資生堂 Ag+ 対 GATSBY Biocore

　蒸し暑い夏場は、匂いが気になる季節でもあります。一日革靴を履いていると、どうしても靴の匂いが…。しかしこれまで靴の消臭スプレーを使ってもなかなか効果が実感できませんでした。

　それもそのはず。実はもともとは靴が匂うわけでは無かったのです。通気の悪い足の趾の間で繁殖した雑菌が匂いの原因になるのだと私が気付いたのは最近の事。考えてみたら、一日中裸足でいたら全然匂いが気にならないのに、靴下を履いてサンダル履きだと気になります。

　とはいえ、裸足で仕事をするわけにもいかず、（まあ、一年中裸足で仕事をしているドクターも知り合いに居ますが…）、足用の消臭スプレーを使ってみるのが最も効果的では無いかと考えたわけです。

　これまで試した製品は２つ。資生堂の Ag+ と、マンダムの GATSBY Biocore ですが、個人的にはもう結論は出てしまいました。

　Ag+ は素晴らしい効果です。コマーシャルの「ずっと匂わない」というのも珍しく誇大ではないと感じました。さすが医薬品でも殺菌剤として歴史のある銀イオン。朝靴下を履く前に足の趾の付け根付近に重点的にスプレーしておけば、出勤から帰宅までほぼ完璧です。一方、Biocoreの方は、殆ど効果を実感できませんでした。両社ともホームページに細菌培養試験の結果を掲載しています。24時間完璧に発育阻止している Ag+に対して、Biocoreの方は阻止できておらず、大きなコロニーができています。きちんと不利な写真を掲載している点は偉いと思います。まあ所詮は塩化リゾチーム。

　もちろん効果の程度は個人差がありましょうから、それぞれご自身でお試しの上お使い下さいね。(^_-)