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2009年1月14日 (水)

オレゴン健康科学大学訪問記2008 (1) ポートランドに到着

 2003年12月にオレゴン健康科学大学(OHSU)を訪問した様子は、オレゴン健康科学大学(古い)訪問記のシリーズで紹介しました。昨年12月に、5年ぶり、ほとんど同じ時期に、再び OHSU Family Mediceine 家庭医療学教室を訪れる機会がありましたので、今回からその様子を報告していきたいと思います。

 前回の訪問は久しぶりの海外に、初対面の二人で乗り込む事になりなかなかハードな体験でしたが、それに比べると今回の訪問は通訳の方を含めて総勢7名での視察旅行のため、かなり気楽ではありました。

2008年12月7日(日)

 5年前と違って成田からポートランドへはノースウエスト航空の直行便が就航しています。エアバスA330の機内は満席。この飛行機は実は釜山始発。アジア各地から北米大陸へ向かう旅客を運び込む役割を兼ねているようです。隣の席のインド人のビジネスマンはポートランドへ乗り換えてアリゾナへ向かうのだそう。本来ならロサンゼルスやサンフランシスコ経由の方が早いのですが、そちらは満席だったのだそうです。

 強い西風に押されてポートランド空港へは定刻の午前7時10分よりも30分早く到着しました。この時期のオレゴンらしく空はどんよりとしており、滑走路は濡れています。8時ぐらいまで外は暗いままです。前回はシアトルからプロペラ機で到着したためもあり、割とこじんまりした空港だったような印象を持っていましたが、改めて国際線で到着してみると、それなりに大きな空港です。とはいえ、空港内に地下鉄があるシアトル空港に比べたら楽ちんです。

 なお、オレゴン州は商品を購入したときにかかる間接税が無いのです。そのためか、国際空港にも関わらずこの空港には免税店が存在しません。

 空港までは、Financial Director のベンジャミン・コックス氏(ベン)と、Administrative Assistant のハイジ・エリオット嬢が、12人乗りの巨大なバン Ford Eシリーズ (レンタカー)でお出迎えしてくれました。 ベンはMBAの資格を持つ教室の経営責任者です。アメリカには公的な医療保険が無いので、医療保険の内容は保険会社毎に異なり、治療費の請求業務は極めて複雑なのだそうです。彼は夏に日本を訪れていて、私も日光でお会いし、病院内の案内やディスカッションなどをしました。ありがたいことにこれからの1週間は我々のために殆どの時間を割いて下さいました。

_img_3947  5年前と同じ Portland Marriott Downtown Waterfront に宿泊。午前早くの到着ですが、今回もすぐにチェックインできたのは助かります。

 相変わらずロビーには立派なクリスマスツリーが。部屋に入ると大きなベッドにたくさんの枕(なんと6つ)が備えられているのも、変わりません。

 以前と変わった事と言えば、全館禁煙になり、喫煙所が玄関の外になっている事。部屋のテレビが液晶のデジタルテレビになっていた事。(メニュー操作で映画やゲームも楽しめますが、もちろん有料。)インターネットアクセスに有線LANだけでなく無線LANが加わった事。(残念ながら相変わらず有料で約$10/日)

 今日は日曜日なので、大学は休みです。午後まではとりあえずのんびりと過ごします。ポートランドマリオットホテルは市街地の南東の端に有るので、ショッピングエリアまではやや距離が離れています。

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