2003年マラウイへの旅07 デッザ製陶所
2003年12月27日
今日はマラウイ南東部の旧首都ソンバへ向かう。出発前にもう一度ウォルターに会いに行く。今日は奥さんも居て会うことができた。集まってきた近所の人たちと一緒に記念撮影をした。
レンタカーは一路南東へ向かう。この道路はM1と呼ばれ、首都リロングウェから、古都でありマラウイ大学のあるゾンバや、国内最大の商業都市であるブランタイヤへ向かう国の最も重要な幹線道路だ。路面は舗装されており、穴もそんなに多くない。路肩部分は舗装されておらず、そこを人が歩いている。リロングウェを離れると、人家もまばらとなるが、それでも歩く人や自転車に乗る人の姿は途絶える事が無い。車は平坦な区間では80km/hほどの速度で流れている。道幅は狭くは無いが、両脇をたくさんの人が歩いているから、とても気を使う。大きめの集落の中心部にはマーケットが出来ていて多くの人で賑わっている。道端の所々では、焼きトウモロコシ(チマンガ)や、マンゴー、キノコなどを手に持った人たちが通る車に手を振っている。車を停めてチマンガを一つ購入。実が少なく、硬くて甘みも無い。素朴な味。
ゆるやかな丘陵地帯が続く、アップダウンの激しい道。幹線道路だからたくさんのミニバス(中古の日本車のワンボックスカーを利用した小型乗合バス)や、コーチと呼ばれる大型バス、人や荷物を満載したトラックなど様々な車が行き交う。どれも古い車ばかり。過積載のトラックは上り坂では失速し、脇を他の車が抜いていく。坂の頂上付近は見通しが良くないから正面衝突になりそうで心配だ。
リロングウェから90kmほど走り、岩山が見えてくるとそこがデッザ Dedza の町だ。ここには製陶所 Pottery がある。国道からデッザの町へ向かう道を左折。標識に従ってすぐに左折する。ガタガタ道を1kmほど進んだ所に製陶所がある。レストランや簡易宿泊施設も併設されている。駐車場に車を停めると、妻は真っ先にレストランに向かい、メニューを見て、パスタなどを注文する。それから陶器売り場へ行き商品を物色したり、庭にでて景色を眺めたりして30分以上を過ごした後、レストランに戻り尋ねるとまだ料理は出来てない。結局料理が出てくるのには1時間かかった。アフリカ時間恐るべしである。そして最初からそれを読んで行動していた妻はさすがである。料理はなかなか美味しくデザートも楽しむ事ができた。
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