湊病院問題 伊豆新聞「結論持ち越し」の記事
8月12日伊豆新聞に次のような見出しの記事が載りました。
湊病院指定管理で地域医療振興協会
2年後の開院まで継続
結論は持ち越し
こんな つり のような見出し、東スポじゃないんですから(^-^; 一瞬継続が決まったのかと思ってしまいました。
ブログ読者の方には特に目新しい情報ではありません。8月5日の理事会で継続審議となった事を、組合管理者の南伊豆町長さんが10日午後に明らかにした というだけの内容です。組合管理者の南伊豆町長さんは、「早い回答を期待していたが、相手のあることで仕方ない」と述べたと書かれています。うーん。
この先は新聞記事からは離れます。
8月3日に組合幹部の方々が協会本部を訪れ、継続の要望をしました。
協会側は、継続に伴なって当然生じるであろう諸問題(50床で開院するという新病院引き継ぎのための段階的な現病院の規模・診療内容の縮小や、そのために相対的に余剰となる職員の雇用対策、予想される億単位の赤字など)を指摘しましたが、組合側はこれらの問題の存在を認識しておらず、協会が繋ぎの現病院運営をした場合は、引継ぎの日まで現状の病院機能がフルに維持されるものと考えていたようです…。
引き継ぎのプロセスについて組合側は、計画も立案も困難なので、計画・条件等を協会で検討していただけるか、というような話も出たようです。
「医療の空白」(共立病院の休止)を回避するのであれば、指定管理者議決の前に考えておくべき事であったはずですが、結局、すべての施策が後手後手で、いよいよ時間が足りない状況です。
新聞記事の話に戻ります。
そんな経過の中で、「早い回答を期待していたが、相手のあることで仕方ない」という組合管理者談話は、いったいどういう意味なのかと思います。新聞報道は談話のごく一部だけを切り取って書きますから、真意を話した部分は割愛されてしまったのだと信じます。
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