2003年マラウイへの旅19 マチヤ家での昼食会
2003年12月30日
マチヤさん一家がご馳走してくれるというのに、我々が手ぶらで行くというわけにはいかない。PTCに立ち寄り、鶏肉を買おうとするが、冷凍庫の中は空っぽだ。今日は入荷していないという。仕方が無いので、子供たち(と大人たちも)大好きな、ファンタやココピーナなどの炭酸飲料をどっさりと買い込んだ。レジで500クワチャ札を出すと、回りの人たちの驚きの視線を感じる。日本円換算では500円ぐらいなのだが、現地の人にとっては結構な高額紙幣なのだ。
マチヤ家を訪れると、子供たちはおめかしして、テーブル??、いや裏返しの大鍋を囲んで座っている。右に座っている白いワンピースを着たクリクリお目目の可愛い女の子はペンペーロちゃん。妻はこの子が大好きなようだ。
キッチンではマチヤ婦人が調理中。キッチンと言っても、庭の一角に煉瓦で屋根を作ってあるだけで、地べたで薪を燃やして、その上で調理しているだけだ。鍋の中で煮込んでいるのは、カンドーレという。トウモロコシ粉から作られるのがシマで、マラウイ全土で食べられている。キャッサバ粉から作られるがカンドーレで、マラウイ湖岸地方でしか収穫が無いのでこの地方だけの特別な主食らしい。しかし私の見た目には殆ど同じに見える。
貴重な鶏肉も振る舞われて、昼食会が始まる。妻はシマは苦手だが、カンドーレは餅のようで美味しいと言っている。確かに言われてみればそんな気がするが、どちらもまあ単調な味である事には変わりは無い。お米と違って主食だけで食べるのは難しいと感じた。見た目以上にボリュームがあり、かなり満腹になる。
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