カンボジアの旅26 タプローム(2) ポピュラーな廃墟
2007年9月24日(月)
実は、前回紹介した写真はかなりの苦心作である。今回はタプローム観光ツアーの実際の状況について白状してみたい。人によっては夢が壊れるかもしれないが。
1枚目。前回記事の9枚目の榕樹の裏側にあたる。先程から中国から来た団体さんが代わる代わる記念撮影をしている状況である。画面右側でこちらを向いて説明しているのが、我々のガイド・ソイエさん。プロゴルファーの丸山茂樹に似ているので「まるちゃん」と呼ばれている。
2枚目。1枚目の木の裏側。前回記事の9枚目の写真のシーンである。
3枚目。前回記事の11枚目の榕樹である。またまた中国の団体さんが記念撮影中である。
4枚目。前回記事の15枚目と同じシーン。またまたまた記念撮影会の真っ最中。
こんな感じで、有名な榕樹スポットでは、アジア系の団体さんがあちこちで賑やかに騒ぎながら記念撮影会を繰り広げている状況で、まるで遺跡のテーマパークに来たような感じである。
前回記事の写真は、記念写真の被写体交代で人の姿が途切れた一瞬をずーっと待ち構えていて撮影した物である。榕樹の食い込んだ建物をじっくりと時間をかけて観察したいと思っても、記念撮影の邪魔になるのでなかなかできない。廃墟らしい神秘的な雰囲気を味わいたかったら、ツアーを利用せずに、人の少ない時間を狙って訪れる必要があるだろう。その場合危険な目に合うリスクも高くなる可能性はあるので、単独行動は避けた方がよいのだろう。
余談だが、タプロームでは持ち物の管理に注意が必要だ。今回のツアー中に携帯電話を落としてしまった方がいたのだが、運悪く瓦礫の下に入ってしまった。ガイドのまるちゃんや、近くにいた警備の人などが、真っ黒になりながら瓦礫の下を捜索してくれたが、結局拾いだすことができなかった。
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