メキシカンカリブとニューヨークの旅25 ニューヨークへの移動
2009年10月9日(金)
うとうとして目が覚めたら飛行機はアメリカ合衆国の陸上を飛行中。雲が少ないので陸上の様子がよく分かる。でもどのあたりかよくわからない。やがて飛行機は降下を始めた。遠くにマンハッタンの高層ビルが見えてきた。18時3分にニューアーク・リバティー空港に着陸。カンクンとの時差は1時間あり、実飛行時間は5時間11分だった。着陸した滑走路とターミナルビルとの間に、離陸用の滑走路が横切っている。そのため着陸した飛行機は離陸機の合間を縫って離陸滑走路の端を平面交叉で横断しなければならない構造のようだ。離陸ラッシュらしく、われわれの飛行機は3機の離陸を見送るまで待機。その間に後続の飛行機が着陸してくるのもよく見える。なかなか忙しい空港だ。管制官さん間違えないように頼みますよ。
入国審査場はガラ空き。今回の旅で2回目のアメリカ合衆国入国審査を受ける。入国カードの記入も、審査の時の指紋照合、顔写真照合もこれまでと変わらないように見える。いったいESTAは何のためにやっているのだろう。荷物の受け取りを終え、ターミナル到着から25分ほどで到着ロビーに出ることができた。
今回ニューヨークまでは鉄道を使って移動する。まずAir Train の乗り場を探すが、案内表示が見当たらない。係員に尋ねると3階だという。ここは1階。エレベータで3階に上がるとそこは出発ロビーで、ここにAir Train への連絡通路があった。券売機でニューヨークペンシルバニア駅までの乗車券を購入する。クレジットカードが利用可能で、一人US$15である。このうち New Jersey Transit (NJT) の鉄道運賃は$10。残りの$5はAir Trian からの乗換料金となっている。Air Train は空港の各ターミナルや駐車場間の移動手段を兼ねている。これらの相互駅間の利用は無料である。NJTとの乗換駅では駅の外に出る事はできない。この駅の改札を抜けてNJTの構内に入る部分に$5がチャージされるというわけだ。Air TrainとNJTについては、後日の記事で詳しく紹介してみたい。
18時 59分にNew Ark Airport Station に到着。NJTの列車に乗り換える。乗換客は20-30人ぐらいでたいして多くない。
ここでようやく屋外の空気を吸うことができた。常夏のカンクンから秋のニューヨークという事で、極寒を覚悟していたが幸い今日はそんなに寒くない。列車は時刻表より12分遅れて19時21分にようやくやってきた。2階建て客車が連なっている。スーツケースを持って乗るのはつらそうだが、幸い両端部は平屋構造になっていたので、そこに腰を落ち着ける。大型荷物を置くスペースは特に用意されていないようだ。
隣の車両との通路部分には自動ドアがついている。ボタンを押すと開くのだが、押してから開くまで少し間がある。せっかちな通行人たちの行動を観察していると面白い。まず通りがかった車掌はボタンを4回押していった。次に通った車掌は比較的辛抱強く2回しかボタンを押さなかった。次に通った乗客はボタンを1回押した後に手でドアをこじ開けて通って行った。
19時30分、New Ark Pennsylvania Station に到着。多くの乗客が下車して車内はがらがらに。ニューヨークまで乗る人の少なさはちょっと意外だった。19時50分、New York Pennsylvania Staion に到着。この駅のホームは地下にある。真上はあの Madison Square Garden 。駅の出口から道路を渡った目の前が今回我々のニューヨークでの宿、Hotel Pennsylvania だ。なんとも絶好のロケーション。
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