2003年マラウイへの旅21 さらばコタコタ
2003年12月31日
3泊ものんびり滞在したコタコタの町とも今日でサヨナラだ。コタコタ製陶所のショップで、お皿、マグカップ、チェスボード&駒などいろいろ買い込む。素晴らしい事にクレジット決済が可能だが、オンラインのターミナルは無いので、懐かしいインプリンター利用である。こんな重量物を持ち帰る事はできないので、船便で日本まで送ってもらう事にする。無事に届くだろうか。(荷物は翌年3月下旬に無事到着した。陶器の破損は無かったが、箱の中には細かな発泡スチロールの破片がたくさん詰め込まれており、ゴミの処分にはかなり苦労させられた。)
コタコタからリロングウェへは、行きに通ったマラウイ湖に沿った国道を南下し、サリマから西へ向かうのが一般的だ。しかし、コタコタから西へ、狩猟保護区を抜けてカスング方面へ向かう道が整備されたという話を聞き、西回りで帰ることにした。
何度も訪れたPTCの前の十字路を左折して西に向かう。真新しい舗装道路が続いている。人家は殆ど無いが、自転車で走っているおじさんがいる。カメラを向けると満面の笑みで答えてくれた。やがてコタコタ狩猟保護区の入り口にたどりつく。ここには検問所があり、免許証と車のナンバーをチェックされ、行き先を訪ねられるが、無事に通過させてもらえた。道は山間部に入り、ワインディングロードとなる。快適なドライブだ。保護区なので動物と出会える事を期待したが、結局見かける事は無かった。峠まで登りつめたところで保護区の出口になる。ここにも検問所が作られていた。地図を見るとここで道は二手に別れており、直進するとカスングの町へ至るが、かなり遠回りになる。左折して南下する道も国道になっており、リロングウェまでの距離はかなり近そうだ。
迷い無く左折するが、これが間違いだった。舗装路はすぐに砂利道に変わり、路面に大きめの亀裂も走っている。結局その後も2時間近く延々と未舗装が続いた。そんな所だが、集落は所々にあり、歩行者や自転車とも頻繁に出会うので、運転には十分な注意が必要だ。ようやく未舗装路を抜けて、町らしい町に出てほっとする。PTCは無かったが、代わりに同じようなCTCというミニスーパーがあった。昼食をとるような所もなかったので、ここで休憩をとり、ジュースと菓子で空腹を満たす。その後は穏やかな丘陵地帯を道なりに進んでいくと、リロングウェから北のカスング、ムズズを結ぶ主要国道に合流する。
大きな道路に出て安心する。交通量も格段に増えて、ミニバスの姿も頻繁に見かけるようになった。コタコタを出てから5時間ほど。ようやく首都リロングウェに戻り着いた。
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