« タンザニアの旅14 ロボワイルドライフロッジ | トップページ | タンザニアの旅16 ンゴロンゴロワイルドライフロッジ »

2006年12月22日 (金)

タンザニアの旅15 土埃にまみれながら再びンゴロンゴロへ

 10月3日(火)
 今日の出発は7時30分と早い。午前7時にレストランが開くのを待って朝食をとり、昼食用のランチボックスに、サンドイッチ、果物、お菓子、ジュースなどを一つずつ入れる。準備が整ったらすぐに出発だ。

 今日はンゴロンゴロまでの大移動。ンゴロンゴロクレーターのサファリを十分楽しむ為には、できるだけ早く移動しなければならない。我々のサファリカーも今日は屋根を閉めたままだ。走り始めると朝日に照らされて、車内に大量の土埃が舞っているのが見える。昨日までのサファリで屋根から入り込んだ砂が床やシートなどに降り積もっていて、それが窓から入ってくる風で舞い上がっているのだ。荷物も、服もあっと言う間に埃っぽくなってしまった。後部座席の窓を開けて換気を試みるが焼け石に水。もちろん他の車とすれ違う時は、急いで窓を閉めないと更に土埃をもらう事になる。
 ロボからセロネラまでの道は概ねなだらかな下り坂。道幅もあまり広くない。小さな丘の頂上付近では見通しがきかない事もある。こんなところで正面衝突はしたくないものだ。セロネラまで1時間30分。そこから道はやや広くなり、ほぼ平坦となるが、交通量が増え数分毎に対向車がある。トラックも走っているため、土埃は半端では無い。更に1時間走ると、ナービヒルのゲートにたどりつく。

 小休止のあと、大平原を東に向かって爆走。セレンゲティとンゴロンゴロの境界線を越えると、マサイ族の姿が現れる。村の入り口で観光客を呼び込んでいるマサイおばさんを無視して、オルドバイ峡谷への入り口も通りすぎ、雄大なワインディングロードで外輪山をよじ登り、稜線上のンゴロンゴロクレーターへの下り口に到着したのは、ちょうど正午頃だった。ここまで所要4時間30分。予想よりは早くたどりつく事ができた。

Ngorongoro1  写真の右側に見えているのが、クレーターへの下り道である。車は細い急な下り坂をゆっくりと降りていく。危険防止のためこの区間は一方通行になっており、上りは別の道からとなる。みるみるうちに湖水や草原が近づき、15分ほどで火口原に降りた。
Ngorongoro2  途中、牛を連れたマサイ族とすれ違う。そのすぐ近くで、たくさんのシマウマやヌーが草を食べている。ここは人と家畜と野生動物が何の境界も持たずに共存する不思議なフィールドだ。クレーター内は風が強く吹いていて、あちこちでつむじ風が巻いている。埃で目が痛くなる。昼の日差しは強烈で、火口湖の湖面からは水蒸気が上がっている。周囲には樹木が殆ど無いため、動物たちが休む日陰も無い。暑さに弱い肉食動物達は、道路補修のために積まれた土砂の山に身を寄せたり、草の中で身をかがめたりしている。
Lions_and_car  一番だらしないのがライオンだ。サファリカーを見つけると、車の作るわずかな日陰を求めてだらだらと群がってくる姿は、およそ百獣の王とは思えない。気をつけないと轢いてしまいそうだ。日本のサファリパークよりもよっぽど近距離でライオンを見る事ができるのが、嬉しい様な悲しい様な。
 火口湖にはフラミンゴがいるのだが、乾期で湖が小さくなってしまっているため、道路からはかなり遠い。望遠ズームで300mm(35mmフィルムカメラ換算480mm)までクローズアップするとようやく豆粒程度にフラミンゴの姿を確認することができた。
 動物たちだけで無く、我々も暑さと空腹で参ってきた。午後2時にピクニックサイトに立ち寄る。ここにはトイレも整備されており、水辺なので樹木もあり、木陰で休むことができる。ただし鳥も多いので、食事は車の中ですませるほうが安心だ。
Rhino  ここまでサイを見ることができなかったので、ドライバーのThadeusに是非見たいとリクエストしていた。あちこち走り回って、やっとサイを見つけることができた。最大望遠でやっとこの大きさで撮影することができた。肉眼では我々には黒い点にしか見えないが、Thadeusの目は(車を運転しながら)確実にサイの姿を捉えていた。すごい視力だ。

Crane  その後は、ヒポプールでおなじみのカバを見たあと、カンムリヅルなどを見て、再びトイレ休憩。ここで白人のおじさんから声をかけられる。実は私が先程撮影した、ライオンの集まるサファリカーの写真は彼の車だったのだ。写真を送ってほしいというので、メールアドレスの交換をする。彼はまだ2ヶ月ぐらいアフリカをあちこち回るとの事。うらやましい。

 上り道は下り以上の難路。超急坂で路面も荒れていて、カーブもきつく、見通しが利かない。一方通行のはずなのに、途中なぜかすれ違う車がいて驚く。クレーターの管理をしている車だそうだが…。午後4時過ぎ、ンゴロンゴロワイルドライフロッジに到着した。

|

« タンザニアの旅14 ロボワイルドライフロッジ | トップページ | タンザニアの旅16 ンゴロンゴロワイルドライフロッジ »

アフリカ」カテゴリの記事

タンザニアの旅」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

毎日のように更新していますね~。大変でしょう!でも結構面白いですよ。愛読してます。これからも更新頑張ってー!

投稿: futa-atsu | 2006年12月22日 (金) 23時02分

ご愛読いただきありがとうございます。ボチボチと書いていますので、また時々見てやってください。(といいつつ今日もスキーに行ってて何も書いてないのですが…)
右側サイドバーの「このサイトと連携する」をクリックするとRSSリーダーで更新を知ることができます。タンザニアの旅はまだ4泊ありますので、完結は来年になりそうです。

投稿: きのじゅん | 2006年12月24日 (日) 17時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/195657/13153357

この記事へのトラックバック一覧です: タンザニアの旅15 土埃にまみれながら再びンゴロンゴロへ:

« タンザニアの旅14 ロボワイルドライフロッジ | トップページ | タンザニアの旅16 ンゴロンゴロワイルドライフロッジ »