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2007年3月 3日 (土)

オレゴン健康科学大学(古い)訪問記09 Saultz 教授との懇談

引き続き11時からSaultz 教授と懇談した。

With_saultz_1  20年以上前に家庭医療学 の教室が開かれた時は、外来部門も無く、他の大学教員も家庭医療 について知識を持たなかった為、興味を持つ学生に対してのみ教育をしていた。その後ボトムアップ によって、全ての医学生が家庭医療 の教育、実習を受ける事になった。その結果、専門医を含めた大学の教員も大多数が家庭医療 を経験しており、相互理解が非常に円滑になっていった。
 しかしこういった強い力を持った 家庭医療学教室は数校にしかなく、多くの大学の家庭医療学教室はまだ非常に弱い状態である。医学生の全てが家庭医療 の教育を受けている所は80%程度であり、むしろ世界的に超有名な私立医大では教室すら無い。

 

日本における家庭医療 の現状はかつてのOHSUの状況と同じであり、これからボトムアップ によって、変えていく為の努力が必要だという点で意見が一致した。

 家庭医療学4年生対象の学生実習は、本学の Emma Johns Hall 6週間、協力機関として登録している地方の診療所で6週間j行われる。ポートランドでは学生は自宅から通う事になるが、地方の場合は実際にその地域に住み込んで、より密着した形で地域医療を体験する事になる。地域の協力機関には特に実習に対する報酬は無い。学生の評価、学生からの実習の評価は双方より出され、それを交換する事で研修の質を高める事を実現している。

 なお、研修医に対する給与は政府から支出されているので、大学の負担は無い。

 再びカフェテリアで昼食。昨日はたくさん取り過ぎたので今日はサンドイッチだけにしたが、それだけでも満腹になる。アメリカで肥満を回避するにはかなりのセルフコントロールが必要と実感する。今日は人が集まらず、Taylor教授と3人だけでの昼食となった。

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