーや、マングース、ハイラックスなどの小動物は頻繁に見かける。夜行性のカバや、肉食獣が入ってこないのか心配になるが、どうなっているのかは聞きそびれた。
ここを始め、このあと宿泊するロボ、ンゴロンゴロのワイルドライフロッジを経営する Hotels and Lodges Tanzania はインド人の経営だそうだ。とても立派なロッジで、清潔に保たれている。水場は近くには無いので数十kmも離れたところから引いているとの事。しかしバスルームにはバスタブもある。(あまり使わないでくれと注意書きがついている。) 電気は自家発電で、深夜は止まる。celtel の携帯電話が通じる。最寄りの町から数百kmも離れた大平原の真ん中とは思えない充実ぶり。それでも何軒かあるロッジの中では宿泊費用はリーズナブルな部類に入るらしい。客はヨーロッパ人が殆どで中高年の人が目立つ。
各ロッジとも夜はショーが行われるのだが、日本からの大移動に続く、未舗装路の長時間ドライブでかなり疲れ果てていたので、夕食後はキリマンジャロビールで酔いも回り早々にダウンしてしまった。野生動物の鳴き声が遠くで響いている。Lala salama. おやすみ。
明けて10月2日(月)。早朝に起きて肉食獣の活動が盛んなうちにモーニングサファリを楽しむ人たちも多いし、値段は高いが気球に乗ってバルーンサファリを楽しむ事もできる。でも我々は朝寝坊を選択し、8時30分に午前中のサファリに出発した。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
「タンザニアの旅」カテゴリの記事
- タンザニアを知るための60章 第2版(2015.05.23)
- 書評 「タンザニアに生きる―内側から照らす国家と民衆の記録」(2011.07.01)
- 書評 「アジアで出会ったアフリカ人」(2011.05.26)
- 「スワヒリ都市の盛衰」を読んだ(2009.02.16)
- タンザニアの写真集(2)(2007.07.08)
「アフリカ」カテゴリの記事
- アフリカ日比谷フェスティバル(2016.07.10)
- 南アフリカ西ケープ州の旅43完結 マンデラが自由を勝ち取った場所(2016.03.13)
- 南アフリカ西ケープ州の旅42 Franschhoek(2016.03.06)
- 南アフリカ西ケープ州の旅41 Lavendar Farm Guest House(2016.03.01)
- 南アフリカ西ケープ州の旅40 Franschhoecへの移動(2016.02.25)
コメント