0系の最終運転(1999年)
昔作っていたホームページに残っていた古い記事を、このブログに引っ越しました。
(平成11年(1999年)9月19日に記載)
平成11年(1999年)9月18日。東海道新幹線0系の最後の日でした。私は東海道新幹線と同い 年で、静岡市で育ちました。新幹線といえば、ずーっと0系。100系や、300系が出ても、静岡に止まるのは0系だけ、っという時期が長く長く続きまし たから、本当に寂しい気分です。
実は9月12日にも東京へ往復しました。この時は行きが三島始発のこだま530号(300系の試作 編成だった)に乗っていき、かえりは東京発16:31のこだま473号の0系指定席(2&2シート)に乗りました。これが乗車としては最後となっ たのですが、18日はちょうど社団のワークショップが東京であり、最後の0系を見送る事ができました。
仕事を終えて三島駅についたのが、15:10。ちょうど上りの最終0系こだま414号が出発してい くところでした。急いでいたので、15:48のこだまを見送ることにして、15:56のひかりの指定席を確保。このひかりはダイヤ編成上の都合で、小田原 -新横浜ではのぞみと同じように270km/hまで出すのです。乗り慣れてないせいでちょっと恐く感じるぐらいの速度です。通過する各駅のホームでは、0 系の最終運転を待ち構えるカメラマンの姿が多く見られました。
東京駅に着くすぐ手前の新橋あたりで、0系の最終運転こだま473号とすれちがいました。前頭部に は記念の文字が見えました。定時にすれちがったので、どうやら心配されたトラブルはなかったようだな…、なんて思いながら進入した東京駅のホームの博多寄 り部分は、こぼれんばかりのものすごい人だかり…(・o・) そう、そのホームはさっき0系の出発したばかりの、興奮さめやらぬ15番線でした。人をひく んじゃないかとひやひやしながら、それでも無事何事も無く定時に到着しました。それにしても、あの人だかりでは、自由席(1-5号車)に乗っていた人たち は、かなり降車に時間がかかった事でしょう。
19日の帰りは、ちょうどまた、16:31のこだま473号。やはり(あたりまえだが)100系に 変わっていました。本当に0系はいなくなってしまったのだなあ…としみじみ思いながら乗っていると、今度は品川近辺で、いつもと違ってうす暗い高架下のよ うな光景。昨夜のうちに、品川新駅工事の関係で線路の切り替えが行われていたのでした。そんなわけで、たった24時間の間に、いろんな事が変わってしまっていたのですね。
******(追記)******
その後の10年で100系も既に引退。東海道新幹線からは500系も姿を消そうとしています。(あーまだ500系に乗っていない。)
| 固定リンク
「趣味」カテゴリの記事
- TEDで英語学習(2016.05.15)
- ThinkPad X1 carbon モデルチェンジでキーボードが先祖返り(2015.01.07)
- タイヤ交換で肩こり軽減(2011.06.10)
- エアーナビ 通信モジュールが壊れた(2009.12.09)
- 0系の最終運転(1999年)(2010.02.13)
コメント