カンボジアの旅04 シェムリアップ空港とアンコールホテル
2007年9月22日(土)
タラップを降りてターミナルまでは徒歩で移動。それにしても日本人、それも若い女性が多く、あちこちでキャーキャー言いながら記念写真を撮っている。日本の遺跡巡りが若い女性に人気があるとは思えないが、海外に関してはなかなかの人気のようだ。
国際線ターミナルはまだ新築間もない感じ。寺院風の屋根の下の建物は壁が少ないオープンな作りになっている。
入国審査も比較的スムーズに進む。eVISAの表示が出されたブースもある。実際に電子メールのプリントアウトを手に入国審査を済ませている人もちらほら見受けられた。事前に日本の旅行会社からはeVISAはトラブルが報告されているので使わないようにと言われていたが、少なくともここシェムリアップでは全く問題無く利用できるものと思われた。
荷物の受け取りもスムーズに進んだ。しかし残念なことにスーツケースのキャスターが1つ無くなっている。破損していたのはハンドルの付いている方とは反対側だったので、スーツケースを引きずって運ぶのには支障が無いのは幸いであった。
ターミナル到着からわずか15分で空港の外に出ることができた。やはりアフリカとは違う、というか、やはりアフリカが特殊という事か。
待っていたのはJHCアンコールツアーズの日本人スタッフの女性。お客は我々を含めて6名。写真の大型バスを利用して各ホテルまで送っていく。運転手はカンボジア人で、日本語は話せない。日本人、日本語だらけの海外旅行は本来我々の好むところではないが、多くの日本人には安心できるものに違いない。我々のカンボジア滞在中はJHCでサポートしてくれる事になっているようだ。帰りの飛行機のリコンファームの為に航空券を預かるとの事なので、手渡す。
17時57分バスは市街地方向に向かって出発。プノンペンからシェムリアップを経由して西のタイ国境へ向かう国道6号線を走る。たくさんの車、バイクが走っている。アフリカとは比べ物にならない雑然とした道路交通。
途中ノコールホテルに立ち寄り、18時25分に我々の泊まるアンコールホテルに到着した。チェックインも係の人がやってくれるので、楽ちんである。ホテルの入り口にかけられた橋の欄干はナーガ(多頭の蛇)、ロビーにあるのはは瞑想する仏像?であろうか?。小さいながらプールやスパもあり、3階建てで中規模の落ちついた雰囲気のホテルである。今日は空いているらしく、かなり控えめな照明のもと廊下もひっそりとしている。我々がフロントにいる間にスーツケースを持ったベルボーイは自分だけさっさと部屋に行ってしまう。いぶかしげに思ったが、エレベータに乗ろうとして理由が判明した。コの字型の階段のセンターに配置されているガラス張りのエレベーターはかなり小さく、スーツケース2個と人1人でいっぱいになってしまうのだ。
夕食はホテルのレストランで。今夜の食事はツアー料金に含まれているがディナーセットは洋食、カンボジア料理とも各$8。飲み物は別料金でアンコールビール(缶)$2などとなっている。カンボジアの通貨はリエルなのだが、USドルも広く流通しており、1$=4000リエルとして両替無しで使う事ができる。
われわれは迷い無くカンボジア料理のコースをチョイス。トンレサップ湖の魚肉入りのカレースープはピリっと辛いがココナツクリーム入りでコクがあっておいしい。メインは豚肉・野菜炒め。炒めものにパイナップル入りという所が面白い。タイと同じインディカ米の御飯が添えられている。デザートにはフルーツ盛り合わせと食後のコーヒーという内容。ちょうど良いボリュームで大満足。
部屋に戻って風呂につかる。明日の遺跡観光に備えて早めに寝ておこう。
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