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2009年4月22日 (水)

オレゴン健康科学大学訪問記2008 (15) ウォーターフロントの新外来棟 その2

2008年12月10日(水)

 サウスウォーターフロント地区は都市開発の真っ最中。あちこちで新しい建物が建築されています。近くのビルの一階に入っている日本料理店で昼食を摂ります。国外で日本料理店に行ったのは実は初めて。寿司を中心としたお店ですが、経営者は韓国人のようです。海苔巻きの具に辛いソースが使われたりして、和食としてはちょっと微妙な所でした。

Img_4137Img_4138 さて、いよいよ新外来棟 OHSU Center for Health & Healing へ向かいます。玄関から入ると中はまるでホテルのロビーのよう。 この建物で提供されているサービスは多岐にわたります。 医療サービスをホームページの記載から拾うと、救急外科、骨密度計測、心臓内科、美容外科、皮膚外科、皮膚科、消化器科、家庭医療、不妊治療科、総合内科、総合外科、画像診断、検査科、神経科、脳神経外科、悪性腫瘍科、眼科、整形外科、耳鼻咽喉科、ペインクリニック、薬局、リハビリテーション、形成外科、脊椎外科、泌尿器科となっています。それだけに留まらず、 Wellness サービスとして、建物の1、2階には、プール、エアロビクス、ヨガ、スパ、健康料理教室まで…。うーん。ちょっと複雑な気分です。

Img_4140 エレベータに乗って9階へ。ここが Emma Jones Hall に代わる新しい Family Medicine の外来です。待合ロビーからは、ダウンタウンのビル群や Willamette 川の流れを望む事ができます。

Img_4142 OHSU 研修医の山下大輔ドクターと合流。(彼は地域医療振興協会とは無関係。)どうぞと案内された先はカンファレンス室。昼休みを利用して、困難な症例などのプレゼンテーションが行われています。ネイティブによる容赦の無いスピードの会話には残念ながら全くついていけません。断片的な単語を拾うのがやっと。しかし山下先生は司会進行役で、カンファレンスをリードしています。すごいなあ。実は日本の医学部を卒業したものの高校まではアメリカに住んでいたそうで、完全なバイリンガルなのだそうです。OHSU を受診する日本人の患者さんからも頼りにされる存在になっているそうです。

Img_4144 次に外来診察室を見学させていただきました。真新しく清潔な診察室。大きな窓からは外の風景を楽しむ事もできます。基本的な装備は他のクリニックと変わっていませんが、さすがに Emma Jones Hall の頃と比べたら部屋が広くてレイアウトにも余裕があります。

Img_4145 壁からモニターとキーボードがアームを介して設置されています。電子カルテシステムです。書類書き用のデスクは無く、全てキーボードで行うようです。

 以前は診察室ではメモ書きしておいて、診察後に別室に待機している専門の記録者に電話して口述した内容をタイプしてもらい、出来上がった物に署名するという形でした。(手書きの文書は公式な物と見なされないため。)

 かつての寄宿舎を改装して使っていた Emma Jones Hall は手狭で効率的とは言えない物でしたが、暖かな雰囲気もあり私は結構気に入っていました。例えるならば、お気に入りの古びた食堂が、新装開店してちょっと気取ったレストランに変わってしまった。そんな寂しさも少し感じました。(~_~;)

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