石垣島の旅03 島の印象
平成22(2010)年9月22日(水)
レンタカー営業所を出発して、まずは今日から5泊する コーラルリゾート石垣島 を目指します。こちらも航空券確保の直後に楽天トラベルで予約したものです。石垣島北部の伊原間という集落にあり、空港や市街地からは25km程離れています。
まだ土地勘も無いので、素直に国道390号線を走る事にします。アオサンゴで有名な白保の集落を抜けます。道路は海岸から少し入った高台を通っているので、海は遠くに時々見えるだけです。
白保を過ぎると道は東から北に進路を変えます。数日前の台風の影響で、道路脇には枯葉や枯れ枝が多く、倒れた街路樹も散見され、痛々しいです。やがて左手に真新しい高架橋のような物が見えてきました。新石垣空港のアクセス道路かしらなどと思いながら、次第に接近していくと、なんだか変です。道路にしては幅が狭く水道橋程度しかありません。そして反対側は途中で途切れています…。きっと新石垣空港の誘導灯設備なのでしょうね。この付近道路は付け替えられたらしく、ナビはしばらく道の無いところを走行していきます。この新空港ができると、本州からの直行便が飛べるようになるようです。
人家もまばらとなり、牧草地が増えてきました。右側に海を望みながら、軽いアップダウンのある丘陵地を走っていく様子は、なんだか北海道の釧路から根室あたりのような雰囲気。それでいて、海は真っ青なサンゴ礁の海なのですから、素晴らしい!
小さな集落をいくつか通り過ぎます。信号機は無く、大きな商店もありません。星野という集落にある星野共同売店に車を停めて、ちょっと買い物。平らな屋根と玄関脇の丸ポスト。隣にはなぜか人魚姫の像がいい味を出しています。日本でありながら、こののんびりとした雰囲気はまるでタイやカンボジアの郊外の村とも似ているなと思いました。
この日の夜は再び市街地周辺に戻り買出しをしました。市街地には24時間営業の大型スーパー(マックスバリュー)や、全国チェーンの電気店・衣料品店、ドラッグストア、パチンコ店、コンビニなど、どこにでもある普通の地方都市という感じです。しかし、車で10分ぐらい走るとそういった施設が全く無くなってしまいます。現代的で便利な生活と、昔ながらののんびりとした生活が、共存しているのがとても面白いと感じました。
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