ハワイの旅22 ここは日本か アラモアナSC & DFS
2008年9月17日(水)
ホテルのお部屋拝見の後、皆でアラモアナセンターに買い物に行く事になった。ワイキキパークホテルの Valet Parking は何故か無料にしてくれた。(係員へのチップは忘れない事。)
覚悟はしていたが、アラモアナセンターは日本人だらけである。下手すると外国人旅行客が増えた銀座や秋葉原よりも日本人の比率が高いかもしれない。広大なショッピングセンターではおみやげからブランド物まで何でも揃う。日本語を話せる店員もたくさんいるので安心なのだろう。しかしここで購入すると免税にはならない。
お目あての物が決まっているなら免税店で購入した方が安い。再びワイキキに戻り、DFS Galleria Hawaii へ行く事に。事前に,ネットやガイドブックで調べた範囲では駐車場の有無がわからなかった。私は特に買う物が無いので妻をDFSの玄関でおろし、車で市街地をぐるぐる回って待機する事にした。買い物が終わったら携帯電話をワン切りしてもらう事にしていた。何周も市街地を巡回するがなかなか電話は鳴らない。すっかり日も暮れてしまった。夜の繁華街の運転は気を使う。できればどこかに車を停めておきたいが適当な駐車スペースが見つからない。
もしやと思い、DFSの裏側に回ってみる事にした。実は一方通行の関係でDFSの裏側の道に行くのは結構面倒だ。市街地から一旦西側へ抜け、南側の Kalakaua Avenue (東向き一方通行) に入る。道路標識を良く見て Lewers Street (北向き一方通行)を見逃さずに左折しなくてはならない。もし見逃すと、また大回りしてやり直しとなってしまう。DFSの裏側に行くと案の定駐車場への入口があった。何故か表示も小さめであまり目立たない。駐車場の中は薄暗く、倉庫のような雰囲気。料金は無料のようだが、停まっている車はあまり多くない。多くの買い物客は徒歩や、無料送迎バスでやってくるのだろう。
店内に足を踏み入れると一転して明るくきらびやか。ロビーの椅子に座って妻に電話をかけようとした時、向こうから疲れた顔をして妻がやってきた。お目当てのお店に行き、商品を見せてもらい、いよいよ購入という所までこぎ着けたのに、帰りの飛行機のeチケット控えを持っていなかったため、購入できなかったのだそうだ。eチケット控えは私が持っていた。
この2月に沖縄で利用していたのに、DFSのシステムの事をすっかり忘れていた。買い物客はレセプションカウンターで航空券を提示してショッピングカードを作ってもらわなければならなかったのだ。ここで購入した商品はその場ではもらえない。ホノルル空港に運ばれ、出国手続きを済ませた先の搭乗ゲートでの引き渡しとなる。
気を取り直して、レセプションに行きショッピングカードを作ってもらい、店内へ進む。DFSの中はわざと動線が長くなるように作られている。フロア内の多くの店の前を通らせるためだ。今回は買いたいお店が決まっているのだが、そこまで辿り着くのにかなりの距離を歩かされる。店内の表示は殆ど日本語。耳に入ってくる言葉も日本語ばかり。それもそのはず。アメリカ本土からの観光客は国内旅行だから DFS では買い物ができない。だから客は殆ど日本人。それに混じって韓国や中国の人を多少見かける程度だ。まだ海外旅行中なのに、帰国して日本のデパートに来てしまったような気分になってしまう…。
お店の人が妻に話しかけてきた。(もちろん日本語。)
店員「それ Manuheali'i の新しいデザインのムームーですよね。素敵ですね。ホノルルではなかなか手に入らないんですよ。どこで買ったのですか。」
妻 「カイルアですよ。いっぱい売ってましたよ。」
店員「そうなんですか。やっぱりフラをなさるんですか。」
妻 「いいえ。 [何で(゚Д゚)ハァ? ]」
店員「Manuheali'i はフラをする人には大人気なんです。いいなあ。私も買いに行こうかしら。」
特に予備知識も無く、ふらっと入ったお店が Manuheali'i というだけだったのだが、こうやって褒められるととってもいい気分のようだ。別のお店でも声をかけられた。(またまた日本語。)
店員「それ、Manuheali'i ですか。」
妻 「ψ(`∇´)ψ そうですよ。」
店員「素敵ですよね。」
妻 「( ̄ー ̄)ニヤリ でしょ。」
ようやく買い物終了。時刻はもう20時近い。すっかり遅くなってしまった。それにしても今日は殆ど英語を話す事無く終わってしまった。ホノルルにずっといたら、毎日こんな状況なのだろうか。それでは海外に行った意味がないような気がする。今回の旅でホノルル滞在を避けた事は、我々にとっては大正解だったようだ。
レンタカーに戻り、Pali Highway を目指す。峠のトンネルを抜けると眼下にカイルアの夜景が広がる。見慣れた Kailua Road に入ると、なんだかホームタウンに帰ってきたような気分で、ものすごくほっとした。まだ飲食店は開いている。もうアメリカンフードはいいよね。Saeng's Thai Cuisine でパッタイとグリーンカレーを食べる事にしよう。タイ料理がアメリカンサイズで出てきたらどうしようかと思ったが、普通の量だったので安心した。料理の味はおいしかったが、閉店間際で店員がダレていたので、チップは10%弱とした。
明日は帰国の日。貸別荘 Kailua Beach Estate に戻り、荷造りをする。
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