レンタカーでホンダFITを体験
以前から一度乗ってみたいと思っていた車がホンダFITでした。何しろ軽自動車を除くと、実質的な単一車種としては日本で一番売れている車です。しかしわざわざ試乗に行くような機会も無く、なかなか乗るチャンスに恵まれませんでした。
今回静岡のオリックスレンタカーでお借りした車が、ちょうどFITでした。まだピカピカの新型。レンタカーなので一番安いGタイプでしたが、逆に車の素性を知るのにはちょうど良い所です。このFITで静岡市北部山間の梅ヶ島温泉まで往復してきました。
まずは後部ハッチを開いて荷物を積み込みます。後席を利用した状態でもスーツケース2個ぐらいは積むことができそうです。ハッチを閉めるときは力一杯閉めないと、半ドアになりがちでした。次に運転席に乗り込みます。ドアの開閉は結構重めです。前後ドアとも全開までの途中に2箇所はっきりとした中間停止点があります。
シートポジションを合わせてみます。Gタイプにハイトアジャスターはありません。ステアリングはチルト調整だけ。アップライトな姿勢で着座すると、ステアリングを一番上に調整しても、メーターの上の一部がステアリングの影に隠れてしまいました。インパネ回りやメーターなどは価格相応にプラスチッキーですが、デザインは結構凝っています。ちょっとおもちゃっぽい感じもしますが、それはそれで良いのではないでしょうか。メーターの中央には、バーグラフになった瞬間燃費計と、オドメーターが。オドメーター部分は、ボタン操作でトリップメーター、平均燃費などに切り換える事ができます。個人的には距離系の表示と燃費系の表示は別々に表示できた方が良いと思いますが…。
発進してみます。アクセルを踏んだときの妙な飛び出し感はカローラフィールダーよりも少なくて、良い感じです。(カローラでも本当に慎重にアクセルを踏むと1100回転ぐらいでじわじわと発進加速してくれますが…。)ステアリングもカローラ程の異様な軽さはありません。
感心したのはまず燃費。今回の往復100km程の運転では、エアコンを使いなが17km/L程の燃費を記録しました。次に運転視界の良さ。フロントウインドウはかなり広大ですが、何よりも大きな三角窓が効果的です。狭い山道での大型バスとのすれ違いの時も、路肩ぎりぎりまで自信を持って寄せる事ができました。
逆に気になったのは、エンジンブレーキの弱さ。シフトセレクターをLに入れると確かにエンジン回転数は上がるのですが、山道の下り坂ではちょっと心もとない感じで、どうしてもフットブレーキを頻用する事になりました。
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