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2010年2月 6日 (土)

メキシカンカリブとニューヨークの旅32 完結 ニュージャージートランジット

2009年10月12日(月)

Img_5131 いよいよ旅行も最終日。ニューヨーク・ペンシルバニア駅からNJTに乗車してニューアーク空港へ向かうのだが、実は空港からニューヨークへ向かう時よりもちょっと難しい。空港駅からは方向さえ間違えなければ、来た列車は黙っていても全てニューヨークに向かう。しかしニューヨークから空港へ向かうときには空港行きという列車があるわけでは無いし、他の方面に行ってしまう路線もあるのだ。もちろんプラットホームも多くに分散している。出発表示に並ぶ様々な行き先の列車のうちのどれがニューアーク空港駅に停車するのかどうかを判断し、適切なプラットホームに向かわなければならない。

 まあ、実は昨日駅を訪れた際に路線図を見て予習済み。Northeast Corridor か、North Jersey Coast Line に乗車すれば良いということがわかっていた。券売機で一人US$15の乗車券を購入し、先発の7時36分発の Jersey Avenue 行きの列車を目指す。ホームへの入口の扉を開けるとエスカレーターが設置されているが、何と停止している。やむを得ずスーツケースを持って段差の大きなエスカレーターを歩いて下る。

Img_5141 列車に乗り込もうとすると駅員が近づいてきた。こちらへどうぞ言うので、ついていくと車椅子対応の座席のある所へ誘導してくれた。座席が可動式で、通路が広くなっているのでスーツケースを置いても邪魔にならない。意外な親切に感謝する。

 列車は定刻に出発。すぐに大きな体でモジャモジャ頭のレゲエ風の黒人車掌が車内を巡回して来て切符を確認して回る。駅には改札口は無いので車内改札が標準のようだ。

Img_5146 地下トンネルを抜け地上に出るとそこはニュージャージー州だ。ニューヨーク近郊とは言え、日本のように住宅が密集しているようなはずも無い。空き地の広がるやや殺伐とした風景の中を進む。途中 Secaucus Junction 駅に停車したり近郊列車と併走したりしているうちに、20分弱でニューアーク・ペンシルバニア駅に到着。ここでかなりの乗客が下車。駅は町の中心部にあり、駅前にはビルが集まっている。こうして鉄道に乗車してゆったりと流れる車窓を眺めていると、やはり列車の旅はいいなあと思う。鉄道旅行のいいところは、町の裏側が見える事。道路を走っていて見えるのは建物の玄関=表の顔。しかし線路に向けて玄関を構えている建物は無いから列車から見えるのは裏の顔なのだ。

Img_5154 7時59分、ニューアーク空港駅に到着。時間の余裕があるので、発車していく列車や、ニューヨーク方面に向かう対向列車などの写真を撮影してから改札に向かう。

 行きにも紹介したように、この駅には外部への出口は無い。自動改札に切符を投入して出た先はそのまま Air Train の駅とつながっている。

 最後尾の車両に乗車。自動運転だからご覧の通り運転席は無い。のんびりのんびり走る Air Train に10分ほど乗ってターミナルCで下車。(Continental 航空のターミナルCと覚えておく。)駅からエスカレーターを降りた先は、そのまま出発ロビーになっており、チェックインカウンターは目の前。ここまでニューヨーク・ペンシルバニア駅から約40分。5年前はJFK空港まで地下鉄と Air Train を利用して移動したが、行けども行けども着かず、2時間近くかかったような記憶がある。ずいぶん楽だ。

 チェックインカウンターも空いており、セキュリティーチェックも無事パス。サクサクと進む。

 残るは成田までの長い長いフライト。アラスカ上空を経由しておよそ14時間。香港から南アフリカのヨハネスブルグ間よりも少し長くかかる。もっとも成田から、マラウイまでは香港とヨハネスブルグでの乗り継ぎ時間を抜いても20時間ぐらい飛行機に乗らなくてはいけないから、それに比べれば近い。

 帰りの機内では、以前に原作読んでいた「天使と悪魔 Angels and Demons 」の映画を初めて見た。予想通りストーリーはかなり改変されていた。特に、真犯人であるカメルレンゴ神父が、実はローマ法王の隠し子であり、毒殺した法王が実の父親である事を後で知って愕然とするとか、そういうやばい設定は全部簡略化されてしまい、カメルレンゴは単に自分の悪事がばれ、追い詰められて自殺したような話しで終わってしまった。ハリウッド映画はどうしても単純な勧善懲悪のストーリーになりがちだ。超高速飛行機でアメリカからヨーロッパに短時間で移動するとか、ラングドン教授がヘリコプターから飛び下り、シートを抵抗にして落下速度を抑え、運良く川に落ちて助かるとか、原作を読んでいて「そりゃいくらなんでも」と笑ってしまった荒唐無稽な部分もそぎ落とされていた。車好きとしては、新型ランチア・デルタがたくさん出てきて面白かった。

 何本映画を観てもなかなか成田には着かない。浮腫んできた足もつらいが、やがてようやく宮城県松島海岸あたりで本州が見えてきた。今回も無事に戻ってくることができたようだ。

(終わり)

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