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2007年12月20日 (木)

X01T 横向き画面は意外に使いにくい(今日の診療Webを使う)

 X01Tの液晶は3インチ縦800×横480ドットです。キーボードを出した状態だと、自動で画面が横長に切り替わります。切り換えに要する時間は、アプリケーションの起動状態によってまちまちで、数秒でぱっと切り替わる事もありますが、ひどいときには(ちゃんと測っていないのですが)15秒以上かかる事もあります。

 さて、この横長モードでのウエブブラウジングがこの機械の大きなセールスポイントであろうかと思います。横800ドットあれば、かなりのページが横スクロール無しで表示できると…。しかし、実際には案外使いにくい点もあります。

 確かにインターネットエクスプローラーの表示メニューで「高解像度を使用」にすると、パソコンの画面とあまり遜色ない広い範囲が表示できます。しかし文字が小さくなりすぎて判読できなかったり、なによりスタイラスでのクリックが困難です。そんな時ズーム機能が(少し)役にたちます。音量調整ボタンの上(音量上げる)を長押しすると、画面が拡大表示されます。でも表示やスクロールはかなりもっさりしています。

 ともあれ、結局は面倒なので、インターネットエクスプローラーの高解像度モードを使うことはそんなに多くありません。高解像度モードを使わないと、横長画面でも横スクロールが必要になる事が殆どという事になります。

 一方横長という事は縦短という事です。Windows Mobile のGUIでは、上にメニューバーがあり下にはコマンドバーがあります。インターネットエクスプローラーの場合は、上にアドレスバーが、下にはステータスバーが増えます。更に表示領域の右と下にはスクロールバーが付いてきますので、最終的にWebページが表示されるのは、真ん中の2/3ぐらいの領域、すなわち縦三百数十ドットぐらいになってしまいます。ホームページを表示しても本文が見えてない、なんて事になりがちです。

 私が良く利用している今日の診療Webの検索ページは上左右の3フレーム構成になっており、それぞれのフレームにスクロールバーが表示されます。そうなると画面中がスクロールバーだらけという状況になってしまいます。となると、結局は縦長画面で利用した方が便利か~、と思う場面も多々あります。でも縦長状態で使用中に、検索語句を入力をしようとキーボードを引き出したとたんに、横長画面に(のんびりと)切り替わり…という感じになります。

 結局、今日の診療Webを利用する時は、
①キーボードを出しっぱなしにして横長モード固定。ついでに出しにくいスタイラスはキーボードの上に乗せておく。
②ページを開いたら上の検索語句入力フレームだけを表示。
(フレーム内でタップアンドホールドした時に表示されるメニューから「フレームへ移動」を選択します。)
という方法を取る事にしました。今の所これが一番快適に使えるようです。

 ちなみにOperaブラウザの方では、今日の診療Webはとても利用しにくいです。選択したフレームだけを表示する機能がありません。それは許せるとしても、検索語句の入力ボックスをクリックした瞬間に、ソフトウエアキーボードが自動的に出現し画面の下半分を覆ってしまい、おかげでWebページの表示領域は縦200ドットほどに縮小してしまい、今語句を入力しようとしていたフレームはスクロールする事も困難な小ささになってしまいます。ソフトウエアキーボードを消すことはできるのですが、テキストボックスの操作の度に出現します。

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