カンボジアの旅17 アンコールワット(4) 第三回廊登攀
2007年9月23日(日)
アンコールワット第一回廊東面中央、ちょうど西参道の反対側から第一回廊の内側へ入る。
回廊の裏側の壁面は殆ど装飾も無く、あっさりした雰囲気。第一回廊と第二回廊の間の草地には、崩れた石が無造作に置かれている。
第二回廊は第一回廊よりも5-6mぐらい高いところに建設されている。東面中央には見物客が昇りやすいように傾斜を緩和する木の階段が増設されている。40段近くありそうだ。いよいよ中央祠堂が近づいてきた。さあ頑張って昇ろう。これはまだ前哨戦。
第二回廊にもデヴァターなどの装飾がほどこされているようだが、見学は無く、そのまま通過。回廊内の所々に仏像が置かれているのが見えた。第二回廊を通り抜けると、いよいよ第三回廊下の広場に出るのだが、いきなり目の前に立ちはだかるのは、まるで壁のような階段。
写真やDVDで何度も見ていた光景だが、実際に目の当たりにすると、そのとんでもない急傾斜に圧倒される。まるでガレ場の登山だ。Climb at your own risk. と書かれた看板も立っている。太陽は西に傾きつつあり、広場内は日蔭になっている。登った後なのか、登るのをあきらめたのか、たくさんの人が座って休息を取っている。
記念撮影会をしたあと、いよいよ第三回廊登攀チャレンジ!!階段の幅は20cmぐらいしか無いのに、段差は30cm以上ありそうだ。手も使いながら、一段一段慎重に登っていく。落ちたら下に居る人たちも確実に巻き添えになる。まっすぐ登ろうとするよりも少し横向きで登る方が登り易い。横向きなら足底を段の上に全て乗せる事もできるし、膝が前にぶつかることも無いからだ。
1分30秒ほどで無事に第三回廊へ登攀完了。上から見下ろすと尚恐ろしい。登ったからには、後で下山しなくてはいけない…(^^;)。
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