タンザニアの旅28 ヌングイのサンセット
10月6日(金)
バンガローの部屋に戻ると、今日も近くに咲いている花を使って凝ったベッドメーキングが施されている。担当の女の子たちに会ったらお礼を言わなくては。
まだまだ明るいので敷地内を散策。黒人の婦人が二人通りがかったので、妻が呼び止める。ヘンナができるかと尋ねるとできるという。昨日は右腕にやってもらったので、左腕にもやってもらうことにした。今日は花の模様。かなり精巧に描いていく。昨日のおばさんよりも上手だ。彼女たちも小さな子供を連れて歩いている。やんちゃの子供は隙を見て悪戯しようとするので、お母さんはヘンナを描いたり、子供を叱ったりで忙しい。
※後日談 日本に帰ってから10日ぐらいしてから、ヘンナの部分が赤く腫れて盛り上がり、強烈に痒くなった。接触性皮膚炎、いわゆるかぶれである。以前にやってもらったときは大丈夫だったとの事だが…。もちろん、今後ヘンナ色素を含む毛染め剤などの使用も禁止である。
再び部屋にもどると窓から西日が差し込んでいる。バルコニーに出てみるとちょうど日が沈む所だった。沖合にはサンセットクルーズを楽しむダウ船が静かに航行している。(帆船だから音がしない。) カメラを取り出して撮影してみる。デジタルカメラの利点で、いろいろ条件を変えて、その場で仕上がりを見ながら何枚か撮影してみたが結構難しい。露出の調節や、海と空の配分、通る船との位置関係など、なかなかうまくいかないものだ。この写真は海に反射する光線と船のシルエットがメインに、写真集の26枚目は太陽の輪郭や空と雲の色がメインなるように撮影してみた。
やがて日も暮れ、レストランでアフリカ最後の夕食。陽気なウエイターとのやりとりを楽しみ、料理とキリマンジャロビールを賞味する。楽しかったタンザニアの旅もいよいよ終わりが近づいた。明日は帰国だ。シュノーケリングで疲れたのでゆっくり眠ろう。
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