湊病院問題 8月3日 正副管理者らが協会理事長に再度継続要望
8月7日の伊豆新聞記事からです。
- 8月5日に共立湊病院組合の首長会議(※運営会議の事だと思います)が開かれた。
- 同会議で、8月3日に正副管理者らが地域医療振興協会 吉新理事長と面会し、平成24年5月の新病院開院までの指定管理継続要望を行った事が報告された。
- 内容は7月21日の要望書と同じ。
- 協会理事長は理事会で諮る事を約束したという。
- 理事長は組合運営会議(※運営協議会の誤りです)、指定管理者の自動更新はないとの意向を明らかにしているが、組合側は理事会の判断に期待をかけている。
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ここから先は個人的感想です。
会議の名称が紛らわしいので、伊豆新聞も混乱しています。「運営会議」は一部事務組合構成市町の首長の会議、「運営協議会」は、組合幹部・組合議会・指定管理者の代表による協議会です。首長会議という名称の会議は無く、本当は運営会議ですが、意味をはっきりさせるために便宜的に首長会議と言う場合もあります。
今回は理事長に直接要望されたとの事です。運営協議会の席上では敵対的でしたが…。短期間の間に2度、今回は理事長に直接、という事は今までに無かった事でその点は評価できると思います。が、報道によると内容については例の要望書と変わっていないようです。
たびたび出てくる「自動更新」ですが、ここにきてやっと理解しました。公募の時の指定条件を見ますと、「指定期間終了の日から2 年前までに双方異存がなければ自動更新できることとする。」と書かれています。現指定管理者の地域医療振興協会との協定の中にも似たような規定があるのかも知れません。
平成23年4月以降の指定管理協定の更新にあたっては、双方とも異存があり、組合は公募という手段を選び、協会は応募しないという選択をしたのですから、自動更新とならないはずです。
既報のように、8月5日の協会理事会ではこの議案については結論は出ず、8月19日の次回理事会で継続審議となりました。
[8月10日追記]
追加情報です。8月3日に協会本部に吉新理事長を訪問したのは、管理者南伊豆町長さん、副管理者東伊豆町長さん、河津町長さん、組合事務局長さんの4名でした。(副管理者ということで下田市長さんかと思ったら違いました。)
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