湊病院問題 下田市議藤井六一氏が 伊豆ジャーナル 発行
下田市議会議員の藤井六一氏が、8月10日付けで「伊豆ジャーナル」というA3両面印刷の新聞を作り配布したものを、読者の方からいただきました。
共立湊病院問題特集号と題されており、次のような見出しの記事が掲載されています。
- あなたの疑問にお答えします
医療空白は市町長の責任
協会を責めるのは筋違い
救急車も右往左往 助かる人も助からない事態が
「医療の空白」って何?!
「医療空白」は避けられたのでは?!
医療空白をもたらした責任は 誰に?!
救急患者はどこへ
- 地域医療振興協会が公募に応じなかった訳は?
- 共立湊病院組合議会 人騒がせな100条調査
「大山鳴動して鼠一匹」も出なかった
お門違いの調査では…
議会の暴走に批判も… - 元県立下田南高校跡に建設が予定されている
下田メディカルセンター(仮称)完成予想図 - 病院組合は聖勝会に損害賠償の要求を…
下田市議有志が病院組合に監査請求 - 2千万円の受け入れは規約違反だ
下田市議が病院組合監査委員に是正を求める
「医療の空白」、「協会はずし」、「百条委員会調査」、「指定管理者辞退に対する損害賠償」、「寄附金問題」といった、このブログでもこれまで取り上げてきた事柄について、分かりやすく説明され、大変読みごたえのある記事が満載でした。
また以前にも紹介しましたが、記事によると、下田市議の沢登英信議員、土屋誠司議員、藤井六一議員のお三方が、共立湊病院組合監査委員に対して、監査請求(職員措置請求)を行い、寄附金の扱いの問題に加えて、指定管理者を辞退した聖勝会さんに損害賠償請求を行うよう求めているそうです。 監査結果は9月末日までに出されるそうです。
組合の監査委員は二人で、そのうちのお一人は将来構想特別委員会委員長であり、病院事業調査特別委員会(百条委員会)委員長でもあり、聖マリアンナ医大に公募への参加をお願いに行って、寄附講座について組合で検討する事を話したとされる議員さんなのですね。利害関係者である可能性が払拭できない方が監査をするというのは大いに問題ありと感じますが、仕方ないようです。
藤井議員がこれだけの内容を纏めて実名で配布された事に対して敬意を表します。当然ながら、対立する立場の方々からの反発・反論も予想されますが、お互いが正々堂々と表で意見を交わしてこそ民主主義だと思います。これをきっかけに、今まで十分な情報が得られていたとは言えない地域住民の皆さんの間の議論が活発になる事を期待しています。最大の問題は「これまでがどうだったか」、よりも「これからどうするのか」ですから。
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コメント
伊豆ジャーナル掲載してください
投稿: 地域医療 | 2010年8月11日 (水) 22時09分
地域医療さん、伊豆ジャーナルは藤井議員の著作物なので、ご本人の許諾が無いとネットに公開できません。近日お願いするつもりでいますので、その結果をお待ちいただければと思います。
投稿: きのじゅん | 2010年8月11日 (水) 22時35分
藤井議員の伊豆ジャーナルは今朝の新聞に混ざって新聞受けに入っておりました。どの程度まで配布したかは知りませんが、市民の多くは読んだのではないかと推測されます。
投稿: 一市民 | 2010年8月12日 (木) 23時43分
一市民さん、コメント有難うございました。
本日藤井六一議員から、公開の許諾をいただきました。記事本文の一面、二面のところをクリックすると画像が開きます。ご覧下さい。
投稿: きのじゅん | 2010年8月14日 (土) 17時40分