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2010年3月31日 (水)

湊病院問題 論文「住民が医療の運営者であってこそ 医療の再生がはじまる」

 他人の著作物の紹介ばかりで気がひけますが…。

 参加しているメーリングリストで、岩手県の国保藤沢町民病院の佐藤元美先生から、東京経済大学大本圭野先生の表記論文が紹介されました。

 藤沢町民病院では、15年前から、住民と医療について語り合う「ナイトスクール」を軸に、医療と政治のやっかいな対立を回避し医療の安定をめざす試みが成されています。この論文は、藤沢町民病院の取り組みを紹介するものです。

 湊病院問題解決を望む方々にとっても参考になる記述が多くあります。是非多くの方に呼んでいただきたいと思い紹介させていただきました。

・大本圭野先生の論文
住民が医療の運営者であってこそ医療の再生がはじまる
――岩手県藤沢町立病院の保健・医療・介護の一体化戦略を中心に――

・佐藤元美先生のブログ
藤沢町民病院と佐藤元美の仕事

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コメント

大本先生の論文を取り上げていただき、ありがとうございます。
藤沢町民病院の佐藤です。
私は藤沢町に着任する前にどうして自治体病院は「失敗」するのかを研究しました。その結果、ほとんど二つの問題であると結論しました。一つはその時代が求める医療水準を見なさなければ医療過疎地でも離島でも患者は来なくなります。もう一つは議員、首長との対立です。私はそれを選挙の人と免許の人の相互無理解と対立と考えて、、住民と医療者が直接医療について語りあうナイトスクールを15年以上続けて来ました。

投稿: 佐藤元美 | 2010年3月31日 (水) 22時16分

 佐藤元美先生、コメントをありがとうございました。
 湊病院で開催された静岡県地域医学研究会でご講演いただいたのはもう10年ほど前になるでしょうか。藤沢町民病院のナイトスクールのような活動がいかに重要であるか、改めて思い知らされています。地域住民への働きかけという面がどうだったのか、これまでの勤務地での自らの活動についても振り返って反省をし、今後に活かしていきたいと思っています。
 選挙の人と免許の人というフレーズはなかなか印象的です。(゚ー゚)

投稿: きのじゅん | 2010年3月31日 (水) 23時48分

静岡県地域医学研究会にお招きいただいたのは平成10年11月5日でした。佐藤守前町長の藤沢町政について書かれた「希望のケルン」を持参して販売した行商人のような1日でした。
三枝智宏先生、高橋昭彦先生、増田佳世先生、小田和広先生とシンポジウムをしました。
良い医療とは何かを長いこと考えてきましたが、住民や患者が望む医療が良い医療であるとの結論に達しました。だとしたら患者や住民にどのような医療を望んでいるかを聞かなければならないと考えました。

投稿: 佐藤元美 | 2010年4月 1日 (木) 21時44分

 佐藤元美先生、よく覚えていらっしゃいますね。w(゚o゚)w 確かに平成10年だったと思います。
 藤沢では対話を重ねる事により「住民や患者が望む医療」が、「単なる我が儘」になっていない所が素晴らしいと思います。住民の方々の意識の高さ、これも15年のナイトスクールの活動の積み重ねの賜ですね。

投稿: きのじゅん | 2010年4月 2日 (金) 23時54分

最初は単なるわがままや誤解も多くありました。しかし、だれでも参加できる環境で、疑問に思っていること願っていることを発言する自由があり、それに丹念に説明をしたり、実現できることは実現している間に、医療者と住民の理解は深くなると思います。また、そう信じてきました。

投稿: 佐藤元美 | 2010年4月 3日 (土) 14時04分

 何事も開かれた場できちんと腹を割って議論して相互理解を深める事。地道な積み重ねが今の藤沢町を作ってきたのですね。

投稿: きのじゅん | 2010年4月 4日 (日) 22時38分

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