メキシカンカリブとニューヨークの旅22 コントイ島の散策
2009年10月8日(木)
コントイ島 Isla Contoy は国立公園になっている。管理事務所の職員以外には滞在者はいない。桟橋に到着したら、まず浜辺近くにある資料館を訪れ、島の成り立ちや動植物について簡単な解説を受ける。
次に資料館の裏手の方へ歩いていく。東側の入江はやや深く切れ込んでいて、水辺にはマングローブが見られる。この入江の付近にはたくさんの鳥が飛んでいる。餌になる魚がたくさんいるのだろうか。
飛んでいる鳥を撮影するのに200mmまでの望遠レンズではいささか力不足であるが、連写を活用して挑戦。進んで行く方向に空間を多く取ると躍動感が出る…というのは撮影テクニック解説本からの受け売りである。
次に丘の上に上がっていく。北の方に視線を向けると、右手には波の荒い外海が広がっている。左手は島とユカタン半島にはさまれた内海なので、波は殆ど無く静かである。幅の狭いこの島の両側で、全く海の表情が異なる所が大変面白い。
資料館の敷地の中には展望台が作られている。息をきらしながららせん階段を登っていく。展望台の頂上からは島の全貌を見渡す事ができる。本当に静かで、美しい海だ。
島の見学が終わったら昼食タイム。ブッフェ形式で、Fajitaやラザニア、そしてつったばかりの大きな魚の丸ごとグリルが振る舞われる。大きな瓶に入った SOLビールも飲み放題。(* ̄ー ̄*)
昼食会場の周りにはたくさんのイグアナが集まっている。ご飯のおこぼれをもらおうという算段だ。ある程度近くまで行っても逃げない。(近づきすぎると逃げる。)イグアナの爪はかなり長くてしっかりしている。この爪を利用して上手に木登りをする。こうして間近でみると結構愛嬌のある顔をしている。
椰子の木の根本の方から、ザーザーと雨が降っているような音がする。近づいてみると、無数のヤドカリがひしめき合っていた。殻と殼がぶつかりあって、音を出しているのだ。写真に写っている小石のように見える物はすべてヤドカリである。ちょっと気味が悪い。
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