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2007年2月 9日 (金)

オレゴン健康科学大学(古い)訪問記03 Emma Jones Hallの概要1

 大学は、Marquam Hill という市街地の南に隣接する丘の上にある。昔、ある篤志家が「ここに病院を作りなさい」といって寄贈した土地との事だが、丘の上だけあって敷地の拡張が難しく、傾斜も多く、つづら折りの道路によるアクセス難と、駐車場不足に悩まされているそうだ。この辺の住宅や大学の建物は、崖っぷちに長い柱を建てて、その上に建っており、さながら熱海の別荘地のような趣である。

Ejh  構内にはOHSU hospital Shriners Hospital for Children, South Hospital 3つの病院があり、大学本体の外来診療棟は別になっている。更に家庭医療学のクリニックは 別に建っている。Emma Jones Hall と呼ばれるその建物は、地上4階、地下1階建てで、その1階が診療スペースとなっている。主として3-4階が医師室やカンファレンスルーム。地下にはやや大きな会議室があり、テレビ電話でサテライトクリニックとつながっており、合同でカンファレンスができるようになっている。

 ここのクリニックは、もとは寄宿舎だったそうだ。そのためたくさんの小部屋に別れており、その一つずつを診察室などとして使っている。診察室は16室あるが、一部は使用していない。

Reception  診療時間は平日午前8時から午後8時までだが、金曜日は午後5時まで、土曜日は午前中だけの診療。外来は5-6診あり、担当医師は午前、午後、夕方で3交替となっている。各医師は約10名の外来予約を持ち、トータルで平日の受診者数は150名程度との事。基本的に予約制となっており、かかりつけの患者さんから急に受診したいという問い合わせの電話があると、とりあえず看護師が対応し、受診が必要と判断されれば、空き時間を探して診療を行う。人気のあるベテランの医師と新人医師では外来予約数に差が出来てしまうようだ。

 大きな外傷や心筋梗塞などの重篤な疾患に関しては、直接救急センターに救急車で運ばれるので、Emma Jones Hall に直接救急車が来ることは無い。救急センターの医師の判断で、家庭医療の医師が病院に出向いての診察を求められたり、帰宅・退院後の治療について依頼されたりするそうだ。例えば骨折でも指の骨折は家庭医療で、大腿骨の骨折は救急室でと、分担が別れている。

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