カンボジアの旅50 シハヌークビルのマーケット(1)
2007年9月28日(金)
昨夜も大雨に見舞われたので、シュノーケリングは早々に諦めた。やはり乾期に来ないとだめなようだ。そんなわけで、ゆっくりと寝て、朝8時過ぎに起床。今朝のクィッティウは中太麺を茹でてもらう。毎日おいしい食事が楽しめて幸せな事だ。
10時発の無料シャトルサービスを利用してシハヌークビルの中心部へ行ってみる事にした。目的地はマーケットである。シャトルを利用するのは我々の他には白人の3人組のみだったので、マイクロバスではなくワゴン車となった。
町へ向かう途中のラウンドアバウトには大きな金色のライオンの夫婦の像がある。変に顔が細長くて、目も人間ぽくてコミカルである。しかしながら、後ろに回ると局部だけがやたらとリアルに作られているのが笑える。「玉」の部分は皆がなでるらしく、金色が剥げてしまっている。
10分ほどでマーケットに到着した。観光客の姿は殆ど無く、地元の人たちの熱気でいっぱいだ。さあ中に入ろう。スリへの警戒を怠らないように。
マーケットにはありとあらゆるものが売られている。おもちゃ、フルーツ、肉、魚介類、花、菓子などなど。卵を売り歩いているおばさんが、だみ声で叫んでいる。
フルーツ売り場では、ドリアンも山積みされている。その隣ではおじさんとおばさんがジャックフルーツの実を剥いている。
天井からぶる下がったたくさんのバナナはここのマーケットの名物らしい。
揚げ饅頭みたいなお菓子も売られていて、よくわからないまま適当に買って食べてみる。値段は一個数十リエル(数円)ぐらいしかしない。味は結構いける。加熱してあるので衛生面でも(多少は)安心だろう。さすがにこんな少額の買い物ではドルを使う事はできないが、マーケット内には両替商もあちこちにあるので、困らない。しかも実は両替した方がレートが有利である事が今更判明した。(これまで US$1=4000リエルとして使ってきたが、両替商では US1$=4200リエルぐらいであった。)
マーケットの一角には、金属加工の店が集まっている。ここでは指輪、ネックレス、ピアスなど様々なアクセサリーが作られ、そして売られている。加工の作業をしているのは男性で、店番は女性の仕事のようだ。面白いのはどの店にもハンモックが吊るされている事。店番の女性は、客がいないとハンモックでぶらぶらしながら寝ている。お客が来るとハンモックからスタっと降りてくる。何軒か物色して妻がお気に入りのピアスを見つけ、購入した。
ハンモックは子供たちの遊び場も兼ねている。パジャマ姿の子供もいるのは良いとして、パジャマ姿でうろうろしている大人の姿も何人か見かけた(^^;)。
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