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2007年11月23日 (金)

カンボジアの旅19 アンコールワット(6) 帰り道は急ぎ足

2007年9月23日(日)
 結局手すり付き階段組が降りてくるまで、やっぱり30分かかったので、その間にじっくりと第二回廊周辺の散策と撮影ができたのは、私にとっては幸いであった。
Img_1729  1枚目は第二回廊西側から眺めた第一第二回廊間の南西側の経蔵。土台の上に建てられている。屋根もしっかりと残っている。

Img_1731  2枚目は第二回廊内側の南西から見た第三回廊。西参道方面から正面に見える部分である。現在修復工事の真っ最中で、階段などは立入禁止になっている。左側に見えているのが、第二第三回廊間の南西側の経蔵である。

Img_1732Img_1735 Img_1736  デヴァター達の写真もじっくりと撮影する事ができた。

 彼女らの髪形や頭飾り、表情、仕草、服装など、一人一人個性があって、実に楽しい。


Img_1739 出入り口の破風にも細かな彫刻が施されている。楽しそうなたくさんの人々。下の方には犬や鳥なども。当時の日常生活を彷彿とさせ、興味深い。

Img_1745 遺跡の所々に、ゴミを捨てるための籠が置かれている。行きに第一回廊で猿がひっくり返していたやつだ。ここにもゴミ籠が置かれていて、ミネラルウォーターのペットボトルなどがたくさん捨てられている。そのゴミを集めてビニール袋に入れている小さな女の子がいた。集めた後はきっと外まで運び出さないといけないのだろう。黙々と働いている姿をしばらく見ていた。飲み残しの入ったボトルをそのまま捨ててあったりすると、いちいち中身を捨てにいかなければならない。その小さな体で、大きなビニール袋を担いで階段を降りていくのは大変だろうな。ありがとう。

Img_1748  17時頃ようやく手すり付き階段組が降りてきた。やっぱり30分かかった。ガイドのブンジーさんは予想外に時間を消費してしまったので慌てている。第二回廊外側の階段をおり、行きには通っていない十字回廊を抜ける。十字回廊の中心には立派な祭壇が作られ、多くの人が参拝していた。この付近に森本右近太夫一房が1715年に残したという落書きも残されている。
Img_1750  第一回廊を出る。西塔門前テラスのシンハのシルエットを撮影。ここで時刻は17時1分。 ブンジーさんは急いでいる。写真を撮っている間にどんどん置いてかれるので走って追いかける。西参道の出口にたどりついたのは17時18分。18時4分の日没まであと46分に迫っていた。

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