メキシカンカリブとニューヨークの旅09 崖をおり 空を飛ぶ
2009年10月6日(火)
最初のアトラクションを終えて、再びバンに乗り移動。程なく小さな村に到着した。真昼の強烈な日差しが石灰岩の白い土に反射してまぶしい。村の人たちは日蔭に隠れて暑さを逃れている。
ここが第2のアトラクション会場兼昼食場所となる。
まずは崖下り。ここは大きなセノーテの開口部らしい。転落防止のため、手すりも作られている。上から覗き込むと結構な高さがある。オーバーハングしているらしく、壁面が見えない。
各自にヘルメット、ハーネス、手袋が渡される。まずベンジャミンの解説を聞き、一人ずつロープを使って崖を降りていく。真っ先に志願したのはアイオワ州の熟年のおばちゃん。身のこなしも慣れた感じでスイスイと下っていく。大したものだ。続いてだんなさんが続く。ポルトガルの若者は結構びびりながら降りて行った。彼はTシャツを着ていなかったのでロープで脇腹の所に擦過傷を負っていた。
さていよいよ私の番。崖に足をつっぱって、体が水平になるぐらいまで仰向けに倒していく。右手で持ったロープを腰の後ろで少しずつスライドさせて降りていく。うまくいったと思ったら、足が崖から離れてぐるぐると体が回り始める。あれあれ。ちょっと慌てたが、結局途中から崖には足が届かなくなるので大丈夫。右手でスピードをコントロールしながら、ゆっくりと降りていく。うまくいった。最後にベンジャミンが片手だけで颯爽と降りてきた。さすがにうまい。
全員が降り終わったら、セノーテの反対側に移動。今度はワイヤーにぶる下がっての滑走。ベンジャミンの解説を聞き、順番に滑っていく。私の番が来た。びゅーんと早いスピードで滑走していくとなかなか気分爽快。早くブレーキをかけると途中でとまっちゃうよという事だったので、ゴール手前まで我慢して、右手に持った枝でワイヤーを引きブレーキを掛けようとするが、意外にスピードが落ちない。でも心配する事は無い。ゴールの所のワイヤーには激突防止のスポンジが巻いてあるし、係の人がちゃんと受け止めてくれる。
アトラクションが終わった後は昼食だ。村のマヤの女性たちが調理した、伝統の料理をビュッフェ形式でいただく。料理は野菜をふんだんに使ったスープや、鶏肉、豆料理など。覚悟していたような奇抜なものでは無かったし、なかなかおいしかった。タマリンドのジュースも美味。食後にはシナモンの入ったメキシココーヒーを楽しむこともできた。あー、またチップ用のお金は車の中だ。ごめんなさい。
なかなか楽しかったが、All Tour Native のホームページの写真や文章はちょっと誇大広告気味だ(^-^;
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