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2010年6月29日 (火)

湊病院問題 下田市議会6月定例会に関する報道

 伊豆新聞の伊東本社紙面では、殆ど割愛されていた下田市議会の記事ですが、本日下田支局版の記事を見ることができましたので、報告します。

●6月24日 伊豆新聞です。同日付のブログ記事でふれたものです。

  • 藤井六一議員一般質問。来年4月以降の空白問題やこうした状況を生んだのはベースになった改革プランに問題があったのではないか。懸念される救急対応について質問。
  • 答弁。空白問題には必死に取り組んでいる。協会とは100条委の問題があり、結論が出ないうちは話し合いのテーブルにもつけない状況。改革プランは財政力のない地方の公立病院がなんとか存続するための方策との認識。7月1日の組合議会で新指定管理者が決まり、100条の結論が出れば何らかの新しい展開がみえてくる。

●6月24日 静岡新聞

  • 石井市長が7月1日の組合議会の後、地域医療振興協会と再協議する意向を示した。

●6月25日 伊豆新聞

  • 下田市議会 湊病院問題で中断。
  • 今議会の質問者8人のうち5人が湊病院問題を取り上げた。
  • 組合議会との兼ね合いもあって質問のあり方が議会運営協議会で話し合われたり、質問と答弁がかみ合わないなどで何度か中断する異常事態。
  • 沢登議員は医療空白問題について繰り返し質問。夜間救急センターの設置への努力なども求めた。
  • 医療空白に対する答弁は前日の範囲を出なかった。夜間救急センターは受け持ち地区の範囲や経費面から6市町の合意が得られなっかた事を説明。
  • そのほか土屋誠司議員、鈴木敬議員も医療問題について取り上げた。

●6月26日 伊豆新聞

  • 大久保婦久子顕彰基金に対する3000万円の寄付金のうち2000万円を新病院の医師確保などに活用するよう指定されたお金の処理について決議が行われた。
  • 指定管理者辞退で、年度内に寄付を受ける対象が決まらず、共立湊病院組合側も専決で"受け皿"を設ける予算措置を行った。
  • この変則的な処理方法には違法性があると議会初日から異議が出されてきた。
  • 当局は、処理方法は適正で、寄付者の厚志を大切にするため変則的になったと説明。
  • 議論は相いれなかったが、反対3で可決された。

●6月29日 伊豆新聞

  • 7月1日午後1時半から共立湊病院組合議会臨時会。
  • ジャパンメディカルアライアンス(JMA)を候補者に新たな指定管理者の議決を行う。
  • 契約期間は新病院開院月の1日から15年間を予定。
  • 補正は下田市からの特別負担金2000万円を、組合が医師確保のため積立金としてプールする。

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 この先は個人的感想です。

 最近伊豆新聞の報道が変わってきた気がします。かつては一部事務組合に対して不利な情報は掲載していなかったのではという印象がありましたが、最近は組合に対して疑問を示す読者投稿を掲載したり、今回の一連の記事でも組合執行部を批判する内容の一般質問や下田市議会の中断などについて詳しく記載するなど、湊病院関係の混乱を隠さずに伝えています。何か憑き物が取れましたかね。今後ともこのような、公正な報道を続けていっていただける事を期待しています。

 2000万円の寄附金は、下田市当局が押し切る形で一部事務組合に特別負担金として拠出されてしまいました。組合側も専決処分で受け入れるための基金を創設するなど、いかにも後付けの対応です。この寄附金については、これまでの記事で指摘してきたとおり、大変な疑惑がありますが、こうやって有耶無耶のうちに処理されていく経過を見ますと、やっぱりなと思ってしまいます。この2000万円が、どのように「活用」されていくのか、忘れずに追跡していきたいと思います。

 夜間救急センターの話ですが、先日明らかにされたJMAさんの指定管理者申請書《に関する運営会議での事務局説明》の中では特に触れられておらず、これまでの共立湊病院と同様に、一次救急も、二次救急も分け隔てなく下田メディカルセンター(仮称)で対応していく事になるのでしょうか。昨年の指定管理者の選定時は賀茂医師会との連携というのが大変評価されていたのですが、今回の申請書には賀茂医師会の文字は一つも無かったのでしょうかねえ。

※6月29日、コメントでの指摘を受け《 》内を加筆しました。

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コメント

万年野党の先住民です。

関係ない話ですが、私は新伊東市民病院のカラクリに興味があります。
どう考えても、赤字が5千万円位でおさまるわけがないはず。
伊豆新聞の記事を見て、気付いた事は
このカラクリは、基金で医療機器を購入することではないか?
基金(一般会計)で医療機器を購入することにより、減価償却費が発生しないようにする。
これが、この会計のミソではないかと思うのです。
こんな事が、許されるのでしょうか。
これは私の推測ではありますが、もし本当なら下田の基金問題の比ではありません。
病院事業会計の基本的概念が崩されるからです。

市で考えたのか、指定管理者が考えたのか分かりませんが、
しっかり県や国は指導して欲しいですね。
でも、どこかの団体には天下りがいるから指導出来ないのかな?
出来ないのなら、財政基盤がしっかりしている市町村や県は
この手法を真似するべきです。赤字がかなり圧縮されるはずです。
共立湊病院組合も真似するべきですが、そんなお金は無いでしょうから
出来ないでしょうね。

ここでは、減価償却費は払う必要はないという考えですが
この団体が運営する病院に支払う診療報酬は、減価償却費やリース料・賃借料が
考慮されていないのですかね。
それであれば、住民の福祉を守る観点からすれば、当然自治体は負担すべきですね。

ところで、ここの管理人は協定書の中身を把握しているみたいですが何故でしょう?
私も手に入れたく、知り合いの記者に頼みましたが、
マスコミにも配布されてなく、市長・町長と議員にしか渡していないとの事。
不思議な事があるものです。

投稿: 南伊豆の先住民 | 2010年6月29日 (火) 19時40分

南伊豆の先住民さん、お久しぶりです。いつもどきっとするコメント有り難うございます。
 前半部分については即答が難しいので少し情報収集をしてみます。南伊豆の先住民さんの方でも、書かれたような疑問がありましたら、調べてご報告いただければと思います。
 「ここでは、減価償却費は払う必要はないという考えですが」というご意見の「ここ」とは何を指しているのでしょうか。私は減価償却は指定管理者が「全額」負担すべきという考えには疑問を持っていますが、払う必要が無いとは言っていません。

 ご指摘のとおり先日の運営会議は公開で開催されたにも関わらず、配布資料は傍聴人には配られなかったそうです。おかげで録音などから情報を収集する羽目になり、草臥れました。口頭での説明を省かれたと思われる所もかなりありそうです。記事中の記述が説明不足で誤解を招いたと思いますので、訂正しておきます。ご指摘ありがとうございます。

投稿: きのじゅん | 2010年6月29日 (火) 22時11分

こんにちは。
この寄付金についての論点がいまいちわからないのですが、少なくともこのブログの中では、寄付金が何に使われるか?というよりも、今回この2000万円という寄付金が、
①「医師確保のため」としながらも、一方では当時、次期指定管理者の可能性のあった地域医療振興協会に対して寄付を要請していたこと。
②まだ指定管理者が決まらないうちに聖マリへ医師確保という名目で利用されようとしていたこと。
③それは裏金にあたるような行為ではないか?と議員が追求していること。
ではないでしょうか?間違ってます??
伊東市民病院のことが「カラクリ」なのかよくわかりませんが、基金で減価償却費がゼロになるわけではないと思いますし、初めから医療機器の一部?は基金を当てることを公言しているので、裏金とも思いません。

投稿: 南伊豆住民です | 2010年6月30日 (水) 20時35分

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