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2006年12月14日 (木)

タンザニアの旅13 2日目午後のサファリ

 10月2日(月)
Mongoose  12時30分すぎにセロネラワイルドライフロッジに戻る。昼食もビュッフェスタイル。その後バーでキリマンジャロビールを飲みながらくつろいでいると、中庭にマングースがたくさん現れた。近くの岩の下に巣穴があるらしい。
 フロントに預けておいたスーツケースを受け取り、14時30分にセロネラを出発。今日の宿泊地であるロボを目指す。本来ならセロネラに連泊したい所だったが、ワイルドライフロッジの方からは連泊不可との返事だった。JATA Tours の根本さんによれば、最近ロボの人気が落ちて稼働率が低い為、人気のあるセロネラと抱き合わせにしているのだろうとの事。さすが、インドの人は商売上手である。ロボが不人気の理由ははっきりしている。セロネラから更に80kmも北にあり、ケニアとの国境に近い。以前はケニアに抜ける事もできたらしいが、今は国境が封鎖されているので、帰りはまたセロネラに戻るしか無く、不便で時間の無駄になってしまう。またこの時期はセロネラ周辺に比べると動物の数も少ないのだそうだ。しかし根本さんは、ロッジとしてはとてもいいところだし、動物に関しては運次第だからと話していた。Bahati nzuri! 幸運を。
Hippo  ロッジを出て、標識に従い分岐点を左に進み進路を北へ取る。マサイキリンや象に出会う。その後ヒポプールに立ち寄る。ヒポプールとはカバ hippopotamus の集まっている水辺のポイントの事である。車を降りて水辺に近づく。写真のように日中はたくさんのカバたちが水に沈んでいる。水は濁っていて、ブクブクと泡が上がってきて、あたりはとても臭い。我慢しながらシャッターチャンスを伺っていたが、ついぞ浮上してくる事は無かった。
Crocodile  カバたちから少し離れた所では、ワニも汚い水に浸かっていた。動きがほとんど無いので、気付かずにうっかり近づき過ぎると危険だ。

Buffalo  車は更に北を目指す。標高が上がるにつれ周囲は次第に丘陵地帯となり、樹木も増えてきた。だんだん動物の数も少なくなってきた。午後5時を過ぎてロボ地区に入る。ロッジに向かう前に周辺を回って動物を探す。が、なかなか見つからない。あのトムソンガゼルもいなくなってしまった。Thadeus も少し焦っている様子だ。あちこち走り回って、ようやくバッファローの群れに出会った。頭がかつらをかぶっている様に見えてとてもユーモラスだ。大きなバッファローたちがまるで牧場の牛のように集まっている。
Baboon  続いて道のすぐ脇にヒヒの群れが現れた。草むらをむしって何だか食べている。猿の仲間の行動は見ていて飽きないが、彼らのいたずらには注意が必要だ。
 午後6時を過ぎて、少し暗くなってきた。ロボワイルドライフロッジは、岩山の上に作られていて遠くからもよく見える。取り付け道路はものすごい急坂になっていて道幅も狭い。そして登り切った所は壁になっており、右へ直角に曲がっている。トライアルコースのような難路だ。

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