富士宮市救急センターのニュースを聞いて
静岡県富士宮市の救急センターの、日曜夜から翌月曜日朝までの担当医師の確保が困難となっているとのニュースが流れました。毎日新聞の報道を見て???と思ったのが、市長さんの記者会見に関する記載、
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「富士地域への医師の配分が低いのが原因だ。県は医師の再配分を行うべきだ」と述べ、県に対策を講じるよう求めた。
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はて、いつから静岡県が医師を配分するようになったのでしょうか???(^-^;
更に気になる点は、「担当医師の確保が困難となっている時間帯の内科・小児科の受診者数は平均で30人弱という。」との記載。一次救急とは言え一晩に平均で30人も来たのでは、仮眠もろくに取れないのでは無いでしょうか。(;д;) 開けた月曜日の朝からはフルに一週間の勤務がそのまま始まるわけですから、なかなか厳しいですよね。
受診抑制のための施策も考えていただいた方がいいと思います。
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[4月11日追記]
静岡新聞の記事を見ることが出来ましたので追加します。
びっくりしたのは、「昨年度の利用者は2万5483人」との記載。「約4割は軽症だったり緊急性が無い安易な受診だったとみられている。」
富士宮市のホームページの記載を見ますと、内科・小児科・外科の診療時間は、平日午後7時から翌朝8時までの13時間。土曜日は午後2時から翌朝8時までの18時間。休日祝日と年末年始は朝8時から翌朝8時までの24時間となっています。数えてみたら昨年度の平日は243日、土曜日51日、休日71日だったので、救急センターの総診療時間は5781時間となります。
2万5483人を単純に365日で割ると69.8人/日。総診療時間で割ると4.4人/時間で、24時間では106人ぐらいの数字になります。やっぱり相当に過多受診ではないかという気がします。アルバイトをお願いされても、仮眠どころか休憩すらできず、そのまま東京や浜松まで帰って普段の仕事に突入するのでは、誰もやりたがらないのも納得できます。
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