湊病院問題 プロポーザル競技審査結果発表
4月16日の下田市長記者会見での予告通り(そして、それよりも早い4月10日の医療経営財務協会ホームページの記事の通り)、4月19日にプロポーザル競技審査結果が発表されました。
結果は配布文書では、特定者 No.6 次点者 No.3 だそうです。記者会見で口頭で発表された情報では、No.6が戸田建設、No.3がフジタだそうです。
[審査経過]では、(競技延期後の)「時間が経過する中で建設物価の変動等による建設費の値上がりが懸念されたため、新しい指定管理者の選定と並行して新病院の建設を進めるよう、」と書かれていました。設計を早くしても、建設コストは建設の時期で決まるはずですから、この説明はいかにも後付けという気がします。
応募した7社の内訳は、ゼネコン4社、建設と設計会社による共同提案2グループ、エンジニアリング会社1社だったそうです。各社とも提案には数百万円から1千万円近い費用の負担があったそうです。
[免震]については、3社が提案。鉄筋コンクリート造が4社で、残りは鉄骨造。各社提案の総工事費は17億6400円から18億9970万円までと、目標の19億円以内で提案されたとの事。
特定者の提案金額は地上3階(4階は機械室)、鉄筋コンクリート造の「免震」構造で、17億8185万円だったそうです。事前の委員でもない人がうっかりリークしちゃった情報の通り、免震の業者から選定されました。
配布資料の最後に[付帯事項]として、「通常の場合は、特定された提案を基本に施設計を進めていくが、指定管理者が辞退したため、これから新たに選定される指定管理者の病院運営構想によっては変る可能性がある。以上のことから今後、新たな指定管理者との設計協議を経て新病院の姿が確定するので、提案内容が一部、変更になる場合があることを申し添える。その場合でも工事金額はこれを上限とすることは言うまでもない。」と書かれていました。
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[4月20日追記]
4月20日の伊豆新聞に関連記事が掲載されました。記事の内容としては、上記でほぼ網羅しており、新しい情報はありませんでした。
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