犬吠埼
鹿嶋市から国道124号線を南下。太平洋と利根川にはさまれた神栖市は、茨城県ですが、利根川の対岸の千葉県です。海も山も見えない単調な道に飽きてきた頃、利根川の河口近くにかかる銚子大橋を渡り千葉県に入ります。ゆるやかに流れる利根川とその河口の向こうに広がる太平洋、そして銚子の町が一望できてょっと感動的。(運転中なので写真は撮れず。)
1200mほどある長い長い橋は、1962年の完成で、幅はわずか7m。歩道もありません。対向車線を頑張って上っていく自転車のおじさん…車に轢かれないかと心配になります。現在上流側に新しい橋を建設中のようです。
銚子の町を抜け、犬吠埼を目指します。犬吠埼の埼は、崎では無くて、埼玉の埼です。その辺の蘊蓄はWikipediaをご覧ください。
灯台の見学は午後4時まで。到着したのが3時55分だったので見学はあきらめて、遊歩道の散策を楽しみました。あいにくのお天気で、波も高く見通しもききませんが、久しぶりの海。斜めに地層が削られたような、岩だらけの地形です。
宿泊は犬吠埼温泉 ぎょうけい(暁鶏)館さんへ。古くからの由緒あるホテルです。詩人の高村光太郎が、この旅館に滞在中、犬吠埼で出会った長沼智恵子を見初め、同じホテルに連れてきてしまったと書かれてありました。Wikipediaの記載とはちょっと違うような気がしますが、まあいいか。
犬吠埼温泉は塩化物強塩温泉との事でしょっぱいのかと思いましたが、あまり肌にピリピリ来る感じはありませんでした。大浴場は2階にあり、大海原を眺めながら入浴できます。一角に小さな露天風呂もあります。見た目はあまり風情がありませんが、実際に入ってみると潮騒が雰囲気を盛り上げてくれます。
部屋からも海が一望できます。夜になると灯台が活躍。 三脚無しでのスローシャッター撮影に挑戦しました。窓枠にカメラを押しつけて固定しましたが、なかなかうまく撮れませんね。難しい。
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