私とパソコン10 FORTRAN
(昭和58年ごろのお話)
大学1年の教養系の講義の中に、情報処理実習がありました。まだ業務用にパーソナルコンピューターが普及する前の時代です。大学のコンピュータ室には大型のコンピュータが設置してあって、そこに複数の端末機が接続してありました。外部記憶装置としては磁気テープが使われており、プログラムを読み込ませるのにはパンチカードも利用されていたような気がします。
この講義で教わったのは FORTRAN という言語です。FORTRANはBASICと同じように、コンピュータに実行させるプログラムを記述する言語です。大型コンピュータ向けには COBOL というプログラム言語も普及していました。FORTRANは科学技術分野で、COBOLは事務処理の分野で主に使われていたそうです。私は COBOL は使った事が無いのですが。
さて実習内容は、FORTRANでプログラムを組んでみようという物だったと思います。が、まあ既にパソコンに馴染んでいる者にとっては、慣れたBASICを使って自分のパソコンでプログラミングする方がよっぽどいろいろな事ができますし、パソコンに触れたことが無い人にとっては、いきなりプログラムを書けと言われても全くどうしようもありません。
そんなわけでこの実習、あまり誰の興味をひく事も無く終わってしまったのでした。
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