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2007年11月26日 (月)

カンボジアの旅19 プノンバケン

2007年9月23日(日)
Img_1759  ガイドのブンジーさんが急いでいたのには訳がある。アンコールワット見学の後、プノンバケンに登って日の入りを見るプランになっているのだ。今日の日没は18時4分。西参道の前の駐車場に戻ってきたのは17時20分。何とか間に合いそうだ。しかしJHCのバスはまだ来ていない。このあたりは混雑しているので、少し離れたところに停まっていて、こちらまで回送してくるようだ。
Img_1760  ようやく来たバスに乗って北へ移動。数分でプノンバケンの登山口に到着した。時刻は17時32分。プノンとは山の事。プノンバケンは標高60mの小山の山頂にピラミッド型の建造物が建っている。9世紀末にヤショーヴァルマン1世が都にした場所だそうだ。山頂からは360度のパノラマを楽しむ事ができるが、沈む夕陽を山頂から眺めるのがツアーの定番となっており、毎日日没頃に大混雑するのである。写真正面に直登する道が見えるが、危険防止のため通行禁止になっている。人の少ない日中は登れるのかもしれない。
 登山ルートは右へ巻き道となって続いている。日中は象で登山する事もできるようだがこの時間には既に閉店している。歩く人が多すぎるためだろう。山の下にも結構人がたむろしているが、ベージュのシャツを着ているガイドの姿が目立つ。客だけ山登りをさせて下で待機しているようだ。
 当ツアーのガイドのブンジーさんも下で待っていると言う。確かに人の数が多いし帰りは暗くなるので、はぐれないように客を引率していくのは難しいのだろう。
 登山口の脇で楽器を演奏している人たちがいる。よく見ると足が無かったり、義足を付けている。地雷の被害に会った人たちなのだろう。途中山の北側の直登路を横切るが、ここもロープが張られていて通れなくなっている。警備員も一人配置されている。

Img_1766  15分程歩いて山頂に到着。そんなに高い山では無いはずだが案外時間がかかった。途中の山道もそれなりに混雑していたが、登ってみると更にものすごい人だかり。ピラミッドの階段はアンコールワットの第三回廊程ではないにしろ結構な急傾斜。その段の上にもたくさんの人が立っていて、通ることが難しい。周囲を回り込んで比較的空いている階段を見つけてなんとか六層のピラミッドの最上段に上がった。
Img_1762  アンコールワットが南東方向に見えるはず。ぐるぐる回ったので方角がわからなくなってしまった。その時白い望遠鏡が建てられているのに気がついた。案の定その方向にアンコールワットの中央塔の姿を見つける事ができた。結構近いはずと思っていたのだが予想よりも遠くに小さく見える。
Img_1763  さて…日が沈む方角…西はどっちだ。ここから西側に見えるものは…西バライのはず。湖を探す…あった。時刻は17時55分。日没まであと9分。空はうっすら茜色だが、曇っていて日の入りは全く見えそうに無いので、帰り道の安全を考えて、早めに下山を開始することにした。
Img_1765_1  途中下りの象乗り場を発見。象使いは象の上でくつろいでいる。この象はこの大勢の人が帰った後に、真っ暗な山道を降りていくのだろう。
 案の定、日没の時間を過ぎると急速に周囲は暗くなっていく。西の空を背中にする事になるから、余計に足元は見えにくい。携帯電話のモバイルライトを懐中電灯代わりに点灯して足元を照らす。やはり早めに下山を始めて正解だった。
 カンボジアの子供が何人か近くを歩いている。珍しいなと思ってよく状況を見てみると、白人の女性に連れられているようだ。彼女は孤児のための施設を運営しているのだろうか、それともこの子たちを養子に取っているのか。
 幸いつまずくことも無く、無事登山口に戻ってきた。こんな暗い中でみんな合流できるのだろうかと心配になったが、ブンジーさんは目立つ所に立っていたのですぐに見つける事ができた。全員揃うまでしばらく座って休憩を取る。次にここを訪れるとしたら、人の少ない日中に、象に乗って登り、のんびりと景色を眺めてみたいものだ。

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