2003年マラウイへの旅24 ヨハネスブルグのホテル・カジノ・ショッピングセンター
2004年1月1日
2時間半のフライトを終え、定刻にヨハネスブルグに着陸。香港行きの飛行機は1時間30分後。航空会社も同じなのだから、乗り継げそうな物だが、事前に南アフリカ航空に問い合わせたところ、「乗り継ぐために十分な時間が無い」との返事であった。これが無ければもう一泊マラウイに滞在できたのだが仕方ない。今日はヨハネスブルグ泊。ホテルはMr.孫のお勧めの、Senater Hotel (現在は Metcourt Laurel at Emperors Palace )を予約してある。
到着ロビーに出ると、荷物運搬を申し出る者やタクシーの客引きなどが群がってくる。全て No thank you. と断って、ホテルの送迎車乗り場へ向かう。黒塗りのミニバンは新しく、よく冷房も効いている。空港を出た車は、よく整備された都市高速道路を走っていく。アメリカの都市と全く同じような光景だ。15分程でホテルに到着。陽気な黒人のベルボーイが大きなスーツケース2つを軽々と運んでくれる。チェックインを済ませ、厚いじゅうたんの敷かれた長い廊下を抜け、部屋へと案内される。大理石をふんだんに使った豪華な造りで、広々した部屋だ。これまで旅してきたアフリカとは、全く別物。
広いホテルの中を迷いながら、ロビーと反対側に向かって行くと、大きなコンベンションホールがあるが、今日は使われていない。更に裏へ抜けていくと、大きな屋内型の遊園地に出た。1月1日の夜とあって、家族連れで大混雑している。白人・黒人含めいろいろな人種の人たちが一緒に遊園地で過ごしている光景を見ると、かつて人種隔離で悪名を馳せた南アフリカの大きな変貌を実感する。遊園地の隣はカジノになっておりここも賑わっている。カジノにはATMも設置されていたので、シティバンクのキャッシュカードを使って、現地通貨ランドを引き出すことができた。必要な分だけ引き出して使うことができるのは大変便利だ。夕食は遊園地の敷地内にあるシーフードレストランへ。妻はオイスターを食べたかったのだが、残念ながら売り切れていた。
夕食の後は、ホテルに戻る。このホテルの中にはSPAもあり、行ってみる。水着着用のジャグジーと、男女別の浴場が有り、1時間程を過ごす。同じアフリカの中の国なのに、マラウイとのあまりの大きな差にはいろいろと考えさせられるものがあった。
2004年1月2日
飛行機の出発は夕方なので昼過ぎまでは遊んでいられる。とはいえ、ヨハネスブルグの町は危険なので、やたらうろうろするわけにはいかない。妻はショッピングに行きたいとの事で、ホテルのフロントで相談すると、それなら「エスチゲイチ」が良いと言う。何度聞いても聞き取れないので、紙に書いてもらうと、「East Gate」。この国もアフリカ訛りだった。そのEast Gate までの往復のタクシーも安全を考えてホテルで手配してもらった。料金も事前にきちんと決まっていたので安心。クレジットカードは使えないとの事だったので、ATMに行って、タクシー代の分だけお金を引き出す。やってきた車は何とメルセデスベンツのEクラス。なんとも豪華である。
East Gate までは10分程。大型の綺麗なショッピングセンターで、日本と全く遜色ない。ここも多くのお客で賑わっている。ファッション、雑貨、時計、宝石、おもちゃ、書籍、家電、レストラン、銀行と一通りの店舗が揃っていて品揃えも申し分無し。治安も問題無い。ただ、アフリカ旅行みやげになりそうな物は売っていなかったので私は収穫無し。妻はお気に入りの靴が安く買えたようだ。
買い物を済ませ、約束の時間にまた同じタクシーに迎えにきてもらい、ホテルに戻る。預けてあった荷物を受け取り、ホテルの送迎バスでヨハネスブルグ空港へ。トラブルに会うことも無く、無事に過ごすことができた。
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