カンボジアの旅36 シェムリアップのオールドマーケット
2007年9月25日(火)
11時47分にシェムリアップのオールドマーケットに到着した。ガイドのさかな君からは、12時40分に再集合と告げられる。しかし我々夫婦はここでツアーバスと別れる事にした。ホテルから空港送迎のピックアップは15時20分との事なので、十分にマーケットを楽しめそうだ。
マーケットの中は、売っている物の種類で大まかに場所が区分けされている。
バスを降りたあたりは観光客向けのみやげ物を売る店が集まっていた。
マーケットの外周に沿って歩いていると、怪しげな物が天井からぶら下がっているエリアに至る。籠はいいとして、その奥には干物のような物がぶら下がっている。カンボジアの干物は日本と違って背中側から開くそうなので、見た目は少し違って見えるようだが、それにしてもこの干物は八本に分かれている。しかしどう見ても蛸には見えない。いったいなんだろう。さつまいものような物は腸詰め(ソーセージ)だろうか。
次に訪れたのは野菜のコーナー。大根、白菜の他、名前のわからない野菜もいっぱい。なかなか豊富な品揃え。同じ最貧国のカテゴリに入れられるアフリカのマラウイのマーケットと比べたら天と地ほどの差がある。野菜の後方には化粧品や衛生用品などを売る店も見える。
5枚目の写真のお店には、ステンレスのボウルが並んでいる。どうやら中身はスイーツらしい。20種類ぐらいありそうだが、どれも見た目から味を想像するのはなかなか難しく、手を出すのには勇気が要りそう。
その他、肉、魚などの生鮮?食料品、衣料品、靴、カバン、電化製品などなど。ここに来れば何でも揃う感じで一通りの物は売っている。
マーケットの内側の方には美容院も何軒かある。女装をしている男性らしき人が、カットをしてもらっていた。その脇にはネイルサロンも。6枚目の写真の手前に写っているカンボジア人の女の子は英語が堪能だったので、彼女に通訳してもらってネイルアートのアレンジをしてもらう。手足の全ての爪に花柄のネイルアートを施してもらい、靴ですれないようにサンダル一足までつけてもらい、US$8。私にはよく分からないが日本での相場を考えると破格の安値らしい。
妻がネイルアートをしてもらっている間、暇なのでマーケット内をぶらぶらする。ネイルサロンの隣にはミシンのあるお店。衣類のリフォームショップのような感じだ。犬もマーケットの中を自然に歩いている。カンボジアのわんこはあまり吠えないおとなしい子が多い。もちろん首輪もリードも付けていない。
トイレの表示を見つけたので行ってみる。中に入ろうとすると入り口に座っている女性に呼び止められる。ここは有料トイレだった。500リエル(約US$1/8、15円)を支払う。内部はまあまあ(アフリカよりは)清潔で、便器は和式と同じような形。便器の脇に貯め水とひしゃくが置いてある。言わば手動式の水洗トイレである。
40分程でネイルアートは完成。妻も大満足の出来映え。13時を過ぎてお腹も空いてきたので、マーケット内の SOCHEATA'S RESTAURANT で昼食を摂る。ココナツソースのかかったライスの添えられたフライフィッシュ、チキン入り太麺焼きそば、揚げ春巻き、アンコールビール、トニックウォーターを注文。しめて二人でUS$6.5と格安のランチだったが、ここもなかなか美味しかった。いまだカンボジア料理ではずれを引いたことが無い。
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