カンボジアの旅13 シェムリアップの交通事情
2007年9月23日(日)
町で見かける車にはナンバープレートが無い物がちらほら。ガイドのブンジーさんによると、税金を払っていない車らしいが、シェムリアップの中では走る事ができるが他の地区まで運転していくことはできないと言っていた。ナンバー無しが合法なのかどうかは不明。
自動車では圧倒的に多いのがトヨタカムリ。現行型から3世代前まで満遍なく見かける。日本車でも左ハンドルの物もあるが、中古輸入と思われる右ハンドル車も混在している。ミニバンはベンツが多いが、トヨタハイエースもちらほら。大型バスは、ベンツと日野を多く見かけた。左ハンドルが殆どだが、一部右ハンドル車も。この場合乗客は道の真ん中に降ろされる事になる。
地元の人の乗合交通手段として重要な役割を果たしているのがトラック。ご覧のように荷台に多数の人を満載して走っている。
バイクは運転免許が不要。年齢制限は一応あるようだが、実際には10歳ぐらいのライダーもいる。ヘルメットの着
用義務は無く多くの人はノーヘルだが、たまにはフルフェイスをかぶっている人もいる。バイクの定員は決まっておらず、何人乗りでも可。強者になると5人乗
りぐらいしている。驚くことに後ろに点滴をしている人を乗せて走っているバイクも見かけた。バイクメーカーとしては、ホンダとスズキが多く、ヤマハは出遅れているようだ。
バイクは人によって速度差が大きい。遅いバイクは道の右端を走り、速度帯別に3列ぐらいの流れができている。反対車線を逆走している者も多く見かける。
トゥクトゥクは重いのであまりスピードが出ない。舗装部分の右端を走っているが、それなりに幅があるので、幹線道路では円滑な交通を阻害する原因になっているように見える。
自転車も多い。小さな子供でも子供用の自転車では無く、大人用のママチャリに乗っている。道路の舗装部分は危ないので、路肩の未舗装部分を走っている事が多い。
シェムリアップには信号機が5カ所あり、そのうち3カ所は最近設置されたとの事。新しい信号機は消費電力の少なく寿命の長いLEDになっており、信号が変わるまでの残り時間も表示されている。郊外の大きめの交差点はラウンドアバウトになっており、中心に彫像が飾られている所が多い。
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