カンボジアの旅35 トンレサップ湖(2) 水上レストラン
2007年9月25日(火)
トンレサップ湖の上でしばらく休憩した後、遊覧船は来た道(湖面)を少し戻って、右手にある水上レストランに立ち寄る。店内には英語、日本語、中国語で書かれた看板が掲げられている。「さかなを見七こ後で冷七こいお飲み物はいかがですか。」と書かれている。「た」が「七こ」になっているが、漢字仮名混じりでなかなか正確に書かれていて感心する。ベトナム航空の機内食メニューよりもずっとましだ。
ガイドのさかな君の案内で魚を見に行こう。どんな魚がいるのかな…。
大型の魚が狭い生け簀の中でばバチャバチャと跳ね回っている。鯰が養殖されているようだ。
隣の水槽では…。たくさんのワニが折り重なっている。アフリカでも野生のワニは見てきたが、こんなにいっぱいいると気味が悪い。口を開けたまま、じっと動かないかと思うと、突然動いて口を閉じたりする。
まだ午前中だし船の上なのでビールはやめてソフトドリンクを飲みながら休憩。つまみとして川海老を煮たものが出される。もちろんこの海老もトンレサップ湖の幸である。
レストランの家の子供たちだろう。姉と弟が走り回って遊んでいる。弟の方は素っ裸。全身真っ黒に日焼けしている。姉に突き飛ばされて転んだりしているが、全然泣かないで、また姉を追いかけ回す。おもちゃも何も無くても楽しそうだ。
土産物コーナーを覗いてみるが買いたいと思うような物は見当たらない。アンコールワットのような急な階段を登って2階(屋上?)に上がってみる事にした。高い所からの眺めはなかなか爽快だ。周辺の水上住宅や水上レストラン。通りすぎる遊覧船。向こうの方にはプノン・クロムが見える。案外遠くまで来たものだ。
レストランで30分ほど休憩した後、11時頃に再び遊覧船に乗り込んで、船着場へ戻る。いろいろな船と行き交う。小さな船は手漕ぎの物も多い。生活物資などを積んで進んでいく。遊覧船が脇を通過する時横波が起きるので、小さな船が転覆しないかと心配になる。
水上住宅では通学の足も船だ。制服を着た小学生の女の子。この時間は学校帰りなのか、それとも午後の登校前に遊んでいるのか。
だんだんプノン・クロムが近づいてきた。何故か山の麓に小さな観覧車があるのを発見した。山頂に登ればずっと高くから景色を見る事ができるというのに、なぜこんな中途半端な物を作ったのだろう。案の定、客の姿は無く観覧車も動いている様子は無かった。
楽しい船の旅を終え、11時30分に船着場に到着。かんかん照りの道を歩いていると汗が吹き出してくる。駐車場で待っていたバスの冷房がありがたいと思う。
バスは来た道を戻る。次の目的地は今回の旅行でのシェムリアップ最後の探訪スポット、オールドマーケットだ。
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