カンボジアの旅27 プリアカン(1) 参道とテラス
2007年9月24日(月)
落とし物捜索のため、30分ほど予定より遅延。バスは12時20分にタプロームを出発した。
今日の昼食はシェムリアップ川の東側にある、BAYON I (バイヨン・ワン)レストラン。12時44分に到着。メニューは、炒め物2種、生春巻き、ヌードルスープ、カニ(蒲鉾)玉スープ?、コーヒーまたはジャスミン茶、フルーツ盛り合わせ(ドラゴンフルーツ、パイナップル、ローガン)といった内容。例によって大皿に4人前が盛られて出されるので、各自取り分けて食べるスタイルだ。なかなかおいしい。ここまでツアーでセットされた食事ばかりだが、今のところはずれが無い。
昼食の時間が遅くなったため、午後の予定が変更となる。本来は昨日と同様に一旦各自ホテルにて昼休みを取る予定であったが、本日に限ってはそのまま午後の観光に出かけ、夕方早めにホテルに戻る事になった。
13時35分に BAYON I を出発する。午後最初に訪れるのはプリアカン。アンコールトムの北側に位置する仏教寺院。バイヨン、タプローム、バンテアイクデイと同じくジャヤバルマン7世が1191年に建造させたものである。タプロームが王の母のために建造されたのに対し、プリアカンは王の父のために建造されたという。
アンコールトムの中を通過すれば近道だが、大型バスは通行できないので、東側を大きく迂回する事になる。午前中バンテアイスレイに向かった時と同じルートをたどり、プレループの角を左折。東バライの途中のT字路を右折せずに直進。左手に東メボンを見ながら道なりに進んでいく。14時17分にプリアカンの西参道に到着した。
プリアカンには観光客の姿もまばらで静まり返っている。ようやく落ちついて遺跡を観察する事ができる。
入り口前にある橋の欄干では、アンコールトムの南大門前と同じように、神々と阿修羅が大蛇を引き合っているが(乳海撹拌のモチーフ)、多くの像は崩壊してしまっている。
ここの塔門は、ジャヤバルマン7世が建てた他の寺院と異なり、四面仏塔になっていない。壁にはデヴァターが彫られている。
塔門を抜けて西参道を進む。ガサガサと音がする。見ると数人の子供たちが木登りをして遊んでいた。まるで猿のようだ。器用に上の方まで登っていく。楽しそうだ。
更に参道を進みテラスに到着。左右二体のシンハがお出迎え。その先の欄干はガルーダがナーガを踏みつけているおなじみの構図だ。
さて内部へ足を踏み入れよう。細い通路が奥の方まで一直線に続いているのが見える。この寺院の中ではかつて多くの人々が生活していたというが…。
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