カンボジアの旅12 アマゾン…
2007年9月23日(日)
時刻は11時を少し回ったところ。ガイドのブンジーさんが言った。「アンコールトムの見学はこれで終わりです。」えーっ。王宮だけじゃなくて、パプーオンも、ピミアナカスも、南北クリアンも、プラサット・スゥル・プラットも省略ですかーっ。まあ仕方ないですね。団体ツアーだから…。実質2時間の見学時間を十分と見るか、短いと見るか。炎天下で逃げ込む日蔭も無いことを考えると、案外熱射病を防ぐためにはこのぐらいが安全なのかもしれない。
ライ王のテラスの前にはJHCのトゥクトゥクが待機していて、再びそれに乗って南大門の外まで戻ことになる。
帰り道はバイヨンの西側を回る。混雑していた東側と違って、西側の回廊には人影が無くひっそりとしている。
2枚目の写真の左端には青いビニールシートをかぶった部分が見えている。ここには仮設の屋根がかけられ、回廊の修復工事が行われている。写真のトゥクトゥクは前面にガラスパネルが付けられ雨が吹き込まないようになっているが、こういうタイプの車両は珍しい。日本人観光客向けの特別仕様なのか。
バスに戻る。冷房の効いた車内がありがたい。再びアンコールワットの前を通過して、シェムリアップの町へ戻る道の途中にあるレストランに到着。このツアーには昼食がセットされているのだ。レストランの名前は、Amazon Angkor …カンボジアでアマゾンですか(^^;)。
ちなみにアマゾンとはギリシア語で「乳房の無い」という意味らしい。ギリシア神話では勇猛な女戦士の部族の名前で、弓を射る時に邪魔になる右の乳房を切り落としたと言われている。まあアマゾン川と女戦士のどっちにしてもカンボジアには関わりの無い言葉である。
レストランの2階は日本の観光地の団体用食堂によく似た感じで、長いテーブルが多数並べられている。カンボジア(のツアー)では料理は数名分が盛られた大皿から各自が取り分けて食べるのが基本的なスタイルのようだ。カレー味のスープと、皿の上は右から野菜炒め、野菜とシーフード炒め、魚料理となっている。店の雰囲気の割りには料理の味はまずまずであった。ちなみにドリンク類は各自清算。缶ビールは$2。
再びバスに乗る。12時27分にホテルに到着。一旦昼休み。シャワーで汗を流すなどして2時間程休憩する。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
「カンボジアの旅」カテゴリの記事
- カンボジアの旅53(完結) さよならカンボジア(2008.03.06)
- カンボジアの旅52 シハヌークビルを出発(2008.03.03)
- カンボジアの旅51 シハヌークビルのマーケット(2)(2008.02.28)
- カンボジアの旅50 シハヌークビルのマーケット(1)(2008.02.25)
- カンボジアの旅49 レモングラスレストランのディナー(2008.02.21)
コメント