シトロエンC4ピカソの秘密04 エアコンの操作

●エアコン吹き出し口

• ダッシボード上の左右、中央2箇所、インパネの左右、中央2カ所、運転席・助手席・2列目座席足元の合計12箇所の吹き出し口からは温風、冷風とも送風されます。
• Bピラー左右、Cピラー左右の合計4箇所の吹き出し口からは冷風のみが送風されます。すなわち3列目の送風口からは冷風のみとなります。(マニュアルでは3列目足元左右にも送風口があるように書かれていますが実車では塞がれています。)

●運転席のコントロールパネル

• 内側左上 A/C ボタンでは、冷房機能のオンオフができます。
• 内側右上 AUTO ボタンを押すと、オートモードになります。長押しすると助手席、後席の設定温度を運転席と同じ温度にします。
• 内側左下のボタンを押すとエアコン操作パネルのバックライトをオン/オフできます。運転席側のパネル照明は右ドアミラー位置のサイドウインドウに映り込むため、これが気になる場合は照明を切ることができます。しかし照明を切るとボタンの照明も消灯してしまうため、ボタン操作が手さぐりになります。運転席側の操作ボタンは結構小さいため、目的のボタンを押すのには慣れが必要です。尚、何かのボタンを押すと照明が一定時間だけ点灯します。
• 内側右下のボタンを押すと、オート/内気循環/外気導入の切り替えができます。オートの時は外気の汚れの状態を検知して自動で切り換えてくれます。
• 外側の左上1から1番目のスイッチは、急速デフォッガーのオンオフになります。フロント、リア、ドアミラーの曇り取りが作動します。
• 外側2番目のボタンはリアウインドウとドアミラーのデフォッガー(ヒーター)を作動させます。
• 外側3番目のボタンは、リアエアコン調節モードを切り換えます。①全席運転席温度と同じ/②後部座席独立設定可能/③後部座席送風停止に切り替わります。①は後席の子供のいたずらを防止する場合、③は冬季に暖房のみを使用する時に役立ちます。(後席のコントローラーでは冷風しか出ないため。)
• 外側4番目のボタンは、吹き出し口の切り換えを行います。
• 外側5番目のボタンは風量を手動で弱くします。またエンジン停止時に押すと一定時間送風が継続される REST 機能がオンになります。
• 外側6番目のボタンは風量を手動で強くします。風量の調節は8段階になっています。
• 外側7,8番目のボタンは温度調節です。14-28℃に設定できます。

●助手席のコントロールパネル

• 温度調節のみが可能です。風量や吹き出し口は運転席側の設定に従います。
• 左右座席の温度は3℃以内に設定することが推奨されています。

●2列目座席のコントロールパネル

• 温度および風量の調節ができます。
• Bピラーの送風口からは冷風しか出ません。温度調節を高くしても温風は出ません。
• 運転席のボタン操作で後席の操作が許可されていない場合は錠のマークが表示され操作できません。運転席から後部座席送風停止に設定されている場合は OFF が表示されます。
• 温度は運転席の設定+2℃までしか変更できません。