代車のスズキスイフトに感心
シトロエンC4ピカソは定期点検のためディーラーに入庫中。代車として、スズキスイフト1.2XG CVT に乗る事ができました。
自動車関係者の間でも非常に評価の高いスイフトですので、期待して乗り込みました。
まずシートサイズは大変たっぷりしており、ヘッドレストも十分な高さまで調整ができます。リアシートのヘッドレストもきちんとした高さがあり、さすが欧州戦略車。ステアリングはチルト調整だけですが、基本通りのドライビングポジションにぴたりとはまり、いい感じ。キーレスシステムになっていますが、エンジン始動ははやりのプッシュボタンでは無く、(キーを刺さないで)イグニッションスイッチを回す形です。鍵穴を塞ぐプラスチックパーツが簡単にぽろりと外れてしまうあたりが、まあスズキらしい所です。(~_~;)
さて、走り出します。ステアリングは最初ちょっと軽いかなと思いましたが、慣れてくると程よい手応えで、タイヤからのインフォメーションもきちんと伝わってきます。カローラに乗った時に感じたゲーム機の車を運転しているような感覚とは、はっきりと違います。CVT嫌いの私ですが、スイフトのCVTはトルコンの滑りもあまり感じさせず、上々の出来。発進時にもアクセルの踏み込みで過剰にエンジンが噴け上がる印象は無く、微妙なアクセルワークに素直に応えてくれます。このあたりも発進時にぐわーっとエンジン回転が上がってしまいがちなカローラとの違いを感じました。じんわりスタート、ゆるゆる加速、定速巡行というエコランの基本が着実に実践できます。
足回りには更に驚かされました。ものすごく直進安定性がよく、ステアリング操作に対する車の反応も素直で、コーナリングでのライン取りも思い通りにでき、とにかく運転していてストレスが無い。鉄ホイールにホイールキャップですが、タイヤは185 60R15のブリジストンポテンザRE080。エントリーカーとしては、結構良いタイヤを履いています。初心者がこの車に乗っていたら、きっと運転が上手になるんじゃないかと思います。
欠点を上げると、太目のタイヤを履いている影響で小回り性能がこのクラスとしては悪いこと。Aピラーの角度が立っているので、右コーナーで対向車線が死角になりやすい点が気になりました。
新鮮味は薄れましたが、エントリーカーとしても、セカンドカーとしても、選んで損はない、いい車ですねえ。これで119万7千円ですかあ。心底感心しました。
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コメント
シトロエンって…なんだろう…?
投稿: BlogPetのかぶりん | 2009年9月 7日 (月) 15時11分