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2007年2月10日 (土)

ボリビアのロペス医師02 プロフィール

Lopez_at_shinkyo  ハイメ・ドメニコ・ロペス・フローレス Jaime Doménico López Flores 医師は、1977年生まれの29才。南米ボリビアのオルロ Oruro 出身です。

 ボリビアは南米大陸の中西部にある人口約886万人の国。国の西側のチリ、ペルーとの国境にはアンデス山脈の高峰が連なり標高3000m以上の高地で、冷涼な気候ですが、銀などの鉱山資源に恵まれているため、この地域に人口と産業が集中しています。東部は平原地帯で、北部のアマゾン平原には熱帯雨林が、南部のグランチャコにはサバンナが広がっています。ボリビアの写真をロペス医師から頂戴したので、また後の記事で紹介したいと思います。

 2002年に国立サンアンドレス大学を卒業。サンホセ労働病院、ビジャ・ヌエヴァ・ポトシ保健センター、ピダ・ヌエヴァ総合教育センター、カンデラリアクリニックなどで、地域医療を担う医師として活躍してきました。昨年9月にJICAからの推薦で、栃木県海外技術研修員として招かれ、今年3月までの約半年間、自治医科大学地域医療学教室を中心に、日本の地域医療システムについて研修してきました。そして、今回栃木県の地方における地域医療の実際を体験する機会を持ちたいと言うことで、日光市民病院で一週間の研修を受けることになりました。

2月5日午前9時30分。ロペス医師が栃木県国際交流協会の方とともに病院に到着。優しい笑顔の好青年です。(病院長は、昔JリーグにいたビスマルクとF1ドライバーのアイルトン・セナを足して2で割ったような感じだと評していました…。) こちらはにわか仕込みのスペイン語で挨拶しましたが、彼からは流暢な日本語で「おはようございます。」と返事。その後の会話も十分日本語で理解できるようでした。日本に来てから勉強したのだそうで、たいした物です。ボリビアでの医学教育はスペイン語で行われているため、英語の方が日本語よりも分かりにくいようでした。

こうして一週間の研修が始まりました。

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