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2009年12月25日 (金)

湊病院問題 "第2候補"へ指定管理者打診へ 地域医療振興協会へは要請出さず

 12月25日の伊豆新聞に23日に開催された組合運営会議の記事が載りました。運営会議という名前だとわかりにくいですが、構成6市町の首長の集まりの事のようです。

 内容は以下の通りです。(わかりやすくするため記事の記載順とは異なります。)

①聖勝会に再考を促すことは困難。
②新たな指定管理者を決める方針。
③公募に応じた第2候補者の意向を早急に確認する。
④現指定管理者の地域医療振興協会に対して要請は出なかった。
⑤指定管理者の辞退などで、建設の遅れが懸念されている。
⑥建設プロポーザル協議をはじめ建設スケジュールに沿った行程を進め、地域医療の空白を作らないことに全力を挙げる。

 なお、SBS静岡放送のニュースサイトでは、意向確認は来年早々に予定との事です。

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 ここから先は私見です。

 ③もう一つの公募法人が、いつの間にか「第2候補者」になっています。確かに選定委員会の報告書ではもう一つの法人を次点とすべきと書かれていました。(関連記事) しかし、その事はここまでずっと無視されたままでしたし、もし次点とするにしても議決までの事ではないでしょうか。指定管理者議決後も「次点」とするならば、議決の時にそのように決めておくべきだったのではないでしょうか。議決の時点で指定された以外の法人は候補では無くなっているはずですから、本来は再公募しなくてはいけないはずです。

 そして、未だに法人名が非公開というのも全く不可解です。選定委員会が次点とすべきとしながらも、法人名を非公開にした理由も明らかにされていません。おかげで、もし今回法人名が公開されたとしても、公募に応じた法人と、今回頼みに行く法人が本当に同一なのか一般の人にはわかりません。

 さて、その第2順位の法人さんは、受ける意志は全く無いようだとの情報をいただいています。よって、結局は再公募になると予想します。再公募しても応募者がいなければ…。残された時間はかなり短いです。一部事務組合側が決めたタイムリミットが、今重くのしかかってきています。

 ④はこれまでの経緯を考えれば当然の事でしょうね。そもそも公募に応じていないですし。万が一要請されてもお受けする理由が無いでしょう。

 ⑤⑥ 建設の遅れどころの問題では無いのですが…。中身が無くなりそうな時に、新しい箱の話しとは…。「地域医療の空白」なんてオブラートにつつまれた言葉で問題をぼやかしていていいのでしょうか。起きる事は「地域唯一の急性期病院の消滅」です。

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コメント

きのじゅん様
伊豆新聞の記載内容をわかりやすくまとめていただきましてありがとうございます。
第2順位の法人さんへの交渉については、法人さんの本部(板橋)へ公募依頼したらしい(ほぼ確実な情報ですが^^;)さるお方の意向がまた働いたのでyそうかねぇ^^
まぁ きのじゅん様のご指摘のように受ける要素はゼロに等しいですので、某町長も承諾したのかも知れませんがね。

こんな大変な事態に陥っているのにもかかわらず、今日開催された組合議会では、指定管理者であった聖勝会の辞退となった原因を究明するために、100条委員会を設置したとのことです。

組合議会は未だこのような状況になった一番に要素が議会にあるという事実を認めたくないようです。
まぁ 100条委員会の設置は東伊豆議会は得意とするところですので、共産党が牛耳っている組合議会ではありえるだろうとは予測しておりましたが^^;

しかし、組合議会のやるべきことをまったく履き違えているようです。

よほど、地域医療振興協会には指定管理者になってほしくないようです。

投稿: 西の住民 | 2009年12月25日 (金) 18時43分

そろそろ、本命「地方独立行政法人 共立湊病院」の出番ですね。実は、誰かさんには、これが最初から本命だったんです。
混乱に乗じて、受け入れるはずのないものも受け入れてしまう状況になりつつあります。
 地方独立行政法人の理事長を取れば(自由にできれば)、理事の人事は自由、市町村や議会からのチェックは、同じ公設民営でも指定管理に比べればはるかにゆるく、やりたい放題。不採算医療を切り捨て、儲かることだけやればいいという指摘もある問題点満載の経営形態だ。特別委員会の偉い先生達に理事になってもらい医師派遣をお願いして最大の難関医師確保は安泰、功労者としておいしい理事ポジションに座る。一方、職員や住民はというと、他に勤務すべき職場のない残留職員は業績評価への不満と、給与の低下に泣き、患者は、高い差額ベッド代に驚き、保険外の費用負担に泣く。
 そろそろ、他地域では勧めても問題が多いため実現できなかった、「夢の、my own 地方独法。実現」が、すぐそこに参りましたかな。
 

投稿: はい | 2009年12月26日 (土) 08時53分

 西の住民さん、百条委員会の記事が伊豆新聞に載りましたので、紹介しておきました。

 はい さん、コメントをありがとうございます。いろいろと鋭い分析をされていますね。
 ちょっと調べてみましたが一部事務組合であっても地方独立行政法人を立ち上げる事はできるのですね。
 ただどうでしょう、現在の医療情勢ではいくら偉い先生にお願いしても田舎に医師を送り込んではくれないと思います。(送り込む医者が居ないので。) だからこそ各地で医療崩壊が起こっているのではないでしょうか。

投稿: きのじゅん | 2009年12月26日 (土) 10時30分

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