くるま履歴書09 短い付き合い ブジョー206SW
◯プジョー206SW S16
車体形状: 5ドアワゴン
駆動方式: FF、変速機: 5MT
排気量: 2000cc DOHC、出力: 132ps
色: ペルセポリスゴールド
所有期間: 平成15年12月~平成16年3月
事故の為に老朽化が早まったプジョー306XSiに退役の時が来ました。後継に選ばれたのは同じプジョー。大人気の206に追加されたワゴンボディーのSW。S16はプジョーの中では高性能バージョンに与えられるグレード名ではありますが、この車のエンジンは2000cc 132psというスペックの通り比較的平凡な物で、307の普通バージョンと同じエンジンです。また赤でも良かったのですが、206SWのルシファーレッドは今までの306と全く同じ色で代わり映えがしない事、デザイン上の特徴であるブーメラン型のリアコンビネーションランプが、車体色と混じって目立たない事などから、ペルセポリスゴールドをチョイスしました。ハッチバックには設定されていないSW専用色で、なかなかゴージャスな色です。シートはレザーとアルカンタラのコンビネーション。ペダル類とシフトノブは精悍なアルミ製。見栄えは良いのですが、冬だったので冷え冷えになっていて走り始めはシフトチェンジが辛かったです。装備の電子化が進み、マルチファンクションディスプレーが付くなど、306とは設計世代の違いを感じさせます。
306よりも幅が狭い分、右ハンドル化にはかなり苦労しています。ワイパーは(少し工夫されてはいますが)基本的に左ハンドル用のまま。ボンネット右上のエアインテークが邪魔で左右逆に出来ないようです。運転席の右上方に拭き残しができます。サイドブレーキも助手席側に付いています。下げた状態ではレバーが助手席の座面に殆ど接触しており、握ろうとすると手が入りにくいので、レバーの先端を持って操作する必要がありました。クラッチペダルの左側に余裕が無いので足を左側から捌く事が困難です。クラッチペダルを操作した後は、一旦体側に足を移動させ、続いてペダルの下に少しもぐり込ませる半円周運動が必要でした。(新しい207でもそういう傾向があるようです。)
こちらにもナビを装着しました。選んだのはパイオニアの Air Navi です。通信ユニットを内蔵し、目的地の検索、ルートの設定、道案内のための情報提供、渋滞情報の提供をすべてサーバー側で行い、通信でナビに送ってくるという、なかなか先進的なナビでした。地図の更新やシステムの改善も自動的に行われます。車から取り外して自宅で使う事もできました。CDMA ONEでの通信はそんなに速くありませんので、ルートをはずれた時の再計算とかは、それなりに時間がかかってしまいます。残念ながら Air Naviは後継機種が出る事無く一代限りで製造中止となってしまいましたが、通信を利用したサービスや、自宅での利用などは、その後のパイオニアのHDDサイバーナビに受け継がれています。206のダッシュボード上はナビを付ける事が難しいため助手席の前に装着する形になりました。
残念な事に206SWは納車から3ヶ月も経たないうちに、事情により私の手元を離れていきました。
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